じいの徒然日記

内野聖陽さんにfall in loveしたじいのおバカな毎日を綴った日記

魂@梅芸&体@関東、分離して生きてます

2008-02-19 21:03:15 | その他いろいろ
ちょいと遅れましたが大阪遠征の観劇記&レポはアップ済 昨日の仕事中 に執筆活動(←予想通り空き空き状態だったので。)助かったんですけどね~~ホント、昨日は抜け殻で魂が抜けてました 何も手につかなくて頭も心もマクヒース……久しぶりですわ、こんな感じになるのは。しかも、やっぱり 体的にも疲れてたんだろうなぁ~~ご飯を食べ終わってから、いや、食べてる時からネムネム になってしまい、、、「犬神家の一族」を見てたんですけど10時過ぎに電気カーペットの上で撃沈。。。 1時前に目が覚めて布団に入って寝直し~~ でも、結末は知っていたけどやっぱり最後まで見たかった……トホホ ついでに、DVDデッキのHDDがいっぱいになってきたので、録り溜めてるのも見ないといけなかったんですよね~~浮気再開?と思ったんですけど、所詮浮気相手 ハッキリ言ってど~でもいい っていうか……こちらの都合のいい時にだけ癒してくれればいい存在←本命ファンには激怒な発言ですよね~~ 一途に(?)愛するお方で胸いっぱい のじいにとって、昨日は浮気相手は用なしでした ま、今夜はちょちょいっと見ようとは思ってはいるんですが。。。

まったり~~読書やテレビ鑑賞のお供、冬の冷え冷えした夜にはホットなドリンク が一番 最近はお茶のみ~になってしまいまして コーヒー・紅茶・緑茶辺りは常備してるんですけど飽きちゃったので帰りに買ってきました。開くと花の形になるジャスミン茶、ローズヒップ入りのプーアール茶、そして奮発~ GODIVAのショコラ&ココアの詰め合わせ 今夜早速。。。楽しみですぅ
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ベガーズ・オペラ大阪 3回目(トークショー編)

2008-02-19 20:57:04 | 観劇記
大阪限定?サタデーナイトトークショー 運良く土曜ソワレを観劇できたので参加してきました しかもSS席で聞けるなんて~~ ま、前を向いて話されてたので内野さんを存分にパパラッチ~♪というわけにはいかなかったのですが、舞台で十分に楽しませてもらった上にプラスα素敵な時間をいただいて楽しかったです 会話の再現はできませんが、こんな感じ~というレポになっているので、お裾分けできると嬉しいです。

終演後10分くらいして?「待ってたよポリー♪」の曲が流れてきてキャストの皆さんが舞台へ 衣装はカテコの時のまま。真ん中に木の椅子(監獄のシーンで使われてた分だと思う)が2つ用意されてて、内野さんが「これに座って良いんですよね?」って……それで、舞台に向かって右側から、高谷さん、玲奈ちゃん、内野さん、歌穂さんの順で着席。そしてトークが、、、と思いきや、歌穂さんが足下に置かれていた水のペットボトルに足が当たったり衣装の裾が触れたりして何度も倒すわこぼすわでアタフタ……内野さん、笑ってました 歌穂さん、「もう、ね~~すいませんねぇ~」って。。。斜めってる舞台だから安定も悪いですもんね~~

メンバー的に仕切り役っぽい人がいないのでど~なるんだろうって思ってたんですけど、案の定 マッタリゆったりグダ~リって感じで進行 最初に歌穂さんが「どうしてか分からないんですけど、私が司会をすることになりまして……」と挨拶して、順々に自己紹介。それぞれ演じている役+自分の名前を言ってました。高谷さんが「私は関西、神戸出身で……」と言ってて拍手 が起きてました。

