信、愛、希望。
信じること、愛すること、希望をもつこと。
その行為の尊さは、
確信する理由がないにも関わらず信じる、
愛する理由がないにも関わらず愛する、
どう見ても絶望的で希望を持てないにも関わらず希望をもつ、
すべて、<・・・にもかかわらず>行われる無条件のものだからこそ、尊い。
人類の歴史を見ても、表面的には、信じるに足る理由はなく、愛するに足る理由はなく、希望を持つに足る理由はなかった . . . 本文を読む
ひとを観察していて思う。
を誘発して、人を動かす言葉や商売が増えている。
からだには構造があり、こころにも構造がある。構造には歴史がある。
こころの構造にも歴史がある。
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という感情は、ひとの成長の中できわめて初期の段階で学習される。生後6ヵ月以内のあっという間の出来事。
こころは、先住民の小人たちにより急ピッチで作られるのだ。それは違法建築、手抜き建築と揶揄されようと、施工主から急いで . . . 本文を読む
Eco-Branchさんの<Beな人>という所に原稿を書きました。お時間ありましたらお読みください。
昨年、白雪姫プロジェクトのかっこちゃんと、Jazz歌手の鈴木重子さん(アレキサンダーテクニックの指導者でもあるのです)と対談に出ました。その時のご縁で書きました。
(友人がで検索したら、なぜか自分のこのページが出てきて驚いた、と言われ、自分もこのページに気づきました・・・。)
◎「 . . . 本文を読む
自分は今まで色々なことをやってきた。
遠くのことよりも近くのことを。
近くからの呼びかけ(Calling)に対して応じ、頼まれた仕事が天に依頼された天職だと思いながら。
そろそろ、機は熟してきたので、自分の中で焦点を充て、背骨や骨格を形作っていきたい。
自分は、常に人の体の比喩に立ち返って考えている。
今の世界は情報量が多く、質の問題は量の問題へとすり替えられ、大量の情報は濁流となり、その本 . . . 本文を読む
人には必ず才能がある。
それはギフトとしか言えないもの。
自分は周りの人々が才能の塊に見える。
いくら指摘してもなぜか認めてくれず、それをうまく使えていない。
すべては使い方次第なのだ。
見る角度により、才能ともなり、コンプレックスともなる。
視点の位置次第だ。
才能は、使わないとかみさまから怒られる。
なんのために与えたんだ!ちゃんと使いなさい!と。
だから、才能をもっと使えばいい。
そ . . . 本文を読む
医学部志望の受験生からの問い:
「医学部に入るのって大変ですよね。すごく努力したんですよね。
お医者さんの仕事って土日も正月も働かないといけなくて、夜中の呼び出しや緊急もあって、トラブルも色々あるし大変なんですよね。
どうやって日々メンタルケアしてるんですか。
医学部に入るには、大学受験でも、仕事になっても、とにかく大変そうだな、っていう情報ばっかりが入ってくるんですよね。」
自分の返答:
「努 . . . 本文を読む
先日、こういう質問を受けた。
「見えない世界は大事ですよね。この世界は見えない世界に支えられていますよね。見える世界なんてほんの一部ですよね。
でも、こういう話をするとオカルトと言って馬鹿にされるんです。
こういう人たちってどうかしてますよね。
私が正しくて、オカルトと批判する人は間違っていますよね。」
・・・・・
自分はこう答えた。
「それは表現の問題だと思います。
オカルトと言われると言 . . . 本文を読む
内面に向かっては「深めていく」努力を、社会に対しては「開いていく」努力を。
大切なことは、表層に惑わされるのではなく、深層の本質へと直接に挑み続けること。
愛や調和とは、すべてを対象として使われる言葉であるからこそ、自分が嫌いなもの、苦手なものにこそ、自分が学ぶべきことがある。
そことの調和を図るからこそ、愛や調和という美しい言葉を発することが許される。
自分は、愛や調和という言葉を不適切に . . . 本文を読む
こどものとき感じてたこと。そして、今も感じていること。
ひとの人生は絶対的なもので、相対的なものではないということ。
人生を比べることは誰にもできない。
これはかなりシンプルな真理だと思う。
誰かと比べることを一生しない、と決めさえすれば、
人生はもっと自由になり、自分が与えられた人生や使命に、もっと集中した生き方ができる。 . . . 本文を読む
芸術家の方と対談するので、こういう事を考えていた。
(西林真紀子さん 「医芸一魂」 studio MOZAN)
Spirituality(たましい)は主観の追求であり、主観にこそ宝があり、主観の延長にこそ、その人オリジナルの人生がある。
「たましい」を客観化してしまうのは男性に多いが、客観化した時点で、「たましい」は失われる。
なぜなら、大事なのは自分と「たましい」との関係性だから。
客観化と . . . 本文を読む
(図はヘッケルの生物画です。Ernst Haeckel:Kunstformen der Natur 1899-1904 より。)
教育関係の雑誌である日本教育再生機構というところに文章を寄せました。
『いのちの歴史をみつめること』(4ページ分で長いですが、Shareさせてください。)
リレー連載『すべての学びは家庭から』というコーナーで、色々な人が文章を寄せているコーナーです。
以前も、東城百 . . . 本文を読む
原発の専門家の先生の話を聞いていて思ったことがある。
現代は、高度な専門分化の時代になった。
それぞれの専門分野は、専門外にはよく分からないのが実情。
閉鎖的な専門世界が起こす問題は、実際のところ専門外にはよく分からない問題が多い・・・・。
原発でも政治でも科学でも・・・なんでもそうだ。
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専門家の失敗に対して、批判したり文句を言うこともいいが、発想を転換させて、むしろ彼らを勇気づけること . . . 本文を読む
(イルカの呼吸と発声の図は、岩堀修明「図解・感覚器の進化―原始動物からヒトへ水中から陸上へ」より。名著!)
心療庵という場で話す「ひとのからだの歴史」話す資料を作っている。
ひとのからだの歴史を覗きに行っていたので、ここ数週間は数億年前の生命意識と同化していた。
数億年のギャップから、この現代生活に意識が馴染むのがなかなか難しい。
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ヒトと同じほ乳類の仲間であるのに、えら呼吸を肺呼吸へと . . . 本文を読む
最近はバタバタあわただしい。
そんなときは月と対話する。
月のリズムの方が、生命の歴史は長い。
人間の臓器に、月へんが多いのは偶然ではないだろう。心臓、腎臓、肝臓、脾臓、腸、脳・・・・。どこを見ても月ばかり。
太陰暦と太陽暦。
太陰暦は海のリズム。太陽暦は陸のリズム。
海のリズムは波のリズム。波は風や月の引力が引き出すリズム。引き潮と満ち潮の数億年に渡る繰り返しを、生命は全身に浴びていた。
. . . 本文を読む
白川静先生の『文字逍遥』平凡社(1994/04)、『回思九十年』平凡社(2011/3/15)をつまみ読みしている。
遊ぶっていうのは、神さまとも遊ぶってことらしい。
それは、絶対の自由と、ゆたかな創造の世界。
古代人は、こういう心性だったのだろう。
未来人も、そういう心性へと先祖返りしていくだろう。
そういう境地で日々を過ごして遊びも仕事もひとつになれば、こんなに愉快なことはない。
こども . . . 本文を読む