手回し発電機を装備した非常用ラジオ SONY ICF-B200 は 1997 年発売といいますから既に17年も前から生産されていた国産のラヂオです。このモデル、今は生産完了して新しいモデルへ引き継がれています。
我が家では15年程前に購入し、一時期は子供の NHK のラジオ学習、妻のラジオ聴取に使ってきましたが、最近見かけないな?と思ったら、賢い妻が非常用の持ち出し物品袋の中に詰めていました。
久し振りに聴いてみたら内蔵の充電池が劣化しているみたい。開けてみたら案の定ニッカド電池に液漏れが起きたようで粉を吹いていました。
この状態では非常用として使い物にならないので内蔵の充電池交換することに!
近くの電気屋で代用品の充電式電池を買ってきました。
左上が代用品、右が劣化した純正のニッカド電池
純正品の規格は 2.4V / 300mAh,
買って来たのは 2.4V / 800mAh.
大きさの違いと容量の違いは気にする事は無いかと!
いや、800mAh を満充電させるには大変な運動量で大汗をかく事は間違い無し!
ちなみに買って来た充電池は電話子機用の ELPA THB-081 でしたがコネクターが合わないので接続も改造またはハンダ付けが必要です。電圧が合えば違う充電式電池も使えるでしょう。
↓ 早速取り替えました。
裏蓋の内側にある充電池のスペースは狭いので、一部をカッターで切って大きい充電式電池が入るように改造しました!
これで後10年は使えるかな?
このラヂオは2電源、手回し発電の内蔵充電池と交換式の汎用電池のいずれかで駆動します。
今時なかなか見る事の無い " Made in JAPAN " と書いてあります。
SONY ICF-B200 ( SONY 資料 )
そうそう、別の国産ラジオ生産終了の話題!
防滴野外作業用ラジオ SONY ICR-S71, こちらは発売が 1986 年と言いますから28年間の長い期間、生産されてきましたが遂に生産完了しました。
今ならまだ 売っている店 もあるようです。
蛇足ついでに新しい Nikkei ラジオ ICF-M780N が2月に発売されましたね。
今迄の Nikkei ラジオ ICF-EX5MK2 の生産完了も近いのかな?( 勝手な想像 )