今回のトークショー、特にお題というものもなくて事前に募集した(劇場ロビーに質問箱が設置されてました)観客からの質問に答えるという形で進行。歌穂さんが「何か区切りがないと我々はグダグダと喋り続けてしまいますので、あちらで鐘がなったら次に移るということにしましょう」って……そしたら皆さん「ゲームみたいだね」と口々に言ってました。

最初の質問は「大阪ではどこに行きましたか?何に興味を持ちましたか?」

内野さんは“引きこもり”?部屋にずっといることが多いということでしたが、大阪に来ると必ず行くという餃子屋さんに一人で行ったことを暴露。内野ファンにはおなじみ あのお店ですよね~~歌穂さんが「え、一人で?」って聞くと「他に予定が合う人がいなかったから……」と内野さん。実は歌穂さん、ただのツッコミじゃなかったみたいなんですよね ベガーズはキスシーンが多くて、特に内野さんと歌穂さん&玲奈ちゃんはチューが多いからニンニク料理等は禁止、食べる時は三人一緒に食べようって約束してたそうです。歌穂さんは「何で一緒じゃなかったんですか?」、玲奈ちゃんは「私、ニンニクがすっごく好きなんですよ。だから辛いけど一生懸命我慢してきたのに~~」女性二人からの猛攻撃を受けてました。歌穂さんが「後でちょっと……」と言ってたのでボッコボコに打ちのめされたのでは

内野さんに「玲奈も引きこもりって言ってたよね」って話を振られて、玲奈ちゃんが、基本的にはそうなんですけど~~って。でも、モリクミさん&高嶋兄となんばグランド花月に行って吉本新喜劇を観たそうです。しかも最前列……目立ちそう、っていうか確実に目立ちますよね もちろん芸人さんにいじられてたそうです、しかも素で普通に「森さん~」って ちなみに、関西育ちの高谷さんは行ったことがないそうです。

高谷さんは実家が神戸ということで、公演期間中はそこから通っているそうで神戸の話が出ました。ポートアイランドにあるタワーは歌穂さんもお気に入り のようで、下から見上げると反って見えるという話をしてました(見上げる仕草あり!)そしたら内野さん、ポートアイランド=埋立地って。。。いや、そうなんですけど~~ どうしてそこでそういう言葉を思いつく!相変わらずのうっちーでした

次の質問は何げに深刻?!「私の彼もマクヒースのように女がたくさんいます。どうしたら自分だけにふりむいてくれるのか?」

内野さん、素で困ってました……しかも思わずポロリ 男の本音 「男はそういう部分があるから仕方ないんですよ、諦めてください」と思いっきり教授の「男の遺伝子」的な答えをしてました。女性陣からはブーイングの嵐 でも、歌穂さんが「ルーシーを演じていて思うんですけど、マクヒースってどうしようもない男なんだけど、そういうダメな部分も含めて女って惹かれてしまうことがあるし、マクヒースはそういう魅力のある男だと思う」みたいな大人の女的なフォロー?ありで……結局どうしたらいいか、結論が出なくて困ってるところに、なんとなんと 私服に着替えた村井パパが登場~~~折角だから聞いてみましょうってことで話を振ったら、「いや、男はそういうものだから。男の血だから」と内野さんと全く同じ発言!!!いや~~昔は何人の女性を泣かせてきたんだか…と言いたくなるような年輪を重ねたダンディーな村井パパ、妙な説得力があり???内野さんが「そうでしょう~~そうなんですよ」と思わぬ味方出現に喜んでいた……ような まったく。。。男は本当にバカです

お次は公演期間を乗り切るための健康管理について。

パンフにも書いてあったんですけど、初演の時には風邪引きが続出したそうです 一人最後まで元気だったのが歌穂さんだけその歌穂さん、鼻うがいをしてて結構効果があるそうで……なので、皆さん、鼻うがいを伝授してもらったそうです。ただ、内野さんと玲奈ちゃんは基本的に声帯がとても強いそうで、玲奈ちゃんは少々のことでは大丈夫というか、すっごく声が出るとのこと。でもでも~~無理はしないで下さいね~~

