( 記事と画像の追加 )
こちらの部屋で使っている SONY ICF-2001D
専用純正 AC アダプター は止めて、
安定化電源を製作することに。
理由は2つ
こちらの AC 電圧は日本より 2 割強ほど高いため ラジオ の保護、
電圧を安定させた方が色々な意味で安定するのでは?と思ったから。
純正 AC アダプター の ↑ 絵を見ると、
ジャック の外線 ( シールド ) 側が プラス
芯線側が マイナス です。
( これが今回一番の キモ )
↑ 正規の AC アダプター の出力電圧を調べたら無負荷で 5.2 V
入力が AC 100 V の場合 DC 出力 5.2V
ここでは実測値 AC 123 V と日本より高いので DC 出力 6.4 V
これまで電子 パーツ 店で集めた部品は ↓ こんな感じ。
使用する定電圧 IC は 5V / 3A 仕様 ( 1A から後日 3A へ交換 )
回路は定番通り ↓ こんな感じ。
ヒューズ は基盤に載せました。
↓ この基盤は最初に造ったもので、既に改良基盤へ交換しました。
ICF-2001D は見た目と違い大飯喰らいのなので IC の放熱は必要です。
消費電力だけでなく、定電圧 IC の入力と出力の電圧差が熱となるので、
その辺も考慮して ヒートシンク 付けることが必要です。
IC 7805 はダイキャスト・ケース の側面 ↓ に張り付けて 放熱
最初に製作した回路の部品を変えました。
平滑用電解 コンデンサ左の ↑ 容量を 470 μF から 2,200 μF へ大きくしました。
整流用の ブリッジ・ダイオード ↑ も 1A から 3A へ交換しました。
ケースは贅沢にも防滴仕様 ↓ ... これしか手元になかった。
ケース の隙間に防滴用 シリコン の シール が付いていました。
圧着すると シリコン の 凹 部分がこんな感じになります。
この タイプ の防滴 ケース、日本で買うと結構いい値段になります。
入力側 AC 115 V 出力側 DC 5V / 3A
早速、17810 kHz, NHK ワールド・ラジオ・ニッポン 「 旅する ラジオ 」 を聴いています。
P.S.
半日以上 ラジオ を付けっぱなしにして、
今回製作した電源内部の、どの部品に触っても人肌程度の温度
これなら大丈夫でしょう。