

店員「いらっしゃいませ
クーニャ様


門番のライクから、お話は聞いています

その方が、迷い人さんですね
」


ちび「お邪魔するよ~

こいつが透明だ
身元はオイラが保証する
」


透明「
・・・・エ・・・。」

ちび「エ
」


店員「
」

透明「エルフきた~~~~~っ 
」


美しい容姿、とんがった耳、人とは思えぬ
神秘性を纏った、まさにエルフがそこに
神秘性を纏った、まさにエルフがそこに

ちび&店員「
」

透明「あっ
す、すみません


ちょっと、テンションが
」

店員「あははははっ
面白い人ですね


私は、ルクルクと言います
」

透明「私は、透明と言います

よろしくお願いします
・・・ところで・・・」

ルク「
」

透明「ルクルクさんは、人族じゃないですよね
」

ルク「えっ、あっ

私は、エルフィと人族のハーフです

ただ・・・
」

「ぽかっ
」

透明「あいた~~~~っ 
」


ちび「こら
透明




エランは、立派な人族だ
変なこと言うな
」


透明「えっ
あっ
ご、ごめんなさい
」




やばい
勝手に種族分けしちゃったけど、

もしかして、これって人種差別になるのか

それに、エランっていうのは、こちらで言う
エルフのことみたいだ・・・。
透明「すみません
この世界に来て、まだ間もなくて、

そ、その~・・・
」

ルク「だ、大丈夫ですよ
気にしていませんから
」


ちび「ルクルクとやら、すまんな



こいつがいた世界には、エルフィが見えない
存在らしくてね
存在らしくてね

透明
エルフィと人族のハーフ以外にも、

獣族とエルフィ、人と獣族のハーフもいるが、
それらの者は、自分がどちらの種族かを
自由に決められるんだ
自由に決められるんだ

だが、色々と問題もあってな
」

透明「すみません
私の世界でも、そういったことは

色々とあるので、よくわかります

ルクルクさん
本当にごめんなさい
」


ルク「大丈夫です
それにしても、透明さんの世界は

不思議ですね

エルフィが見えない世界って、自然は保たれて
いるのですか
」
いるのですか

透明「はい
・・・でも、やはりエルフィが見えないため、

自然を普通に破壊してしまうことも多くて、
沢山の問題を抱えています
沢山の問題を抱えています

私の世界でもエルフィが見えれば、きっと自然との
関係も節度をもって対応できると思うのですが・・・。」
ルク「そうですか・・・でも、それも神様が決めたこと
なんですよね

きっと、何か解決できる方法があるのだと思います
」

透明「そうですね・・・ありがとうございます
」

ちび「さて、誤解も解けたところで、換金してもいいかい
」

ルク「あっ
そうでしたね


素材の方を見せていただけますか
」

ちび「うむ
コレじゃぁ
」


ルク「
」

あれ
ルクルクさん、驚いている


ルク「こ、この核は、どこで
」

ちび「これは、わしらの森で発生した害獣のものだ
」

ルク「こんな立派な核を見たのは初めてです
」

透明「えっ
」


ちび「そうであろう
そうであろう
」



ルク「特に、この大きな核・・・相当苦労
なさったのではないですか
」

透明「えっ
えっ
」


ちび「もちろんだ
少しは色をつけてくれよ
」


ルク「わかりました
少々お待ち下さい
」


ルクルクさんは、お店の奥へ走って行った・・・。
透明「あの~
あの核ってそんなに
」


ちび「そりゃそうだよ

透明が討伐したボスは、結構強い方の害獣だ

普通なら、ある程度準備をして複数人で
討伐しなくちゃならない相手なんだよ
」
討伐しなくちゃならない相手なんだよ

透明「そ、そうなんですか・・・・
」

それで、ちびにゃもあの時、驚いていたんだ・・・。
ルク「お待たせしました
これだけ質の良い核ですので、

1260キュラでよろしいでしょうか
」

ちび「うむ
十分だ
良いだろう
透明
」




透明「うっ
す、すみません
通貨の価値が
よく分からなくて・・・
」


よく分からなくて・・・

ちび「あっ
そっか
そこから教えないとな
」



通貨の価値が分からないというのは、
これほど不便なものなんだ
私は、なんだか恥ずかしくなっていた ・・・
これほど不便なものなんだ

私は、なんだか恥ずかしくなっていた ・・・

続く ・・・。







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