三電計装株式会社の社長日記

無線通信分野での事業を通して四国を元気にしたいと思っております。

デジタルMCA

2008-05-17 08:58:44 | Weblog
昨日は、本社だけの営業会議を行いました。
当社の営業アイテムは、無線(DSR、DMCA、など)、監視カメラシステム、デジタコなどの無線通信関連事業を柱としています。
それらを更に拡販するにはどうしたら良いのかということで、主に監視カメラとデジタルMCAの話し合いをしました。

今日はデジタルMCA無線について説明します。
デジタルMCA(マルチ・チャンネル・アクセス)といい、携帯電話と同じように基地局の空チャンネルを利用する5年ほど前からデジタル方式になった無線システムです。
デジタルになってからは、エリア内であれば全国どこからでも通信できるようになり、またGPSで動態管理が容易にできるようになり、自治体では防災無線にも使われるようになりました。
当社は、大口を受注できたこともあり2年前の暮れに販売実績が中四国でNo,1であることが分かりました。

当たり前のことですが、中国・四国地区において人口密度の点からも広島や岡山の販売店より実績が上だったということで、

こんな名誉なことは二度とないかもしれない!

と、思い記念品を作成し、設置ユーザーはもとよりお世話になっている方々にお渡しすることができました。
メーカーからも表彰されました。
いまだにNo,1の座は確保していますが、他の販売店も頑張っておりこれを守り通すことができれば、当社の目標である無線通信分野での四国地区No,1が見えてくると思っております。

思い起こせば、10年ほど前から携帯電話が普及して運送業・建設業・酒類販売業・弁当などの製造配達業など従来の無線ユーザーが一時は解約の嵐で当社の営業マンも落ち込んでいた時代がありました。
当社もタクシーなど一部の業界を除いて、
無線に未来はないのか?
無線の時代は終わった?
と、思ってしまった時期にMCA無線がデジタルになりました。
当初は、今更デジタルになって全国エリアや動態管理ができても売るのは非常に難しいと思い込んでしまっていました。

それでも当社は無線通信一筋の会社です。
国のマイクロ無線・県市町村の防災行政無線・放送局・列車無線・タクシー無線・インカムから無線のことなら自治体・民間に関わらずほぼ全て取り扱っている四国では珍しい会社です。

MCA無線がデジタルになったということの利点を理解して可能性を信じ拡販に邁進してきました。
また、四国の販売店で四国地区普及促進部会というものがあり4年ほど前から当方が部会長になってしまったこともデジタルMCAを売らなければ格好が付かないと尻に火が付いた一因でもありました。

私も当社も四国で生まれ育って四国にお世話になっている会社です。
これからも無線通信事業を通して四国を元気にできればと思っております。
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