ネットで当ブログにご来店の方がお持ちの PALSTAR R30cc の液晶の照明 1 ヶ所が切れたとのことで、当店に修理を依頼されました。
受信機の雰囲気は大事ですよね!電球切れは精神衛生上早く交換したいものです。
R30cc には 3 個のムギ球が使われています。私は R30A の交換電球 ( 配線ワイヤー付 ) は余分に持っているのですが、R30cc はアッセンブリ毎の交換になり、これに使える部品は持っていません。依頼人の方は米国の PALSTAR に情報を質問されたようですが既に製造から 20 年以上経過していることもあり、電球の規格も分かりませんでした。現在販売されている器材は R30A で回路はほとんど同じですが、R30cc とは液晶や筐体が異なります。
取りあえず筐体を送ってもらって開けたらこんなアッセンブリになっていました。↓
回路図を見て、また実際に計測して同規格のムギ球を通販で手に入れました。なお本体には受けるソケットは無く、ゴムのブッシュにグニュグニュと挿入する方式です。切れたムギ球だけを交換する方法もありますが、経年劣化を考えると全数 3 個を交換する方が精神的に安心です。
↓ オリジナルを真似てアッセンブリを製作しました。
↓ 再組立てして、完治しましたので昨日、所有されている方の元に戻っていきました。
まだまだ現役で使えますね!