掲げるモノの未来へ・４透明「そっか～
相手を特定しないとだよね
」弦也「色々な名前を使っていたり、匿名での
掲載があったりしていますので、
全てに開示請求かければ、相手が特定される
と思います・・・こちらが消さない限りは
完全に証拠も残っていますし・・・。
同一人物だとしても、主犯に共感して
煽るようなことを書いた人も、同罪とされますから
多分、施設も本気で全員開示するつもり
なのだと思います・・・
」透明「そっか
いい施設じゃない
」弦也「えっ
」透明「今回のことは、施設のイメージにも関わる
かもしれないけど、大半の会社は
問題をもみ消すためにその人を退職させたり
することも多いから、弦也くんの為にそこまで
してくれる職場はなかなか無いと思うよ
それだけ弦也くんは今の施設で信頼されている
いうことじゃない
」弦也「あっ
・・・・確かにそうですよね・・・俺・・・自分のことしか考えてなかった・・・。」
透明「そういうことであれば、堂々としていなよ
もし今後も続くようなら、施設も
本気で対処してくれそうだし、後は
弦也くんが仕事できっちりお返しすれば
周りからの信頼も回復すると思うからさ
」弦也「先生
ありがとうございます何だか、自分ひとりが被害者的な気分だったんです
でも、そっか・・・俺の周りには味方が
こんなにいてくれたんですね・・・
」透明「人の生き方というのは、そういうものだよ
真面目に努力して積み上げたものは
決して裏切ったりはしない
君がここまで周りから大切にされて、
いざという時に味方がかばってくれるのは
それだけ人徳のある生き方をしてきた証拠だよ
その人の生き方はその人の環境を見ればわかる
ものだからね
」弦也「はい
ただ、今回のことは少し反省もしています自分の仕事に穴があったということだと
受け止めてもいますので、これからはもっと
そういった方の言葉も参考に精進したいと
思っています・・・
」透明「そうだね
やり方は良くないけど、そういう人たちから学ぶことも多いよね
今後の弦也くんの参考になるところはしっかりと
受け止めて伸びて欲しいと私も思ってるよ
」現代ならではの問題かぁ～
私ももっと学ばないといけないかもしれないなぁ～
続く・・・。
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