占い師の日記

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異世界冒険譚・16

2019年11月17日 08時00分14秒 | とあるゴールデンウィークの話*-あくの強い大人達*-もう一つの世界
異世界冒険譚16



ゴルさんと別れた後、私達は宿屋の受付で

部屋を借りることに・・・

女将さんは、凄く気さくな人で、

色々とこの世界の常識を教えてくれた

まぁこれもちびにゃの存在門番のライクさん

のおかげだから改めて感謝しないといけないな


部屋に案内された私達は、部屋を確認した後、

一階の酒場で食事にありつくことに・・・

出てきた食事は、今までに見たことの無いもの

ばかりで、唯一馴染みがあったのが卵料理だった

しかし、ちびにゃは、卵料理は苦手らしく、

理由を聞くと、料理に使われている卵を産んだ

 動物が苦手
とのこと・・・。

卵は鶏と認識している私としては、この卵を

産んだモノの姿を見てみたいと思ったが、

ちびにゃに止められる・・・


一体この卵は、何の卵なんだろう


しかし、不思議な光景だ・・・料理を取り分け

ちびにゃの前に出すと料理が霧散し、ちびにゃが

それを吸い込んでいく・・・料理は普通に食べられるが

魔素にも変換できるらしく、仕組みが謎だった


お腹一杯になった私達は、一日の疲れを取るため

早めに床につくことに・・・

明日は一体、何が待ち受けているのか

ワクワクしながらその日を終える・・・・



そして、次の日・・・



ちび「おい透明起きろ~

透明「う、ううっ・・・・ハッ


一瞬、何が起こったのかわからなくて慌てる

・・・・そうか、私は異世界に来ていたんだ

昨日のことが夢なのではと、まだどこかで

思っていた私は、冷静さを取り戻すのに

少し時間がかかってしまっていた・・・。


透明「おはようちびにゃ

ちび「透明~遅いよ~

   おいら、お腹すいた~~~~


透明「お、おうそ、そうか


時間的に見て、まだ6時ちょっと前くらいか

やはり、ちびにゃはよく食べるらしい・・・。

眠い目をこすりながら、顔を洗い、支度をし、

一階へ降りてゆく・・・



透明「あっ女将さんおはようございます

女将「あれ透明くん早いねぇ~


やっぱり


この世界の人の早朝が何時くらいなのか

はかれなかったが、今なんとなくわかった


透明「ちび・・・クーニャ様がお腹すいたと

   言うもので・・・

女将「ありゃありゃそれは大変

   すぐに朝食を用意するから待っててね

透明「す、すみません・・・


酒場のテーブルでグダグダしている

 ちびにゃ
に話しかける・・・。


透明「ねぇ、ちびにゃ

ちび「な~に~~~

透明「グダグダだね・・・ちびにゃは

   いつもこれくらいに起きてるの

ちび「ううんもう少し早いかなぁ~

透明「こ、これより、早いの

ちび「うん

透明「そ、そっか・・・でも人族の世界では

   この時間は、まだみんな寝ている人も

   多いみたいだよ

ちび「うそ

透明「本当

ちび「そうなのかぁ~う~~~ん

   女将さんに悪いことしちゃったなぁ~


いや、その前に私には・・・


透明「だから明日からは、もう少し・・・ね

ちび「うっ、うんわかったよ

   だけど、そのためにも、少し食べ物を

    買っておかないといけないなぁ~


   オイラ、お腹が減るのだけはどうしても

   耐えられないから

透明「わ、わかった

   今日、何か非常食買って来ようね

ちび「うん



そんなこんなで、無理に朝食を出してもらった

私達は、朝食をすませ、ゴルさんが来るのを

 待った
・・・。


3時間後・・・・


ゴル「よう透明

ちび「ゴル遅い~~~~~っ 

ゴル「えっは、はいすみませんでした~

透明「いやいやいやいや

   ちびにゃが早いからでしょ

ゴル「す、すみません

   協会も10時にならないと開きやせんので

   ここで朝食でもしてからと・・・

ちび「ちょ、朝食~~~

   食べる~~~


おいおいおいおい

さっき食べたのは何食だったんだよ~~~


そう言うと、ゴルさんとちびにゃが朝食を注文

私は流石に入らず、コーヒーのような

