護禊の理(ごけいのことわり)・13
あれから10分・・・。
ぼちぼちだが、少しペンが動き出したかな
それでも、先程の会社のような
軽快な動きとは程遠い・・・
蒲田「う~~~~ん
・・・ここまでですかねぇ」
透明「お疲れ様でしたどれどれ
ふむふむ・・・なるほど・・・
家族が常に笑顔で、子ども達からも
慕われ、今まで出来なかったことを
色々と一緒に取り返して行く・・・。
孫にも恵まれ、後世は孫のオモリをしながら
楽しく過ごしている
良いですね~でもコレってちゃんと
想像できましたか」
蒲田「うっ 先生お見通しですか
色々と考えていたんですけど、なかなか
自分の中からは浮かんでこなかったので
先程先生が言っていたことを想像してみた
だけな気がします・・・」
透明「あははっ
何となくそう感じたので聞いてみたけど
やっぱり想像しにくかったみたいですね」
蒲田「お恥ずかしい話だけど、今まで家族との時間を
あまり大切にしてこなかったせいか
今現在の妻の性格や子ども達の性格とかも
上手く想像できなくて、都合の良いことを
思い浮かべても全部否定してしまうんですよ
例えば、息子と釣りに行くことを想像しても
息子が付いてきてくれる想像ができなくて
嫌がられたらどうしようとか
そんなことばかり考えてしまうんです」
透明「なるほど・・・。」
蒲田「正直、これは私が家族に向き合っていなかった
証拠でもあるんですよね・・・。
自分は父がいなくて苦労したはずなのに
今の子ども達は形は違えど、昔の私のように
父がいない状況と変わらないのかなぁと
ふと思ってしまって・・・上手く
幸せな未来を描けないんですよ・・・。」
透明「なるほど・・・お気持ちはお察しします
ただ、これだけは忘れないでください」
蒲田「」
透明「今、描いて欲しいのは後悔ではなく
未来にどうしたいかです
つまり自己都合上等で考えて良いんです
お子さんの気持ちや奥さんの気持ちを考えて
しまうのは悪いことではないのですが
今は、蒲田さん自身がご家族との時間を
選びたいかどうかを考える時間です
ですから、過去のことは一度おいていただいて
自分の理想だけを全面に押し出して
自分勝手な想像をしてみてください
考えるだけならタダですから
もっと我儘に自分の理想を振りかざしてください」
蒲田「そ、そっか・・・
何か考えすぎていたのかも
先生もう少し時間ください」
透明「了解です」
少し吹っ切れたかな
先ほどとは別人のように、ペンが走っている
蒲田「よしこれでいいかな」
透明「どれどれ・・・・ほほ~っ
なかなか攻めましたねぇ~
でも蒲田さんの理想はなんとなく
わかりましたよ」
蒲田さんが新しく書き出した中には、
蒲田さんを中心とした理想の家族像が描かれていた
その中でも蒲田さんらしいのは、お子さん達に
大人としてのアドバイスや教育、自分が
お子さんの未来を導く役目を担っている感じが
沢山書かれており、会社での蒲田さんが
居場所を変えた感じの理想となっていた。
蒲田「はぁ~・・・何だか疲れましたよ
でも、こうやって考えるのって
思っていたよりも楽しいかもしれませんね
それに、なんか恥ずかしいけど、自分という
人間が客観的に見れて面白かったですよ」
透明「そうですね
理想は人それぞれ、今まで生きてきた
価値観が素直に現れたりしますから、
意外と見えていなかった自分を知る
ためにも、自分の理想を考えるのは
良いかもしれませんね
さて、ご家族との理想的な5年後は
描けました
あとは、蒲田さんがどちらの未来を
手に入れたいかです」
蒲田「・・・・・う~~~~ん・・・難しい・・・」
続く・・・。
あれから10分・・・。
ぼちぼちだが、少しペンが動き出したかな
それでも、先程の会社のような
軽快な動きとは程遠い・・・
蒲田「う~~~~ん
・・・ここまでですかねぇ」
透明「お疲れ様でしたどれどれ
ふむふむ・・・なるほど・・・
家族が常に笑顔で、子ども達からも
慕われ、今まで出来なかったことを
色々と一緒に取り返して行く・・・。
孫にも恵まれ、後世は孫のオモリをしながら
楽しく過ごしている
良いですね~でもコレってちゃんと
想像できましたか」
蒲田「うっ 先生お見通しですか
色々と考えていたんですけど、なかなか
自分の中からは浮かんでこなかったので
先程先生が言っていたことを想像してみた
だけな気がします・・・」
透明「あははっ
何となくそう感じたので聞いてみたけど
やっぱり想像しにくかったみたいですね」
蒲田「お恥ずかしい話だけど、今まで家族との時間を
あまり大切にしてこなかったせいか
今現在の妻の性格や子ども達の性格とかも
上手く想像できなくて、都合の良いことを
思い浮かべても全部否定してしまうんですよ
例えば、息子と釣りに行くことを想像しても
息子が付いてきてくれる想像ができなくて
嫌がられたらどうしようとか
そんなことばかり考えてしまうんです」
透明「なるほど・・・。」
蒲田「正直、これは私が家族に向き合っていなかった
証拠でもあるんですよね・・・。
自分は父がいなくて苦労したはずなのに
今の子ども達は形は違えど、昔の私のように
父がいない状況と変わらないのかなぁと
ふと思ってしまって・・・上手く
幸せな未来を描けないんですよ・・・。」
透明「なるほど・・・お気持ちはお察しします
ただ、これだけは忘れないでください」
蒲田「」
透明「今、描いて欲しいのは後悔ではなく
未来にどうしたいかです
つまり自己都合上等で考えて良いんです
お子さんの気持ちや奥さんの気持ちを考えて
しまうのは悪いことではないのですが
今は、蒲田さん自身がご家族との時間を
選びたいかどうかを考える時間です
ですから、過去のことは一度おいていただいて
自分の理想だけを全面に押し出して
自分勝手な想像をしてみてください
考えるだけならタダですから
もっと我儘に自分の理想を振りかざしてください」
蒲田「そ、そっか・・・
何か考えすぎていたのかも
先生もう少し時間ください」
透明「了解です」
少し吹っ切れたかな
先ほどとは別人のように、ペンが走っている
蒲田「よしこれでいいかな」
透明「どれどれ・・・・ほほ~っ
なかなか攻めましたねぇ~
でも蒲田さんの理想はなんとなく
わかりましたよ」
蒲田さんが新しく書き出した中には、
蒲田さんを中心とした理想の家族像が描かれていた
その中でも蒲田さんらしいのは、お子さん達に
大人としてのアドバイスや教育、自分が
お子さんの未来を導く役目を担っている感じが
沢山書かれており、会社での蒲田さんが
居場所を変えた感じの理想となっていた。
蒲田「はぁ~・・・何だか疲れましたよ
でも、こうやって考えるのって
思っていたよりも楽しいかもしれませんね
それに、なんか恥ずかしいけど、自分という
人間が客観的に見れて面白かったですよ」
透明「そうですね
理想は人それぞれ、今まで生きてきた
価値観が素直に現れたりしますから、
意外と見えていなかった自分を知る
ためにも、自分の理想を考えるのは
良いかもしれませんね
さて、ご家族との理想的な5年後は
描けました
あとは、蒲田さんがどちらの未来を
手に入れたいかです」
蒲田「・・・・・う~~~~ん・・・難しい・・・」
続く・・・。
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