

ゴルさんと別れた後、私達は宿屋の受付で
部屋を借りることに・・・

女将さんは、凄く気さくな人で、
色々とこの世界の常識を教えてくれた

まぁこれもちびにゃの存在と門番のライクさん

のおかげだから改めて感謝しないといけないな


部屋に案内された私達は、部屋を確認した後、
一階の酒場で食事にありつくことに・・・

出てきた食事は、今までに見たことの無いもの
ばかりで、唯一馴染みがあったのが卵料理だった

しかし、ちびにゃは、卵料理は苦手らしく、
理由を聞くと、料理に使われている卵を産んだ
動物が苦手とのこと・・・。
卵は鶏と認識している私としては、この卵を
産んだモノの姿を見てみたいと思ったが、
ちびにゃに止められる・・・

一体この卵は、何の卵なんだろう


しかし、不思議な光景だ

ちびにゃの前に出すと料理が霧散し、ちびにゃが
それを吸い込んでいく・・・料理は普通に食べられるが
魔素にも変換できるらしく、仕組みが謎だった

お腹一杯になった私達は、一日の疲れを取るため
早めに床につくことに・・・

明日は一体、何が待ち受けているのか

ワクワクしながらその日を終える・・・・

そして、次の日・・・

ちび「おい




透明「う、ううっ


一瞬、何が起こったのか



・・・・そうか、私は異世界に来ていたんだ

昨日のことが夢なのではと、まだどこかで
思っていた私は、冷静さを取り戻すのに
少し時間がかかってしまっていた・・・。
透明「おはよう


ちび「透明~


おいら、お腹すいた~~~~


透明「お、おう


時間的に見て、まだ6時ちょっと前くらいか


やはり、ちびにゃはよく食べるらしい・・・。
眠い目をこすりながら、顔を洗い、支度をし、
一階へ降りてゆく・・・

透明「あっ



女将「あれ




やっぱり


この世界の人の早朝が何時くらいなのか

はかれなかったが、今なんとなくわかった

透明「ちび・・・クーニャ様がお腹すいたと
言うもので・・・

女将「ありゃありゃ


すぐに朝食を用意するから待っててね

透明「す、すみません・・・

酒場のテーブルでグダグダしている
ちびにゃに話しかける・・・。
透明「ねぇ、ちびにゃ

ちび「な~に~~~


透明「グダグダだね

いつもこれくらいに起きてるの

ちび「ううん


透明「こ、これより、早いの

ちび「うん
」
透明「そ、そっか
・・・でも人族の世界では
この時間は、まだみんな寝ている人も
多いみたいだよ
」
ちび「うそ
」
透明「本当
」
ちび「そうなのかぁ~
う~~~ん
女将さんに悪いことしちゃったなぁ~
」
いや、その前に私には・・・

透明「だから明日からは、もう少し・・・ね
」
ちび「うっ、うん
わかったよ
だけど、そのためにも、少し食べ物を
買っておかないといけないなぁ~
オイラ、お腹が減るのだけはどうしても
耐えられないから
」
透明「わ、わかった
今日、何か非常食買って来ようね
」
ちび「うん
」
そんなこんなで、無理に朝食を出してもらった
私達は、朝食をすませ、ゴルさんが来るのを
待った・・・。
3時間後・・・・
ゴル「よう
透明
」
ちび「ゴル
遅い~~~~~っ 
」
ゴル「えっ
は、はい
すみませんでした~
」
透明「いやいやいやいや
ちびにゃが早いからでしょ
」
ゴル「す、すみません
協会も10時にならないと開きやせんので
ここで朝食でもしてからと・・・
」
ちび「ちょ、朝食~~~
食べる~~~

