
昨日はドイツから帰国している友人とタイ料理を食べに行きました







さてさて、目前に迫った裸体初日。昨日発売の朝日新聞夕刊とシアガにインタが掲載されました。

夕刊の方はWEB版でも読めます。エルクラーノについて「彼は一見『男らしい』けれど、内容は情けなくて愚か。台本を読めば読むほど『コメディーですか?』というくらい笑ってしまった」と「男女観、宗教、権力。作者はあらゆるものをおちょくって、にやにやしているみたい。軽やかなんです」と内野さん。なんとなくアメリカ大陸的……と言っても南米の方ですが、ドライなんだけど奥深いウェットさがあるという感じなのかなぁ~~更には「気候が違うというか。日本人の演劇の感性で読むと、成立しないことがある。何百度か温度を上げて稽古すると、意味が分かってくる」ともおっしゃっているんですよね~~ふと一抹の不安




シアターガイドは内野さんと寺島さんの対談インタ。冒頭からお二人の忌憚ないやり取りが炸裂!「舞台のルールみたいなものを心得ている同志という安心感はあります」と内野さんが言えば「私たち、真逆なんです」と寺島さんが返す。文学座の同期ならではの丁々発止なやり取りが素敵でしたね~~役作りも正反対とか





内野さん演じるエルクラーノという役について「カトリックの、非常に禁欲的なキャラクターなんですよ。でも本音を禁欲で装っているところが、分かるな、ちょっと自分と重なるなと思った(笑)」とおっしゃっていましたが、思わずもう少しどういう……と突っ込んで聞いてみたかったりして








お稽古の中で感じられていることもアレコレ。内野さん曰く「日常会話の質感がとても軽快なところに新鮮さを感じている。やはり南方系の人種だなと。抱えている問題はすごくシリアスなんだけど、表出しているものはとても軽やかなので、その気持ち良さが伝わるといいなと思います」とのこと。他のインタでもあったけど、大人なやり取りの舞台なのよね~~そういう“洒落”が理解できるかな




さぁいよいよ明日は待ちに待った初日