あと、健康の秘訣といえば睡眠 内野さん、とても大事にしていらっしゃいますからね~~今回もおっしゃってましたけど、すぐに爆睡できるそうで1日8時間は寝るって……でも、他の方々は公演期間中は不眠症みたくなることが多いそうです。そこで出たのが寝酒 しかも玲奈ちゃん 大爆笑でした。。。初演の時に焼酎とかいろいろ試してみた結果、一番寝られたのが梅酒だったとか。ちょっと待ったっ 初演の時って確か玲奈ちゃんは公演期間中に成人式を迎えたって言ってたけど……ちゃんと20才になってました いや、でもうら若き?乙女から寝酒とは……

次は舞台での失敗や困ったことについて。

一番多かったのは歌詞を間違えたこと。100%脳内再生できる演目の場合、じいの耳をごまかすことはできませんけど(ピース)、今回はかな~りセリフや歌詞が変わってるし、アドリブでOKみたいな感じもあるので分からないんですよね~~更に、玲奈ちゃんは靴が脱げたりとか。。。今回もそういうことがあって、舞台袖で「いつ履くのか!」って話題になった そうです 高谷さんは4役(だったと思う)やってるので、着替えが大変!!幕間の物乞いにも出られないくらいなんだそうです。で、自分で小道具等も用意しないといけないので、忘れ物をして楽屋(梅芸の楽屋はかなり地階で大変らしい)と舞台を上がったり下りたりして走り回ることもあるそうです。そうそう、内野さんがおっしゃってたのは呼んでもないのに(爆) 最後のダンスで続々と人が出てくること 中には同行した娘さんに「ほら、見てみなさい」という魔女ママさんがいるそうで

ここでトークショー終了を示す舞台の袖で手を大きくバッテン、「終わり~~」と止められてたみたいですが、もう1つぐらいいけるよね?ということで最後に「好きな大阪弁は?」という質問。

内野さんは「好っきやねん」&「~したろっ」っていうのが好きなんだそうです。玲奈ちゃん&高谷さんのは……スミマセン、忘れちゃった。歌穂さんは「オジチャン」「オバチャン」っていうところに温かみを感じるとのこと。なるほど。。。

以上、かな~り抜けてますがトークショーレポでございますぅ~~退場は「全部もってけ!」の曲 内野さん、いつもの内野動きなバイバイで手を振っていらっしゃいました ちょっとの時間だったけど、楽しかったですぅ~~ 今回は「内野聖陽と愉快な仲間たち」みたいなタイトルが付けられてて、女性陣に囲まれてのトークだったそうですが、暴走?危険?グチャグチャ?混沌?が期待できそうな男性バージョンのトークも聞きたい。。。23日ソワレ、行っちゃう?いえいえ、さすがにそれをやっちゃうと本当に救いようのないバカ それに、25日の飛行機&お宿も取ってるので変更はできません。。。行かれる方のレポをお待ちしてまっす。
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ベガーズ・オペラ大阪 3回目

2008-02-19 20:41:38 | 観劇記
16日2戦目 他の演目も含めて……っていうか、初演ベガーズ以来のひっさしぶりのマチソワをしちゃいました ソワレはじいママ同行、一般人&演目を知り尽くした?ヤツの凸凹ペアの観劇でしたが、それなりに楽しんでくれたので良かったです。ま、その模様は?機会があればそのうち・・・

今回は再演初のSS席 2列目真ん中辺りで観劇~~通路側ではなかったのでベガさんたちに絡まれることはなかったんですけど、マクヒース な女子にとってはたまらんっ 冒頭のベガーズ一座登場の場面では目の前にマッコリ~~~鼻ホジホジしてるし体掻いてるし~~汚いけど素敵 ←バカ 「スタイルはミロのビ~ナス♪」の腰フリフリも目の前、、カテコのダンスでポリーとルーシーが喧嘩してるのを止めてたのも目の前だったし。で、いきなり最前列の人を巻き込んで「喧嘩するなよっ」って……顔デカだったけど(愛ある ツッコミです、スミマセン……)素敵だったわ~~

