

人間以外の種族となると・・・

異世界的には、エルフ・ドワーフ・獣人族

他にも、色々と想像を駆り立てられる

透明「クーニャ様は、他の種族の方とも
交流があるんですか
」

ニャ「(もちろんあるぞ
エルフィなんかは、
よくこの森にも来るからなぁ~
)」

よくこの森にも来るからなぁ~

透明「エルフィ
」

ニャ「(う~ん
お前さんの認識だと、妖精って
言うのがそれに当たるかな
)」

言うのがそれに当たるかな


透明「へぇ~
妖精って、種族として扱われて

いるんですね

私のいた世界でも、妖精はいますけど、
人間には認識しづらい存在なんです
」

ニャ「(ほう
それはまた、面白いなぁ~
妖精を認識できないというのは、
どういった理が働いているのだろ
お前さんの世界のことをもっと知りたく
なってきたぞ
)」


妖精を認識できないというのは、
どういった理が働いているのだろ

お前さんの世界のことをもっと知りたく
なってきたぞ

この後、少しクーニャ様とお互いの世界の認識を深め
ていったのだが、この世界では妖精はその他の種族と
当たり前に共存しているらしく、妖精の力を借りることで
いわゆる魔法の使用もできる らしい

私は、クーニャ様との話が面白くて、なかなかその場から
出立できずにいたが、流石に向かう場所が遠いため、
そろそろ出発せざるおえなくなったしまった

透明「クーニャ様
本当にありがとうございました
」


ニャ「(いやいや
わしらも楽しかったぞ
)」


透明「あ、あの~
最後にひとつだけ、お聞きしても
」


ニャ「(なんだい
)」

透明「クーニャ様は、わしらって言っていますが、
何故、複数形なのでしょうか
」

ニャ「(なんだ、気づいてなかったのか
)」


透明「えっ
」

森がざわつき出す

ニャ「(わしらは、この森そのものなんだ
森の木も水も、花も岩も風も、全てわしらなんだよ
だから、透明はこの森、つまりわしらに包まれて
いるということなんだ
)」

森の木も水も、花も岩も風も、全てわしらなんだよ

だから、透明はこの森、つまりわしらに包まれて
いるということなんだ

透明「そ、それじゃぁ~
さっき、湧き水を頂いたのも
」


ニャ「(わしらの誰かが、透明を助けたんだろうね
)」

透明「そうでしたか
・・・本当にありがとうございました
」


私は深々と森に頭を下げる

ニャ「(・・・透明はちゃんと礼節を重んじる良い人間
何だなぁ~
・・・よし
コレをもっていけ
)」
何だなぁ~




そう言うと、クーニャ様は、小さな翡翠のような石を
手渡してくれた・・・。
透明「これは
」

ニャ「(本当は、やってはいけないんだけど、神様も
透明が良い心の持ち主なら渡しても良いって
)」
透明が良い心の持ち主なら渡しても良いって

突然、石が光出す




透明「
」

ニャ「(まだ、生まれたばかりのわしらの子だよ
わしらとは、意識でつながっているから、
道案内にはなると思ってね
)」

わしらとは、意識でつながっているから、
道案内にはなると思ってね


透明「か、か、か、かわいい~~~~~
」

クーニャ様をさらに小さくしたような、もこもこの子猫が
私の手のひらに包まれている

クーニャ様が大人とすれば、この子は、ちびにゃと
いったところか

ちび「・・・よう
透明
よろしくな
」



透明「
」

お、お口が悪い



ギャップ萌 狙いかぁ~~~~~ 



く~~~~~ぅ
どちらにせよ、可愛い~~


ニャ「(こら
口が悪いぞ
)」



ちび「は~い
」

ニャ「(それじゃぁ、透明
気をつけてな
透明に神様の加護がありますように
)」


透明に神様の加護がありますように


透明「ありがとうございました

クーニャ様もお元気で
それでは
」


旅は道連れ、世は情け
クーニャ様の気遣いに感謝しつつ、ちびにゃとの
冒険が始まる

クーニャ様の気遣いに感謝しつつ、ちびにゃとの
冒険が始まる

続く ・・・。







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