これは私自身の体験でもあるが、親子として付き合っていても、自分の子供が
生まれたことで、愛情は自然に自分の子供に向けられるのはごく自然の感情だ。
親のために介護離職せざるを得ない人もいるようだが、それは社会的にも大きな
影響があり、子供が介護のためにそうするのは、やむを得ないかもしれないが
「子不孝」と言えるかも知れない。ヤングケアラー(子供の頃から、親を介護している)
存在を知ったが、それも小学生までいて、大変なご苦労で本当にお気の毒だと思う。
色々な意味で自立していればよいが、介護されながらの長生きは、家族にも社会
にも負担になることは自明の理だ。要介護1の夫を平均寿命より10年も長生きさせたい
と思うのは、「家族にも社会にも迷惑をかけず、妻の私の裁量で介護ができる」ことが
条件だと思う。そのためには、高齢でも自分が元気なことが必要だ
先月末に山手線に乗ろうと走り転倒したが、お蔭で軽く済んだが、実は1週間近く
痛かったため、自分のレッスンはできなかった。
高齢者が転倒すると、大腿骨骨折になる例が多く、多分3か月間ぐらい動けない
そうで、そのため認知症になったり、寝たきりになったりするらしい。
そんなことになったら、夫の介護はできないので、これからは人一倍不注意な
ので、より注意しなければならない。
高齢者の死亡率の3位は肺炎だが、その中でも誤嚥性によるものも多いようだ。
そのため、1年ほど前に私は「誤嚥防止トレーニング」を作り、毎朝二人で行っている。
デイホームの対応は大変手厚く、当人は楽しくそれなりに動いているようだが、家
では黙っていると一日ベッドにいる。コロナストレスだと思うが、私はあまり体調が
よくなく、一日絶食状態だが、涼しくなった時間に夫と一緒に羽根木公園へ行った。
爽やかな風が吹いてとても気持よく、夫もご機嫌だったが、私が働きかけないと
夫は自発的に何もしないが、誘うとほとんどノウとは言わない。
これからもより老化する夫の状態を、何とかセーブするために、色々考え工夫して
できるだけ誰にも頼らず「夫が幸せな状態」で長生きさせたいと思っている。
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