もちろん!梅芸でのSS席は初めて。やっぱりハコが大きいですね 大きすぎて音が散っちゃうので正直、歌やセリフが聞き取りにくかったです。日生の時も同じ場所辺りで観劇した時があったんですけど、その時は感じなかったんですけどね~~とにかく反響しちゃってマイク の残響が邪魔しちゃうんですよ なので、特に第3幕のマクヒースの苦悩、マイクを通した綺麗な?声だけが目立っちゃって感情表現が消されてしまって。。。更に、、、木の椅子にセンベイ座布団は覚悟してたし、舞台上なので照明のせいで温度が高いだろうなぁ~ってのは分かってたんですけど、ここまで暑いとは思いませんでした……っていうか、見上げたら真上にライト~~思いっきり直撃してて マクヒースでメロメロ~ になる以上に、本当に頭が朦朧としてきちゃってマジにフラフラになってしまいました これからSS席に座る予定のある方は薄着が必須、日射病対策に麦わら帽子 を、というのはダメですね~~でも、気をつけた方がいいかもしれないです

役者さんたちは基本的に客席に向かって芝居をするので後ろ姿を見ることが多く……でも、後ろ姿でも何かを感じさせてくれる力のある方々ばかりなので役の「空気」を堪能できたように思います それに、客席側では見えない後ろ向きの時の表情が見えたのが良かったですね~~ ずっと「どんな表情してるんだろう?」って気になってたので。特に、第2幕でポリーが入ってきた時のマクヒースの「顔に縦線」状態の表情や「あんたは私を愛してないけど……」を聞いた時のマクヒースの顔は圧巻 特に後者の方は初演の時とは気持ちが違ってたんじゃないかな~~って思うんですよね。初演の時は「えぇ?」って顔色が変わって辛そうな感じなんですけど、今回は「してやったり」みたいな顔のままなんですよね~~だけど、その後にフッと陰のある表情になってるような そこに悪にはなりきれないマクヒースの人間的な部分を感じて、それが人って生き物が誰しも持ってる部分のように思って「そうだよね~~」って妙に?!納得しちゃったりして。。。

再演でより濃厚っていうかエロティック???ジェニーとのアレ マチネの時は他の娼婦さんたちがいて見えなかった&スーキーさんに「あなたも相当イイ思いをなさってきたんでしょ?」って話しかけられちゃったのがあったのでよく見えなかったんですけど、SS席からは“非常によく”見えました おぉ、やってるわなぁ~~って野次馬なオバチャン状態で見てたんですけど そうそう、ジェニーのキャラも変わってたのが分かりました。ピーチャムに捕まった時のマクヒースを見る目、、、前は「やっぱり悪いことしたな~」って後悔が漂った表情だったのが、今回はニヤリ 笑ってて……やっぱり顔は天使で腹真っ黒!!ま、マクヒースもそれに負けないくらい酷い男ですけどね

幕間の「餌付け」も近くで堪能。最近の流行 は大型のお菓子??カールやポッキー、明治の板チョコ等々。。。キャラ的にツボだった、っていうか妙に似合ってたのはでっかい赤いポッキーの箱を抱えたノエル君と、これまた大きい板チョコを持ったエマちゃんでした あと、先週のトークショーでリクエストが出たらしい???551の肉まん 食べてましたよ~~モリーが みんなに「ここら辺臭いなぁ~」って言われてました うん、確かに臭ってた。。。じい、トムさんに某地方の銘菓をお恵み。「えぇ、○○からいらっしゃったんですか?」って……で、握手をしてもらいました~~ 大柄な人ってのを実感(そういう風に見えないんですよね~~何となく)バルジャン役だったのも納得です。手もすっごく大きくて、愛しの君の時とは(当然ですけど)全然違いました。いや、ホント、大きかったです。後で他の人が握手だけ求めた時に「え、何もくれないの?」みたいなやり取りがあって……どこまでもベガーさんなのね

