

明穂「わしは・・・・わしは・・・(え~ん)・・・」
透明「

い、今、かすかに玄馬さんとは違う声が

もしかして、明穂ちゃんの記憶が目覚めようと
しているんじゃないのか


透明「玄馬さん


思い出した事を教えてください

皆さんからすれば、玄馬さんに直接
「あなたは死んだのです

と言ったほうが早いと思われるかもしれませんが

記憶というのは、人から引き出されると衝撃が強く
今回のような場合だと、その言葉をキッカケに
玄馬さんの記憶が明穂ちゃんの記憶を打ち消す
ことになりかねない為、あえて玄馬さんには
自分の死を一度受け入れてもらう必要があります

「あれ



と自分で記憶を探っている時に、自分で答えを
導き出せた時には、何かしらスッキリとした感覚に
なりますが、「あなた、これ探していたでしょ

と教えられると、何となく釈然としないアレです

(表現下手か


と、とにかく

思い出してもらわなければ、話が前に進まない

私は、玄馬さんの答えを待っていた・・・。
しばらくして

明穂「はぁはぁはぁはぁ

透明「


明穂「ああ

・・・わしは死んでいたのか

透明「はい

明穂「わしは長いこと、誰にも気づかれなく
家にただ呆然と座っていたんじゃ・・・。
だがある日、亡くなったはずの妻が迎えにきて
渡し船に乗せてくれたのじゃが・・・。」
透明「長い間、いくつもの門をくぐられたのですね

明穂「ああ

辿り着いたはずだったのだが・・・。」
家というのは、霊界のことか

そこまで思い出せれば、話は早いかもしれない・・・。
私は、今起こっている状況と玄馬さんが
明穂ちゃんという女の子に転生したことなどを
細かく説明する・・・。
明穂「そ、それでは


透明「はい

このままでは修行の継続不可能とみなされ
強制送還される恐れがあります・・・

明穂「わ、わしは、どうすれば

透明「そこで今から、ある場所へ行こうと思います

明穂「

私は、明穂ちゃんの後ろで必死に祈っている
新保さんに声をかける・・・。
透明「新保さん、先程から状況が全くわからない
と思いますが、道すがらお話しますので
少しお付き合いください

新保「えっ


こればかりは私でもどうすることもできない

はぁ~
・・・頼りたくは無いが仕方がない・・・。
続く・・・。
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