観測にまつわる問題

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政府による私企業バッシングが始まるのか

2011-05-09 00:19:50 | 日記
交付金減額分の補填検討 細野補佐官(MSN産経ニュース)※下線部筆者

>細野豪志首相補佐官は8日、国会内で記者会見し、浜岡原発(静岡県御前崎市)の全面停止要請で地元自治体への関連交付金が減ることについて「今回は政治判断での停止になるので配慮を考えたい」と述べ、特別措置で減額分の補填を検討すると表明した。

要請では交付金は減らないと思うがそれはともかく、要請を受けて交付金の補償は当たり前と思う。ただ、雇用など経済により広範囲にダメージを与えると思うがどうだろう。被害につりあっていないのではないか?

更に言えば、中部電力への損害の補填は何も考えていないのか?弱者=地方には多少なりとも金を渡すが、強い企業には無茶苦茶やっても構わないという安易な人気取りの構図に見える。仲間である地方政府(公務員)に金を渡せても、民間には金を渡せないとでも言うのか。政府による私企業バッシングが続けば、日本経済は死んでしまうだろう。

静岡・浜岡原発:全面停止へ 経済界、猛反発 生産混乱、拡大を懸念(毎日jp)

毎日新聞は社会主義のイメージもあるが、意外にまともなところもある(失礼)。経済界が反発するのは当然であり、こうした公正な報道は必要な報道だろう。正直、浜岡停止などと煽る産経にガッカリしていただけに余計にそう思うのかもしれないが。今のところ、産経は今回、何時もの菅叩きすらやろうとしない。もう滅茶苦茶ではないか?正論を看板にするなら、社論に一本、筋を通してほしい。