前半は強雨を浴び、後半は鋭い日差しを浴びる…、そんな感じだった本日のやんばるです。
終わりよければすべてよし的な感じも…。
まあ、海は一日を通して凪でしたし。
立夏も過ぎて、そろそろ梅雨かなぁ…。
風は北東。雨のち晴天。
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『わざをき』という言葉をご存じでしょうか。
古事記や日本書紀を起源とする言葉で、のちにこの言葉にあてられた漢字が『俳優』なのだとか。
だから今でも『俳優』は、〈はいゆう〉だけでなく〈わざをき〉あるいは〈わざをぎ〉と読んだりもするのだそう。
滑稽な動きで神々や人々を楽しませる人のことを意味するのだとか。
そもそも『俳』一文字で役者を意味し、太古の昔には神事や祭事で仮面を付けて踊る人のことを指したのだそう。
芸能に関する言葉をさかのぼると、必ず神事・祭事に辿り着きますねぇ…。
現在の俳優さんも、役という仮面を付けて自分以外の存在になりきり、人々を楽しませる人…という感じですね。
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さて…
〈カエルアンコウ科ハナオコゼ属ハナオコゼ Histrio histrio 17年4月7日 沖縄島安和〉
画像は幼魚。
水面付近の流れ藻にくっついている印象の強い本種ですが、この個体は水深-15mの底面にいました。
以前にも似たような状態の個体に出会ったことがありますが、幼魚はこんな感じなのでしょうか。
この後、どういう過程を経て流れ藻に辿り着くのかな…。
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学名の意味に行く前に、その並びを…
属名と種小名が同じ綴りの繰り返し、つまり本種の学名はトートニムです。
例えばニシゴリラ(Gorilla gorilla)とか、アメリカバイソン(Bison bison)なんかがそう。
あるいはなんかすごく惜しい感のあるジュゴン(Dugong dugon)とかいうのも…。
トートニムって反復型オノマトペっぽくて、なんか好きなのです。
まあ、それだけです…。
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話を戻して…
〈同種同個体 同日 同ポイント〉
学名種小名は『役者・俳優』の意。
この学名は、獲物を追跡する際の行動を表しているのだとか。
俳優のような追跡の仕方って、どんな感じですか…。
〈わざをき〉的な滑稽な動き?
〈俳〉が表す踊る動き?