大阪湾岸の中波放送局を調べてみた。
大阪から紀伊山地を越えて WBS 和歌山放送
1959 年 4 月 1 日 - 開局 1560 kc
1978 年 11 月 23 日 - 周波数変更、1431 kHz / 5 kW
2016 年 5 月 30 日 - FM 補完中継局 94.3 MHz / 500 W 海南市
和歌山市狐島の無指向性アンテナ
紀伊水道を越えて JRT 1269 kHz / 5kW 四国放送 ( 徳島 )
1952 年 7 月 1 日 ラジオ放送開始
2018 年 9 月 30 日 FM 補完中継局 阿南 93.9 MHz / 1 kW 開局
なぜ JRT なのか?呼び出し符号が JOJR の JR と徳島の T とのこと。
徳島放送とせずに四国放送としたのは紆余曲折あったんでしょう!
徳島市川内町の無指向性アンテナ
この二局は紀伊水道を隔てているのでたぶん相互に聴いている聴取者も多いことでしょう。
私の住む所から和歌山市の送信所までは、かなり近いですが海を隔てた徳島の四国放送の方が良好です。
放送内容も地方色があって面白いです。
次は神戸の CRK ラジオ関西
1952 年 4 月 1 日に中波放送局として 1490 kc / 1 kW で開局
1978 年 11 月 23 日 - 周波数 558 kHz / 20 kW に変更。
こちらは二棟立っているので指向性アンテナですね。
2019 年 4 月 1 日 - FM 補完放送 91.1 MHz / 1 kW 開局
こちらは「こちら海の見える放送局」ということで神戸にありますが、送信所は淡路島の大阪湾寄りにあるので兵庫から大阪が視聴地域でしょう。
他にも 大阪には ABC, MBS, KBS, OBC などのこの狭い地域でこれほどの民放ラジオ放送局があるのは関東より多い気がします。
こちらでは大型ワイヤーアンテナ見かけるんですが、軍施設のような雰囲気も漂いますので、堂々と写真撮るのも控えてしまいます。
こちらではブロードバンド中波多いように思われると思うのですが、FM]の方が圧倒的に多く過密です。感度の良いアンテナにすると混信だらけになるでしょう。ここ17階でも混信周波数あり、アナログラジオだと厳しい局もあります。でもついついFM聴くには、音質求めて大型アナログ機で聴きたくなるんですよね(⌒▽⌒)
ところで補完放送ですが、こちらでは中波が補完放送となっているように感じます。FM局のジングルがそのまま中破で流れています。
補完の意味合いならこちらの方が正解かなと、まして中波放送がなくなるなんて・・・補完の補完放送アンテナが必要になるのか??
中波は早朝にはフィリピン🇵🇭の局までなら時々聞こえます。
確かに海外で FM ラジオ聴くといっぱい放送局が聴けますね。海外に比べて日本では少ないですね。
これだけ林立してて利益あるんだろうか?った思った事があります。
大陸では中波が補完っぽいのも面白いですね。
混信ですが、スペクトラム見ていると中波に限らず帯域が広い放送局だと20kHz くらい幅取ってて、音質は帯域拡げると高音まで出て FM っぽくなりますが、これって規定違反じゃ?と思うこともあります。