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VR-500 分解・修理・改造マニュアル (2010年03月17日)

2010年03月17日 13時44分36秒 | その他のラヂオ・受信機
「 VR-500 分解・修理・改造マニュアル 」を買いました。

この CD, ちょっと.....怪し系.....の雰囲気で、購入を躊躇していました。(笑)

面白いです。
最初に「 VR-500 は八重洲無線が真面目に作った最後の受信機 」と書いてあります。
こんなに小さな受信機 ( 電池込み 220g ) を改造できるのか?と思っていましたが、記事の内容は濃いです。

MW や SW を聞いていて、とても音が良いのは Filter が 15kHz という超 Wide だったのが理由と判明しました。
反面 15kHz という Wide Filter だと混信は避けられません。
この VR-500 に Narrow Filter が付いていれば出張に持ち歩けるのに...と思っていました。
本来 AM Mode で Narrow Filter を選択することはできません。
ところが、超簡単、裏蓋を開けることなく AM 受信で 15kHz を 4kHz Narrow Filter へ切り替える裏技があること分かりました。
4kHz といえばヨーロッパなど中波、短波の周波数が混んでいる地域で好まれる Filter Width です。

うんちくはさて置いて、早速 AM Filter を Wide / Narrow と切り替えれるように設定してみました。
不思議なことに Mode 表示も " AM " から " NAM " へ変わりました。
だったら最初から切り替えれるようにしておけばいいような気がします。
凄く得した気分です。

また VR-500 は USB / LSB を選択できる世界最小の受信機だと思いますが、この周波数の調整方法も書いてあります。
私の VR-500 は USB と LSB で周波数がズレているのが気になっていました。
TCXO みたいに精密な調整は無理ですが、多少でも調整して使えればと思います。

まだまだ盛りだくさんの記事があります。
ちょっと忙しくしているので、月末くらいには、いろいろと改造?調整してみます。

※ この VR-500 という受信機は、この CD の著者のお気に入りのようです。
※ VR-500 は [ ラジオライフ Best Buy Handy 2000 ] に選ばれています。
  ということは最低でも 10 年以上販売されているんですね。
※ VR-500 にも「同期検波があればいいなー?」裏技では無理でしょう。(笑)
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2 コメント

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Unknown (電波竿)
2010-03-18 09:39:22
HIROKIさんの所ではお会いしていますが、ここでは初めましてです。よろしくお願い致します。
色々興味深い記事を書かれていて、覗きが日課となっています。
うちのシャックにも寝たきりVR-500が有りますが、面白そうなのでネット見たらヤフオクで販売しているんですね。今ネットでのPDF購入出来るのか問い合わせしたところです。
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Re ; 電波竿さんへ (Vic)
2010-03-18 12:24:59
電波竿さん、こんにちは。お世話になっております。
大陸(台湾的表現ですか?)にてお仕事をされていらっしゃるんですね。
お疲れさまです。

我が家でも、寝ていることが多い VR-500 ですが、見直しますと、凄い受信機だと感心しております。
例の CD ですが、2枚以上ですと安くなるようです。
私は 2 枚を買いました。
次の記事にしたいと思います。

ご来訪、ありがとうございます。
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