

透明「わぁ~~~~っ
」

町は美しく、私達の想像を超えるものが
沢山存在していた

町に存在する建物は、人が扉の前に立てば
自然と扉が消えるようにできている

そのため、誰も歩みを止めず、家や店に
当たり前に入って行く・・・。
透明「きっと、家なんかは、主を認識して
扉をあける仕組みなんだろうなぁ~



最先端過ぎて、クラクラしちゃうよ
」

ちび「透明
大丈夫
」


透明「そういえば、ちびにゃって凄いんだね

さっき、門番の人が驚いていたし、
顔パスで町に入れるなんて
」

ちび「ふふ~ん
やっと分かったか~


わしらクーニャは、神様の使いだからな
」

透明「あっ
アレも凄いなぁ~


えっ
マジか~~~
」




ちび「おい
聞いてるのか~




ちょっとは、敬え~~~っ
」

そんなこんなで、やっとこさ核を買い取って
くれるお店の前へ到着

透明「・・・・あのさ~、ちびにゃ
」

ちび「何だい
」


透明「さっきから、普通に気にしてなかったんだけど、
この世界って、何で日本語通じるんだろう
」

ちび「日本語
」

透明「うん
日本語っていうのは、私の住んでいた

国の言葉で、他の国では通じないんだ

クーニャ様やちびにゃは、特別な存在だから、
言語の理解ができるんだって、勝手に思って
いたのだけど、この世界はみんな当たり前に
日本語通じるから、不思議に思ってさ
」

ちび「それならアレだよ
」

透明「えっ
」

ちびにゃが上空を指差している・・・。
透明「アレって
・・・この町を包んでいる壁のこと
」


ちび「そうそう
この壁の中であれば、勝手に言語変換

されるんだ

この世界でも勿論、エルフィや獣族の言語は
違うものだから、自然と相互理解できるように
あの壁が脳内変換してくれるようになっているんだ
」

透明「ま、まじか
異世界すげーーーーっ


でも、今のところ、他の種族と会ってないけど・・・。」
ちび「ああ、それはこの町が人間のテリトリーだからだよ
」

透明「テリトリー
」

ちび「うん
それぞれの種族には、それぞれの文化や町が

存在していて、このニーゼは人族しか住むことが
できない町なんだ
できない町なんだ

もちろん、他の町では、どの種族でも暮らせる
町もあるけどね
」


透明「そうなんだ・・・ちょっと残念
」

ちび「でも、住むことができないだけで、
働くことはできるぞ
」

透明「えっ
」

ちび「この世界では、種族によって通貨が違うから、
外貨を得る為に、こういったテリトリーに
出稼ぎに来ている種族もいるから、きっと
お店とかにいけば、いるんじゃないかなぁ
」

透明「でも、住むことはできないんじゃ
」

ちび「住むことはね
一時的に宿を借りて稼ぐことは

許されているから、みんな宿代と一緒に
稼いでいるんだよ
」

透明「要するに家を買うことができないだけで、
滞在することはできるってことか~
滞在することはできるってことか~

なかなかに興味深い・・・。」
ちび「そんなことより
早く核を売って、宿に行かなきゃ
」


透明「そ、そうだった
」

次回、この世界の通貨を手に入れます 

続く ・・・。







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