Sherwood SE-3 の Switch, Knob, 操作方法、機能など。
[ + ] は通常の Monitor 用で同期検波回路をバイパスします。
[ X ] は同期検波を作動させます。
一番左の [ LOCK ] を押し続けると自動でキャリアに Lock します。
[ OFFSET ] は LOCK した状態で受信機側の周波数を変化できる機能です。設計者は、この性能が自慢のようで、実質的に混信から相当な周波数まで逃げることができると書いてあります。確かに.....まあ、面白いです。*ECSS です。
上下 [ ↑ ↓ ] のレバーは、ゆっくりと LOCK 周波数を Manual で変えることができます。
左下 [ FLUTTER ] は電離層伝搬で生じる、わずかな周波数変化に追随する機能です。
[ AR ] は Amateur Radio 局用で FLUTTER より更に周波数が変動する電波に自動追尾します。
( ↑ 昨年、新規追加された機能 )
[ AM - SSB ] は名称通りで SSB の時は 真ん中の丸い Knob を回して復調します。昔懐かしい BFO のようなもの。
Volume 右の Switch は、高音を3段階変化させます。( Cut - High - Boost )
Volume 左の Switch は、低音を2段階変化させます。( OFF - Boost ) ← 表示のない Switch.
同期検波に関して電源 Switch はなく Speaker 用の低周波回路のみ Volume に Switch が付いています。
敢えていうなら + X Switch を + 側に倒せば同期検波 OFF ということでしょうけど.....
* ECSS ; Exalted-Carrier Selectable-Sideband ( 偉そうに..はい初体験です..... )
まだまだ使い始めたばかりですし、他の同期検波搭載の受信機を触ったことがないので比較できませんが、
1 eHam.net の Review にあるように、微弱なキャリアにも LOCK してくれるようです。
2 SSB でゼロ・ビートをとる面倒な?操作が減りました。
3 LOCK すると、聴きやすくなります。雑音が減り、フェージングが改善します。
4 音質がとても良いです。低音、高音を好みに変えれます。音質が良いので LOCAL 局でも活躍します。
5 OFFSET 機能を使えば、確かに混信から逃げれます。その分音質は低下します。
そこで音質低下を、高音と低音の BOOST で補うというカラクリでしょうね!
使用して数日、こんな印象です。
費用対効果は?これからの活用次第でしょうね。