シニアスクールの講座は国士舘大学講堂「入浴健康法」と言うテーマだったが我がクラスは男性女性3人ずつ。いつもの区役所地下のレストランで、食事をしてコーヒーを飲みながらおしゃべりひとしきり。家に帰ってから夫の介護認定のため近くのホームドクターへ診察に行った。3時から始まる午後に診察、夫が診察室に入ってから待合室にある鳩時計が鳴った。三回愛らしい鳩が飛び出したが、私はこの鳩時計が大好きだ。
いつもの診察の後先生に「ご主人が認知症のために困ったことありますか?」と聞かれ一瞬考えた。二度ほど迷子(オジーさん)にして慌てたことはあったが、特別に困らせられたことはなかった。世田谷区で時折開く「高齢者認知症介護者の会」に参加すると「00を殺して自分も死にたい」と言う、凄惨な介護者もいて、本当にお気の毒で、思わず涙ぐむことがある。それに比較したら私はやはり「幸せな介護」をしいるのだと思った。来年10年目になる認知症の夫の介護認定は、さて上がるのだろうか?予感ではまだ「要介護1」だと思うが・・・いずれにして本当に暑い日だった。
※ 83歳のベテラン作家が伝える人生を楽しく生きるコツ
(まぐまぐ編集の方が書いてくれた文です)
2019年2月から始めた有料メルマガ『小池能里子の「人生を思い通りに明るく生きるコツ」』は、著書43冊のベテラン作家・小池能里子が自ら日々実践してきた“明るく生きるコツ”をお伝えする手紙のようなメルマガです。あとちょっと頑張れば週末を迎える木曜日の朝に毎週お届けしています。
・認知症9年目ながら今でも優等生な旦那さんのこと
・歳を重ねても心も体も元気でいるためのポイント
・夫婦生活をより豊かに幸福なものするための工夫
・平凡な生活を楽しく生きるコツ
・人間関係をスムーズにする方法
・不快な感情を素早く捨てる
ダンス教師、ヨガ指導者、心理カウンセラー(世界心理治療学会で発表)作家、表情筋
トレーナー、ヒーラーなど、10以上の肩書きを持つ小池能里子がコラムでお伝えしていきます。中でも認知症発覚から約9年、症状が進行していない旦那さんとの夫婦関係を良好に維持する能里子流の介護術は、家族の認知症介護で苦労している人にひと筋の光明を見出してくれます。
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