浜岡原発再開、慎重に判断すべき…首相(2011年5月2日11時38分 読売新聞)
>菅首相は2日午前の参院予算委員会で、中部電力が定期検査中の浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)3号機の運転再開を検討していることについて、「国民に安心してもらえるかどうかを見極めて判断しなければならない」と述べ、慎重に判断すべきだとの考えを示した。
>既存の原子力発電所の地震・津波に対する安全基準見直しに関し、「今回の事故の検証の結論を待つのではなく、検討する必要がある」と語った。
※アンダーラインは筆者
専門的な検証に関わらず、国民の安心という曖昧なものを基準にして、原子力政策に介入するつもりのようである。東京工業大学理学部応用物理学科出身でものすごく原子力に強い(asahi.com 政治 2011年3月16日22時59分)と聞いていたが、専門家の矜持などカケラもなかったようだ。専門的にはこうだから安心してくださいと言えないならば(あるいは専門的にはこうだから、ここはこうすべきと言えないなら)、菅首相の良いところとは何になるのだろう。その辺のおじさんを首相にしてももう同じなのではないか。
別に専門家じゃなくても、事故の検証もせずに、安全基準の見直しなどないということは分りそうなものだが。世論に弱いのが政治家の常であり、それを前提にしたシステムを構築するべきだというのが自分の主張だが、これは幾らなんでもないと思う。当たり前のことぐらいは政治家も逃げずに説明すべきである。
風評被害という言葉がある。存在しない原因・結果による噂被害のこと(wikipedia)である。存在しない(専門的見地に拠らない)原因・結果による噂レベルの話を元に政策を弄繰り回そうとする菅直人首相は歩く風評被害と言われても止むを得ないのだろう。逃げるとは思っていたが、左派的ないいところ(専門的な基準は大事にする)もないのだろうか。
>菅首相は2日午前の参院予算委員会で、中部電力が定期検査中の浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)3号機の運転再開を検討していることについて、「国民に安心してもらえるかどうかを見極めて判断しなければならない」と述べ、慎重に判断すべきだとの考えを示した。
>既存の原子力発電所の地震・津波に対する安全基準見直しに関し、「今回の事故の検証の結論を待つのではなく、検討する必要がある」と語った。
※アンダーラインは筆者
専門的な検証に関わらず、国民の安心という曖昧なものを基準にして、原子力政策に介入するつもりのようである。東京工業大学理学部応用物理学科出身でものすごく原子力に強い(asahi.com 政治 2011年3月16日22時59分)と聞いていたが、専門家の矜持などカケラもなかったようだ。専門的にはこうだから安心してくださいと言えないならば(あるいは専門的にはこうだから、ここはこうすべきと言えないなら)、菅首相の良いところとは何になるのだろう。その辺のおじさんを首相にしてももう同じなのではないか。
別に専門家じゃなくても、事故の検証もせずに、安全基準の見直しなどないということは分りそうなものだが。世論に弱いのが政治家の常であり、それを前提にしたシステムを構築するべきだというのが自分の主張だが、これは幾らなんでもないと思う。当たり前のことぐらいは政治家も逃げずに説明すべきである。
風評被害という言葉がある。存在しない原因・結果による噂被害のこと(wikipedia)である。存在しない(専門的見地に拠らない)原因・結果による噂レベルの話を元に政策を弄繰り回そうとする菅直人首相は歩く風評被害と言われても止むを得ないのだろう。逃げるとは思っていたが、左派的ないいところ(専門的な基準は大事にする)もないのだろうか。