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ICF-2001D 安定化電源の製作

2012年03月07日 11時33分41秒 | BCL周辺機器/雑音対策

( 記事と画像の追加 )

こちらの部屋で使っている SONY ICF-2001D

専用純正 AC アダプター は止めて、

安定化電源を製作することに。

理由は2つ

こちらの AC 電圧は日本より 2 割強ほど高いため ラジオ の保護、

電圧を安定させた方が色々な意味で安定するのでは?と思ったから。

純正 AC アダプター の 絵を見ると、

ジャック の外線 ( シールド ) 側が プラス

芯線側が マイナス です。

( これが今回一番の キモ )

正規の AC アダプター の出力電圧を調べたら無負荷で 5.2 V

入力が AC 100 V の場合 DC 出力 5.2V

ここでは実測値 AC 123 V と日本より高いので DC 出力 6.4 V

 

これまで電子 パーツ 店で集めた部品は こんな感じ。

使用する定電圧 IC は 5V / 3A 仕様 ( 1A から後日 3A へ交換 )

 

回路は定番通り こんな感じ。

ヒューズ は基盤に載せました。

この基盤は最初に造ったもので、既に改良基盤へ交換しました。

 

ICF-2001D は見た目と違い大飯喰らいのなので IC の放熱は必要です。

消費電力だけでなく、定電圧 IC の入力と出力の電圧差が熱となるので、

その辺も考慮して ヒートシンク 付けることが必要です。

IC 7805 はダイキャスト・ケース の側面 に張り付けて 放熱

最初に製作した回路の部品を変えました。

平滑用電解 コンデンサ左の 容量を 470 μF から 2,200 μF へ大きくしました。

整流用の ブリッジ・ダイオード も 1A から 3A へ交換しました。

 

ケースは贅沢にも防滴仕様... これしか手元になかった。

ケース の隙間に防滴用 シリコン の シール が付いていました。

圧着すると シリコン の 凹 部分がこんな感じになります。

この タイプ の防滴 ケース、日本で買うと結構いい値段になります。

入力側 AC 115 V 出力側 DC 5V / 3A

早速、17810 kHz, NHK ワールド・ラジオ・ニッポン 「 旅する ラジオ 」 を聴いています。

 

P.S.

半日以上 ラジオ を付けっぱなしにして、

今回製作した電源内部の、どの部品に触っても人肌程度の温度

これなら大丈夫でしょう。

コメント (12)
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