音が聞きづらかったのと暑かったのとで、注意散漫な観劇になってしまった部分があったけれど、役者さんの呼吸を間近に感じられたので充実~~堪能~~できたので良かったです。第2幕、長いセリフが続いた後や激しい動きの後にすっごい息づかいになってるのが聞こえて心配(例の一件のこともあったので…)しちゃいまして……ホント、大変な演目なんだなぁ~って実感しました

最後のマッコリの挨拶意味不明??内野さん、ネタ切れ??思いっきり“うっちー”な雰囲気を醸し出してました。詰まり詰まりって感じで「この舞台を観て、夫婦や恋人が喧嘩をする原因になってくれたら演じてる甲斐がある、嬉しいです」みたいな内容の挨拶をされました。う~~ん、ワケわからん挨拶?だわ マッコリらしいというか、内野さんらしいというか……好きなんですけどね、こういうところもまた
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ベガーズ・オペラ大阪 2回目

2008-02-19 20:31:17 | 観劇記
2度目の大阪ベガーズ 初日以来1週間ちょっとぶりのマクヒース再会となりました 今回はお席が十分すぎるほど前方だったおかげもあるんですが、再演での戸惑いだらけの観劇となった初日の教訓 ワカメの塩抜きをする如く 体に染みついてた初演のイメージを完全に排出したので(←内野断ち・ベガーズ断ちは辛かった~~)まっさらな気持ちで観て、改めてベガーズの魅力……っていうか深化ぶりが分かって更にドツボに嵌ってしまいました ではではさっそく1戦目の感想等々を。。。

今回は東京では到底夢の夢~な客席最前列 目の前でマクヒースのセクシー爆弾を浴びてメロメロになってしまいました 絶対に気のせい いや、気のせいじゃない 視線が結構飛んできてドッキリ 胸キュン 溶けちゃった 特に第2幕困っちゃうくらい……捕獲されてしまいました でもでも~~マジにイイ思いをしたのは隣の席の人 客席降りの時、「あこが~れのあま~いリップちょっとな~めてしまいたいほど」のところで迫られて「レロリン~♪」って……激しくうらやましいぃぃ~~~~ 無事に帰れたか勝手に心配 ま、初日の時は離れた席で何やってたのかよく見えなかったシーンを間近で堪能できたので良かったです で、ふと思ったこと……すんごい近くでマクヒースを見て、ナマ声の歌を聞いて、、、醸し出してる雰囲気が全く違うんですよね~~素でお会いした時とは 実距離もほとんど変わらないくらいの近さだったんですけど、目の前に立ってるのはマクヒースそのもの いや~~~ん、ますます惚れちゃったわ この化け方?っていうか落差がたまらないのぉぉ~~~~

失礼しました 最初から感想になってない。。。真面目に いきまっす。初日の時に感じた「物足りなさ」「あれれ?な感覚」ですが、今回はそれがすっごく自然に受け入れられたように思います 淡々と喋るトムやピーチャム……特にピーチャムは冷静な雰囲気を保つことでダークな存在であることが強調されて舞台が引き締まった感じになって良いんじゃないかな~~夫人や娘に対しても結構“暴君”的な振る舞いや物言い……お茶目さがなくなったので初日の時は嫌な感じ がしたんですけど、逆に今回の方が存在に説得力が出てきたというか……こういうワル がいるからこそ密告・裏切り・買収・暴力等々いろ~んな悪事が起きるんだよね、とベガーズの世界での「常識」にスッと無理なく入っていくことができました。