」
おいおいおいおい

さっき食べたのは何食だったんだよ~~~

そう言うと、ゴルさんとちびにゃが朝食を注文
私は流石に入らず、コーヒーのような
飲み物だけを注文する・・・
何故か、余計な出費がかさんでいるような
朝食を終え、いよいよ冒険者ギルドへ
ギルドへは、宿屋から徒歩で3分ぐらいで到着
早速、受付を済ませることに・・・。
ここでも、ちびにゃ
大活躍
一時間程度で登録が完了した
サリ「それでは、登録が完了しましたので、
これからは、そこの案内板で仕事を
受理してください
わからないことは、私サリアがお答えしますので
お気軽にお聞きくださいね
」
透明「ありがとうございます
サリアさん
ちなみに、クエスト・・し、仕事の内容は
どんなものを受けても良いのでしょうか
」
サリ「ええ
自分のできそうな仕事でれば、何でも
ただ、中には危険な仕事もありますので、
自分で難しいとか危険と思うものは、
避けていただいた方が良いと思います
」
透明「そっか
・・・ちなみに、ランクとかは
」
サリ「ランク
」
透明「いえいえ
何でもありません

早速、試してみますね
」
そっか~
冒険者ランクというのは無いのか~
ちょっと、残念

ゲームの世界において、レベル上げやランク上げが
大好きな透明先生としては、少し物足りなさを
感じていたが、実際に生死に関わることだし、
レベルやステータスもないようだから、根本的に
そういった概念が存在しないのかもしれないなぁ

そして、これも驚きだったのだが、仕事の受注は
タッチパネルで探すようだ
これは、私達の世界とリンクしていて驚いた
操作方法も、ほとんどiPadと同じ
これは、お手の物だった・・・。
ゴル「よし
さっそく、仕事を受けてみようぜ
」
透明「え~っと
・・・コレかな
」
ゴル「そうそう
この中から選ぶんだが・・・。
透明は、どれほどの腕があるのか
わからんからんぁ~

とりあえず、無難にコレとかどうだ
」
透明「シーケル
」
ちび「シーケルっていうのは昨日倒したヤツだよ
ちなみに、このずっと後にあるシーケアルは
あいつらのボスのことだよ
」
透明「ええ~~~っ
昨日のボスって、
こんなに後に出てくるの
」
ゴル「なんだ
お前、シーケアルに会ったのか
よく逃げてこれたなぁ~
」
ちび「ゴル
違うぞ
透明は昨日一人でシーケアルを倒したんだ
」
ゴル「な、なに~~~っ
お、お前、実は凄い使い手だったのか
」
透明「えっ
い、いや
使い手って
」
ヤギだよ
確かに肉食獣の身体だけど、ヤギだよ
メェ~~~~ッ
って言ったよ

ゴル「こりゃ~~~
拾い物したもんだ
だったら、この仕事を請け負ってみないか
」
透明「グラーグス
」
ゴル「通常なら、二人で対峙するなんて無理な相手だが、
お前と俺の魔法具なら、なんとか弱らせる
くらいなら、いけるかもしれねぇ~
もしヤバかったら、すぐ逃げればいいしな
グラーグスは、テリトリーからあまり出ねえから
挑戦してみねぇ~か
もし、弱らせることでもできれば、英雄ものだぞ
」
透明「そ、そんなに危険な相手なの
」
ちび「う、うん
ちょっと、無謀な気が・・・
」
透明「もしかして・・・(ドラゴン的な存在
)
よし
見るだけでもいいから、行ってみよう
でも、弱らせることができるだけでも
報酬がもらえるって凄いね
」
ゴル「ああ
ヤツは、とてつもなく凶暴でな
俺の魔法具でも、傷ひとつ付けられなかった
頑丈な奴なんだ
放っておいて、何かの拍子に町に来ちまったら
大変だからよ
危険な目は早く摘んでおきたいんだよ
それに空挺もあいつの側を飛べないからな
」
透明「空挺って
あの空飛ぶ乗り物のこと
」
ゴル「そうだ
そう言えば、グラーグスのいる
湿地帯までは、空挺で行くからな
」
透明「マジですか
」
次回、初めてのお仕事です
続く ・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください

