雨交じりですが海はベタ凪…、そんな日が続いてますやんばるです。
日差しもときどきありで、気温も夏日…。
心地よい一日でした。
風は北東~東。曇ときどき弱雨、ときどき晴れ間。
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『きれいなバラには棘がある』という慣用句がありますよね。
棘という字は『とげ』と読みますけど、『いばら』とも読めますね。
『いばら』とはとげのある低木の総称で、それはつまりバラのことでもあります。
そもそも〈バラ〉という言葉の語源も〈いばら〉なのだとか。
冒頭の慣用句は、「外見の美しさに気を取られると危険な目に会う事がある」という意味ですが、〈バラ〉という言葉の意味を知っていれば、自然と危険を回避することになるのでは…とか思えたり…。
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さて…
〈コヤナギウミウシ科コヤナギウミウシ属トゲトゲウミウシ Janolus sp. 17年4月13日 沖縄島安和〉
学名種小名はsp.ですから『まだ名前なし』ですね。
だからそれについて書くことは何もありません。
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というわけで、どんどんズレていったり…
グリム童話に『茨姫』というお話がありますよね。
『茨姫』という題より『眠れる森の美女』という題のほうが有名かもしれませんが。
といっても、この二つが同じ物語だということを、実は知りませんでした。
さらに物語の詳細もよく知りませんでした。
『眠れる森の美女』を〈眠れる森〉にいる〈美女〉だと思ってましたから。
つまり、眠ったり起きたりするような、ファンタジックビースト的な森にいる美女の物語かと…。
実際には魔女の呪いで眠らされ、茨で閉ざされたお城にいる美女の話だったのですね。
すると城を閉ざした茨=森で、〈眠れる森〉の〈森〉は〈茨だけの森〉ということですよね。
童話によるとその茨は鉄条網のようで、侵入を試みた者は皆それに絡み取られ落命したのだそう。
じゃあ森に対するビースト的なイメージは、そんなに間違ってなかったかも…とか思えたりも…。
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〈同種同個体 同日 同ポイント〉
棘とは…
『生物または人工物の表面における、固く細長く頂点の鋭い円錐形の突起のこと』
『生物体または人工物を保護する役割で存在することが多い』
この子の背面突起の棘は、この定義には当てはまらないでしょうね…。
ただ棘の定義には続きがあります。
『棘が必要以上に多いと思われるときは「とげとげ」という擬態語で修飾される』
こちらはこの子に当てはまりますね…。