ポリー@玲奈ちゃん、以前の大仰なセリフ回しがチラリと垣間見られた でも、ベースにある娼婦マーガレットが演じるポリーということで、大人の世界を知っている&世間知らずの小娘が同居している感じの振る舞いや雰囲気が良かったと思います この「ミックス感」がど~にもクセになりそうなじいなんですけど(そうなりたい願望……か)、何だか気持ちが痛いほど分かったのがルーシー@歌穂さんなんですよね~~今回間近で観て気づいたこと マクヒースを逃がす場面で手錠の鍵を外した後にマクヒースがキスをしようとするところで、初演の時は無理矢理キスをしてルーシーはそれを受け入れてたんですけど、今回は思いっきり拒むんですよ 自分のことは心底は愛していないと分かっていても愛してしまう、でも意地も強がりも寂しさもある……いろ~~んな気持ちが詰まった表情であり、涙であり、振る舞いである……そしてその中のどこかに自分の心のヒダに響く部分があって「そうなのよ、女心ってのは……」と一緒に涙しちゃいました まったく、ど~しようもない男なんだからっ

でもね~~やっぱり愛しちゃうんですよね、、、愛しのマクヒース 第1幕、ポリーを弄んでるのがよぉ~~く分かるんですわ 今回は、小娘をいいように騙して楽しんでるのが露骨に見えるところがヲイヲイ というか、罪というか……でも、反対にルーシーの前では飼い犬モード 狡くてワルで計算高くて、でも情けなくてアホな男になってるんですよね~~うわっ 絶対こんな奴に惚れたら不幸になるって分かるような感じで。。。でも情けない方向への振り幅と同じくらいの悪どさを感じさせる部分があるんですわ。ルーシーに「お前との愛を金の勘定に喩えたら……」っていう件(くだり)なんてすっごく暴力的な言い方だしルーシーを突き飛ばしてるし、ポリーが監獄に駆け込んでくるところはマジに迷惑そうにして邪険に扱ってるし ただ、そこに乞食のマッコリが演じている、人生や社会に対する刹那、諦めの思いが見え隠れするから嫌なヤツにはならないんですよね~~←マクヒースを愛してるからバカになってるだけなんだと思うけど…… 人間誰しも持っている負の部分を感じさせる行動だから共感ができるし説得力もある。そんな部分も含めて憎めない男なのかもしれないなぁ~~マクヒース

カテコ、いじけたトム&それを叱りつけるルーシー、そのやり取りが目の前で繰り広げられてたのが面白かったです しかもジェニーには「あの人が(舞台を)台無しにしたんじゃない、ねぇ~」って言われてるし トム、手拍子する客席に向かって「皆さん、お帰りください。これは私の作品じゃありませんから」って必死に言ってました

初演の時には生きるエネルギーに満ちあふれて明るかったベガーズたち その時もベガー&劇中で演じる役はかな~り掘り下げられてたと思うんですけど、今回はその明るさや掘り下げ方さえも甘い浅い と思わせるほど更に深化していたように思います。力強く生きるパワーを伝えるのに明るいだけではダメ。人生にはどうしようもないこと、絶対に 解決できないことがたくさんある。そういう「やるせなさ」「あきらめの境地」を持ってるところを素直に出していくところに、また違った熱いエネルギーを伝えてくれるんじゃないかなぁ~というのを感じました。うふふ~~またまたいっそう好きになっちゃったなぁ~ベガーズ

追伸?!話には聞いてたけど、ベガーさんたちの日替わり幕間休憩のアナウンス。普通に放送するのかと思ったら舞台に出てきてお喋りするんですね~~ビックリ 1幕後の休憩はトムさん、っていうか思いっきりさとしさん全開だったんですけど 「ここで20分間の休憩です。この時間をお借りして僕のトークショーを……」なんて言い出して。。。本当にやりかねない感じ 大歓迎ですけど(笑) 「それでは休憩にならないので、皆様お腹を満たしてトイレに行って膀胱を空にして戻ってきてください」みたいな挨拶でした。2幕はハリーパディントンさん。いや、至って普通の挨拶でございました。とっても微笑ましかったです
コメント (2)
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