


透明「さ~て


鑑定を終え、今日は少し買い物をして
帰ろうと電車に乗る透明先生

「プルルルルル

透明「んっ

・・・・・・・プチッ


何事も無かったように、携帯ボタンを押し、
そっと携帯をカバンにしまう

「ブーブーブーブーブーブーブーブー


透明「・・・・・・・。」
携帯をバイブにしたが、一向に携帯が
鳴り止まない・・・。
「ブーブーブーブーブーブーブーブー



透明「・・・・・。」
「ブーブーブーブーブーブーブーブー



透明「・・・・・。」
「ブーブーブーブーブーブーブーブー



透明「はぁ~っ


(何でこいつ、諦めないんだよ~~~

目的地までは後3駅だが、あまりにもシツコイので
次の駅で一度降りる・・・。
「ブーブーブーブーブーブーブーブー



透明「うおい


今、電車に乗ってたんだから少しは察しろ

円「・・・・・・。」
透明「んっ


円「・・・・・・。」
透明「お~い


円「・・・た・・・・す・・・。」
透明「

電話の先から、かすかに声が聞こえる・・・。
透明「ぷちっ



何事も無かったように、次に来た電車に乗る透明


透明「え~っと



(お~い


透明「(聞こえない


絶対、厄介事に巻き込まれる

今日は素直に買い物して帰るんだもん


そんな自問自答を繰り返し、目的地へ到着

透明「はぁ~っ


さぁ~てと・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・ああ~~~もう

自分の性格が恨めしい~~~~っ


私は急いで電話をかけ直す

続く・・・。







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