ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

忙しかった昨日

2021-01-26 15:41:58 | エッセー

 昨日は 夜中には夫の声で目覚めたが、腕が痛くて起き上がれず、トイレに

行けないためだった。急いで備えてある機具を使って済ませたが、時間は午前3時。

 右腕の肘から上が痛いようで、備えてある座薬を使ったら、そのまましばらく

して眠ったようだ。原因は「石灰沈着疼痛」で、物凄い激痛は対処できないが

ガマンできる程度なら家で、そのための薬で抑えたことが2・3度あった。

 その日は都立松沢病院の定期診察だが、夫は動けないため娘に来てもらって

私一人で行った。先生に夫の現在の状態をご報告し、11年目からの対応法について

ご相談した。何時も混んでいる病院の待合室は、人影もないほど空いていたが

これもコロナの影響だろう。私がこの病院が好きなのは、広大な敷地にあるため

空がとても広く樹木も多いためで、その日の空は何とも美しかった。

 ここに来るととても気持ちがほぐれる上、11年お世話になっている先生は

認知症専門医なので、先生とお話するとホッとしたように、私はとても安心できる。

 次回は4月一日に予約をしたが、多分桜も美しいと思うので、次回も楽しみだ。

 

 家に帰り遅い昼食を準備したが、朝を抜いたためか、夫は美味しそうに食べたが

右手が使えずフォークで食べたが、やはり不自由そうで私も少し介助した。

 食休みをしてから東北沢の整形外科へ行き、レントゲンを撮ったら、やはり

同じ病気だと分かった。突然起きる痛みは、予防もできず、治療法もなく原因

不明の難病だと思うが、いくら医学が進歩しても、コロナも制圧できず、次から

次へと起きる病。人間生きている間が、病気との戦いかも知れないと思った。

 それにしても・・・夜中の3時から起きていて、病院とクリニックとの梯子は

さすが老体には少々こたえたので、今朝は寝坊したが、また新しいことをヒラメキ

今ちょっとワクワクしている。

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久しぶりの夜更かし

2021-01-24 20:17:30 | エッセー

 毎日9時から遅くても10時にはベッドへ入るが、先日マイケルジャクソン

の番組が見たくて起きていた。それは物凄くダイナミックで、本当に素晴らし

かった。私は彼のファンではなかったが、没後友人と見た映画で、彼の天才的

な素晴らしさを知って、「何故こんなに早く亡くなったのだろう」と涙がこぼれた。

 昔は私のダンススタジオでは、ジャズダンスのエクササイズにいつもマイケル

の曲を使っていたが、その曲はノリが良く、今でも私は時折使っている。

 しかし、ショーのレッスン風景、オーデション風景など、初めて見たがその

スケールの大きさは素晴らしかった。またさまざまな場面でのマイケル対応

スタッフへのこまやかな気使いは、とてもやさしい人だったのだろうと思った。

 繊細なのにダイナミックで、キレの良いダンスは多分誰にも真似ができない

のではないかと感じた。また、ショーの構成は想像以上に凄かった。

 

私は「エルビスプレスー」の大ファンだったが、新宿駅でエルビスが亡くなった

ことを知った。その日は千葉市へ催眠法の勉強に行く予定だったが、あまりにも

ショックが大きく、とても勉強する気になれず、体調が急に悪くなってと先生

にキャンセルの連絡をした。とても家にも帰る気になれず、一人で喫茶店に入り

しばらく動けなかったことを思い出した。大スターマイケルが亡くなったとき

どれほどファンは嘆き悲しんだだろう。時間の経過を忘れて夢中で見た番組

だったが、やはりマイケルは天才だから魅了されるのだと思った。

 でも久しぶりで素晴らしい番組を見たと、私は十分満足できた。

 