https://guardian-jewelry.com/

透明「そ、そっか

この時間は、まだみんな寝ている人も
多いみたいだよ

ちび「うそ


透明「本当

ちび「そうなのかぁ~


女将さんに悪いことしちゃったなぁ~


いや、その前に私には・・・


透明「だから明日からは、もう少し・・・ね

ちび「うっ、うん


だけど、そのためにも、少し食べ物を
買っておかないといけないなぁ~

オイラ、お腹が減るのだけはどうしても
耐えられないから

透明「わ、わかった

今日、何か非常食買って来ようね

ちび「うん

そんなこんなで、無理に朝食を出してもらった
私達は、朝食をすませ、ゴルさんが来るのを
待った・・・。
3時間後・・・・

ゴル「よう


ちび「ゴル



ゴル「えっ




透明「いやいやいやいや

ちびにゃが早いからでしょ

ゴル「す、すみません

協会も10時にならないと開きやせんので
ここで朝食でもしてからと・・・

ちび「ちょ、朝食~~~

食べる~~~



おいおいおいおい


さっき食べたのは何食だったんだよ~~~


そう言うと、ゴルさんとちびにゃが朝食を注文

私は流石に入らず、コーヒーのような
飲み物だけを注文する・・・

何故か、余計な出費がかさんでいるような

朝食を終え、いよいよ冒険者ギルドへ

ギルドへは、宿屋から徒歩で3分ぐらいで到着

早速、受付を済ませることに・・・。
ここでも、ちびにゃ


一時間程度で登録が完了した

サリ「それでは、登録が完了しましたので、
これからは、そこの案内板で仕事を
受理してください

わからないことは、私サリアがお答えしますので
お気軽にお聞きくださいね

透明「ありがとうございます


ちなみに、クエスト・・し、仕事の内容は
どんなものを受けても良いのでしょうか

サリ「ええ


ただ、中には危険な仕事もありますので、
自分で難しいとか危険と思うものは、
避けていただいた方が良いと思います

透明「そっか


サリ「ランク

透明「いえいえ



早速、試してみますね

そっか~


ちょっと、残念


ゲームの世界において、レベル上げやランク上げが
大好きな透明先生としては、少し物足りなさを
感じていたが、実際に生死に関わることだし、
レベルやステータスもないようだから、根本的に
そういった概念が存在しないのかもしれないなぁ


そして、これも驚きだったのだが、仕事の受注は
タッチパネルで探すようだ

これは、私達の世界とリンクしていて驚いた

操作方法も、ほとんどiPadと同じ

これは、お手の物だった・・・。
ゴル「よし


透明「え~っと


ゴル「そうそう

透明は、どれほどの腕があるのか
わからんからんぁ~


とりあえず、無難にコレとかどうだ

透明「シーケル

ちび「シーケルっていうのは昨日倒したヤツだよ

ちなみに、このずっと後にあるシーケアルは
あいつらのボスのことだよ

透明「ええ~~~っ


こんなに後に出てくるの

ゴル「なんだ


よく逃げてこれたなぁ~


ちび「ゴル


透明は昨日一人でシーケアルを倒したんだ

ゴル「な、なに~~~っ

お、お前、実は凄い使い手だったのか


透明「えっ



ヤギだよ



メェ~~~~ッ



ゴル「こりゃ~~~


だったら、この仕事を請け負ってみないか

透明「グラーグス

ゴル「通常なら、二人で対峙するなんて無理な相手だが、
お前と俺の魔法具なら、なんとか弱らせる
くらいなら、いけるかもしれねぇ~

もしヤバかったら、すぐ逃げればいいしな

グラーグスは、テリトリーからあまり出ねえから
挑戦してみねぇ~か

もし、弱らせることでもできれば、英雄ものだぞ

透明「そ、そんなに危険な相手なの


ちび「う、うん


透明「もしかして・・・(ドラゴン的な存在

よし


でも、弱らせることができるだけでも
報酬がもらえるって凄いね


ゴル「ああ


俺の魔法具でも、傷ひとつ付けられなかった
頑丈な奴なんだ

放っておいて、何かの拍子に町に来ちまったら
大変だからよ

危険な目は早く摘んでおきたいんだよ

それに空挺もあいつの側を飛べないからな

透明「空挺って


ゴル「そうだ

湿地帯までは、空挺で行くからな

透明「マジですか


次回、初めてのお仕事です

続く ・・・。







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