南回りでヨーロッパへ飛ぶときに中東を経由することがあります。
アラブ首長国連邦のドバイ国際空港を経由した時に時間があってターミナルを歩いていて見たことのないドライ・フルーツがたくさん売っていて印象に残っていました。
それは『デーツ』というナツメヤシの実でした。
これを乾燥させるわけです。
乾燥したデーツの実は砂糖は加えていないけど甘いです。
健康食品として 1 日に 1 ~ 2 個が体に良いらしい。
干しブドウを更に甘くしてサッパリ味にした感じです。
種抜きデーツもありますが、種があっても種は小さめなので食感に違和感はありません。
砂漠に生えるナツメヤシ
ほとんど降雨がない環境に力強く育つ『ナツメヤシ』の木
( Wikipedia から引用 )
乾燥には強い。雌雄異株で樹高は 15 m から 25 m, 葉は羽状で、長い葉柄は 3 m に達する。葉柄には棘が存在し、長さ30cm、幅 2 cm ほどの小葉が 150枚 ほど付く。実生 5 年目くらいから実をつけ始める。樹の寿命は約 100 年程が普通で場合によっては樹齢200年に達することもある。
乾燥に強く人間の生命を維持していくための栄養素が多く、中東では宗教的意味合いも強いようです。
不毛の乾燥の台地砂漠でこのような栄養満点のフルーツが育つのは、
「神からの恵み授かりもの」なんでしょう。
このデーツを食べていると、どこからか「コーラン」が聞こえるような気がします。
オタフクソースの材料にもデーツが使われています。