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 朝・昼・晩 努力大好き! 短期目標設定

2021-01-24 07:33:22 | エッセー

 先日も骨格について学習したが、色々なことを知れば知るほど、自分のもてる

知識と照らし合わせて、「エイジポジティブ研究家」として、私は楽しくなる。

 今月の12日に(私の誕生日まで後10か月だ)と思った、すると、何度か取材

された主婦の友社の女性人気雑誌「ゆうゆう」で、高齢で不細工な私が

「メイクモデル」を依頼されたことを思い出した。その撮影が6年前の誕生日

だったが、その時の写真を見たら、閃いて急に小さな目標を設定した。

 すると途端に、ワクワクした気分になったのは、いつも燃えて生きているのが

大好きだからだ。さすがに最近は思わなくなったが、実は私は「怠惰に生きる

なら死んだ方がまし」と言う価値観の持ち主だった。

 人生の先輩でお手本にしたいと思う人は、だんだん少なくなるがでも「素敵だな

ああなれたら良いな」と思う、憧れている人は今も存在している。

 お陰様で私でも年齢と共に「希望の星」とか「憧れています」なんて、言って

くれる人達もいる。人生100歳時代と言われ、色々な説もあるが、65歳時点

で健康な人の健康寿命は平均すると、男性82歳、女性87歳だそうだ。

 押し寄せてくる老化、そう長くない命だし、「10カ月間の限定目標は達成したい」

と思ったらまたヤル気になった。誰に迷惑かける訳でもないし、ま、いっか!!

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心の中の宝物は捨てがたくて

2021-01-23 07:30:43 | エッセー

 物欲も金銭欲もないが、思い出は大切にしたいと思う。その形としてあるのが

海外で買い求めた小さなお土産だ、行き初めた頃は大きなものばかり買っていて

それは置き場所に困ると気づいた。着るものは別として、それ以来小さなガラスの

ケースに収まるものだけにした。それらはほとんどがカウンセリングルームの窓辺

に飾ってある。時々取り出しては、その楽しかった思い出に浸る、私のささやかな

幸せの一つだ。不思議なことにそれらを手にすると、どこで買ったとか、その国で

の思い出が浮かび上がって蘇ってくる。

 仕事がらみや観光も含め、インドは別格として、アジアも何か国も行ったが

ヨーロッパの方がずっと多い。10数年前だと思うが、チェコで「まるで宝石

のよう!」と感じたガラスの花の置物を見た。大きいし、高価だしと逡巡したが

どうしても欲しくなり買ってしまった。ところが2年ほど前から、その花びらが

落ち始めたので、修理をして貰ったが、一度落ちたガラスは接着しにくいらしい。

 余程捨てようと思ったが家にあったキレイなガラスの灰皿に入れて、また窓辺

に置いた。何でも捨てるのが好きな私だが、楽しい思い出は捨てきれないの

だと気づいた。

 

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花を求めて

2021-01-22 09:39:01 | エッセー

 久しぶりに羽根木公園へ行ったが、以前着た時とあまり変わらず、梅の花がほと

んど咲いてなかった。東北沢で生まれ、赤ちゃんの時から梅が丘で育った夫。

 昔根津山と言われた公園は、子ども達の遊び場だったようで、思い出も沢山

あり、私は何時も興味深く聞いている。公園内はとても暖かくのどかで、人影

もとても少なかった。去年の方がもっとたくさん開いていたような気がしたが

やはり今年は寒いのかも知れない。

 夫と「近くにこんなに良い公園があるのは、ホントに良いね」と話したが、私達

が婚約時代に公園か造成中だったから、もう65年以上前のことだ。

  できたばかりの公園は、まだ植えられた樹木も小さく、子供達が羽根木公園へ

遊びに行くと、我が家の3階のほどの高さの物干し台から、子供達の姿がよく見えた。

 まだ梅が丘の駅は南口しかなかたっし、北口駅前にはビルが一軒もなく、郊外

そのものの風景でのどかで静かだった。月日の流れとともに色々な変化があるが

でも、梅丘は私達の終の棲家に違いない、「良いところに住んで良かったね」と

2人で改めて話した。

 

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