年内最後の全体練習を行いました。
佐藤宏充マエストロの指導で大変充実した時間になり、
ハイドン作曲「四季」最も難しい「秋」を佐藤先生にご指導いただき
本番のテンポ感で歌えて少し光が見えた気がします。
全ての曲に最も大切なのは⤵
- ドイツ語は名詞が大文字で始まっている。その言葉をしっかり伝わるようにしゃべること。
- ドイツ語は語尾が大切、音符の中で語尾を言い終える事→音符の中にしまう事
- ドイツ語を上手く処理する(早いテンポでの言葉の使い方)こつとして、早めに切ること→音符の長さ分、母音を伸ばさない。
- Rを巻かないで歌うこともあり
- また、接続詞「und」など語尾を言わないこともあり
- リエゾンする場合もあり工夫してテンポ通りに歌う事
- 指揮する手が下に降りた時、母音が来るように子音は前に出して歌う事
Der Herbst(秋)
No.20 Terzett mit Chor(三重唱と合唱)
「こんなにも自然は勤労に報いたもう」
- この曲は「収穫の喜び」を歌った曲、喜んで歌う!!
- 練習番号Aからの「O Fleiβ」は「O」と「Fleiβ」の間に紙が挟まる感じに歌う事。ほかのページの「O Fleiβ」も同じく。
- 出来れば「O」は暗く狭く
- 106小節「Heil」いつまでも歌わない二拍目に「ail」を言う
- バスパート言葉の修正→119~120小節「kommt alles」を「von dir kommt」に修正する。
- 122小節「Heil」の和音に注意
- 127小節「Fleiβ」早めに言う
- 170小節アルト、「Fleiβ」二拍目に「ais」を言い、伸ばさない
-
180小節「Heil」早めに切る
-
188小節「von dir」の次の「O Fleiβ」から新しいフレーズが始まる
No.26 Chor (合唱/村人と狩人たち)
Hört,hört das laute Getön 「聞け、この大きなざわめき」
- 7小節「Hört」の「へ」で伸ばさない
- 大文字は全て名詞「Getön」「Walde」「Welch」などとてもはっきり大事に歌う
- 8小節「das」強く言う
- 21小節アルト、ソプラノ22小節「Welch」の語頭「W」のこすれる音は長く言う「なんてまあ」という意味に合うように。
- 26小節「Wald」の語尾を音符の中にしまう。短く!!
- 練習番号A「Es ist」伸ばしすぎない。
- 32小節「Hörner」は「ホルン」の意味、名詞ははっきり大事にしゃべる。
- 練習番号B男声二重唱「Schon flieht」指揮の手が下に降りたところで「ie」が言えるように「fl」前に出す。テンポが遅れなくなるので。
- テンポ早く遅れないためには49小節「Doggen」と「Reiter」の間の「und」は「un」と言えば良い。名詞はしっかり言う。最後の「nach」は音符の中で「ch」
- 53小節「Er flieht」は「エア」と「R」を巻かずテンポ遅れないように。
- 66小節、「O wie」「er springt」を分ける。
- 71小節「streckt」の母音「e」を伸ばさなく、短く切る
- 76小節「Da bricht」と「er aus」の間は分けて歌う
- 78小節「hervor」は「ヘア」と言う、テンポに遅れないために。
- 81小節「Fliet」は名詞なのでしっかり言う。
- 82小節83小節「hinein」は「ヒナイン」としゃべる。
- 練習番号D男声合唱87小節「hat er」は「ハテア」とリエゾンする。
- 95小節「zerstreut」の子音「str」は小節線より前でしゃべる。
- 98小節「schwärmen」子音「sch」も前に出して歌う。
- 104小節「Tajo!」は折角母音で終わっているのでしっかり音符の長さ分歌いきる。
- 練習番号E「Der」は「デア」と言う。
- 「Ho!!」が多く出てくるが、一つずつ言葉を切って。
- 177小節、「freudigen」は子音を小節線より前に出してしゃべる。「eu」が小節線に来る。
No.28 Chor (合唱) Juhhe,juhhe! dir Wein ist da
「万歳、万歳、ぶどう酒だ」
- この曲は26番の狩りの8分の6拍子とは違って、ジョッキのワインをもって酔っ払って左右に体を揺するワルツを踊るような8分の6拍子です。
- 「Juhhe」「Juhhe」は一つずつ分けて歌って!
- 14小節「juh!」の後の休符は時が止まったように。音が無い時間にする。
- この曲はブレスが命
- 22小節「juh!」の後、全員ブレスをする。
- 25小節からの男声合唱は酔っ払っている感じに「R」をたくさん巻く。「trinken」「Brüder」「fröhlich」など。
- 30小節からの女声合唱は男声「飲もうぜ!!」に対して「歌いましょうよ」と歌っているので柔らかく歌って。
- 36小節、42小節、47小節、52小節「juh!!」の後は全員ブレスをし、分ける感じに。
- 80小節「Wein!!」アクセントを付けて「酒!!」と言う。
- ここまでの間「es lebe der~名詞」何を讃えているのかが大事。名詞をしっかり言う事。
- 練習番号Dからの女声合唱では楽器名がたくさん出てくる。これを言いたいので名詞を目立つようにしっかり言う。「Pfeifen」は「笛」「Trommel」は「たいこ」「Fiedel」は「弦楽器」「Leier」は「オルガン」「Bock」は「ボックパイプ」
- 102小節、105小節の「der」は「デア」で良い。
- 練習番号Eからの男声合唱111小節112小節「springen」は拍の中でしゃべれるようにしておく。遅れるので!
- 115小節「Mädchen」強めに言って!
- 118小節「Reih'n」の「R」を一杯巻く。
- 練習番号Fからの女声合唱「Heisa! hopsa!」「Heida!!」は弾むように軽く歌う。「Hei」を強く「da」を弱く歌うと良い。
- 練習番号Gから練習番号Iまでの間のフレーズを分けると歌いやすくなる。「152小節から155小節」「156小節から159小節」「160小節から164小節」「165小節から169小節」「170小節から173小節」「174小節から176小節」「177小節から182小節」「183小節から187小節」「188小節から191小節」で線を引き、分けておく。
- 練習番号K206小節「laβt」は短く!次の「uns」が遅れないように。
- 212小節、「schrein」の語尾は叫び声のように「ein」を短く。
- 219小節と220小節の間は全員ブレスする!
- 221小節のフォルテッシモはスピントに。急なffです。
- 221,222小節のアルトとテノールの動きははっきりと。
- 223小節「schrein」短く終えて!
- この曲では息をテンポの中で吸えるように、色々な息の吸い方が出来ると早いテンポで歌えるので練習&研究してください!
年内の和光市民合唱団の練習が終わりました。
皆様、素敵なクリスマスと幸多いお正月をお迎えください!
来年は1月6日から練習開始です。
1月6日(日)午後1時半からサンアゼリア企画展示室で全体練習です。
ご指導は古澤泉先生、年末年始お忙しいと思いますが、
No39を中心に34,36も見ていただきますので、復習してご参加ください!