飲み物だけを注文する・・・


何故か、余計な出費がかさんでいるような


朝食を終え、いよいよ冒険者ギルドへ


ギルドへは、宿屋から徒歩で3分ぐらいで到着

早速、受付を済ませることに・・・。

ここでも、ちびにゃ大活躍

一時間程度で登録が完了した



サリ「それでは、登録が完了しましたので、

   これからは、そこの案内板で仕事を

   受理してください

   わからないことは、私サリアがお答えしますので

   お気軽にお聞きくださいね

透明「ありがとうございますサリアさん

   ちなみに、クエスト・・し、仕事の内容は

   どんなものを受けても良いのでしょうか

サリ「ええ自分のできそうな仕事でれば、何でも

   ただ、中には危険な仕事もありますので、

   自分で難しいとか危険と思うものは、

   避けていただいた方が良いと思います


透明「そっか・・・ちなみに、ランクとかは

サリ「ランク

透明「いえいえ何でもありません

   早速、試してみますね


そっか~冒険者ランクというのは無いのか~

ちょっと、残念

ゲームの世界において、レベル上げやランク上げが

大好きな透明先生
としては、少し物足りなさを

感じていたが、実際に生死に関わることだし、

レベルやステータスもないようだから、根本的に

そういった概念が存在しないのかもしれないなぁ


そして、これも驚きだったのだが、仕事の受注は

タッチパネルで探すようだ

これは、私達の世界とリンクしていて驚いた

操作方法も、ほとんどiPadと同じ

これは、お手の物だった・・・。


ゴル「よしさっそく、仕事を受けてみようぜ

透明「え~っと・・・コレかな

ゴル「そうそうこの中から選ぶんだが・・・。

   透明は、どれほどの腕があるのか

   わからんからんぁ~

   とりあえず、無難にコレとかどうだ

透明「シーケル

ちび「シーケルっていうのは昨日倒したヤツだよ

   ちなみに、このずっと後にあるシーケアル

   あいつらのボスのことだよ

透明「ええ~~~っ昨日のボスって、

   こんなに後に出てくるの

ゴル「なんだお前、シーケアルに会ったのか

   よく逃げてこれたなぁ~

ちび「ゴル違うぞ

   透明は昨日一人でシーケアルを倒したんだ

ゴル「な、なに~~~っ

   お、お前、実は凄い使い手だったのか

透明「えっい、いや使い手って


ヤギだよ確かに肉食獣の身体だけど、ヤギだよ

メェ~~~~ッって言ったよ


ゴル「こりゃ~~~拾い物したもんだ

   だったら、この仕事を請け負ってみないか

透明「グラーグス

ゴル「通常なら、二人で対峙するなんて無理な相手だが、

   お前と俺の魔法具なら、なんとか弱らせる

   くらいなら、いけるかもしれねぇ~

   もしヤバかったら、すぐ逃げればいいしな

   グラーグスは、テリトリーからあまり出ねえから

   挑戦してみねぇ~か

   もし、弱らせることでもできれば、英雄ものだぞ

透明「そ、そんなに危険な相手なの

ちび「う、うんちょっと、無謀な気が・・・

透明「もしかして・・・(ドラゴン的な存在)

   よし見るだけでもいいから、行ってみよう

   でも、弱らせることができるだけでも

   報酬がもらえるって凄いね

ゴル「ああヤツは、とてつもなく凶暴でな

   俺の魔法具でも、傷ひとつ付けられなかった

   頑丈な奴なんだ

   放っておいて、何かの拍子に町に来ちまったら

   大変だからよ

   危険な目は早く摘んでおきたいんだよ

   それに空挺もあいつの側を飛べないからな

透明「空挺ってあの空飛ぶ乗り物のこと

ゴル「そうだそう言えば、グラーグスのいる

   湿地帯までは、空挺で行くからな

透明「マジですか



次回、初めてのお仕事です 



         続く ・・・。



昴と透明先生のお店 
Guardian Jewelry Access 
是非ごらんください 



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コメント (8)
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