百合のお面は瘡となり・鑑定７３ー２

百合のお面は瘡となり・２




透明「は、八田さんと、とにかく

　　　服を着て」

八田「先生お願いです

　　　目をそらさないで・・・。」


私は、どうしたらよいのかわからず、

取り敢えずあまり見ないように彼女の方を

振り返る・・・


透明「」


寝ぼけ眼の私の視界には信じられない光景が


透明「そ、それど、どうしたの」


彼女の身体には無数のアザや傷いや、タダレが

出ている

特に、左胸の上の部分が非道い・・・。


八田「先生・・・私、どうしたら・・・」

透明「・・・・・・・。」


私は意を決して彼女に話しかける


透明「八田さんごめんね恥ずかしかったよね

　　　でも、恥ずかしついでに少しだけ調べさせて

　　　もらってもいいかな」

八田「コクリッ」


私は、八田さんの身体にあるアザやタダレを

くまなくチェックする・・・。


透明「ごめん少し触るよ」

八田「は、はい」


私は一番非道い、胸の上の方を軽く触る・・・。


「ビクッビクッ」


透明「」

八田「」


タダレて膨らんだ部分が勝手に動いた


透明「・・・・・間違いない

　　　人面瘡だ・・・・・・・。」

八田「じんめんそう」

透明「八田さんありがとう

　　　もう服を着ていいよ」

八田「は、はい」




まさか、人面瘡なんて・・・。

今回の鑑定も一波乱ありそうな予感







　　　　　　　　　　　　　　続く・・・。






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