酷暑の昨日、100名を超えるメンバーが集合し全体練習を行いました。
全パート集合したのは7月29日以来1か月ぶり。
男声と合わせた久々のハイドン四季、ドイツ語に四苦八苦の3時間でした(笑)
9月2日(日)にはマエストロのレッスン≪No.2~No.11≫があります。
佐藤宏充マエストロには6月3日の発会式から3か月ぶりに聴いていただきアドヴァイスを
いただきます。細かいことも楽譜に書き込んで次のステップに生かして下さい。
古澤先生の指導
発声について赤ちゃんが泣くようにあばらを開いて、母音を言う。声を響かせよう、とか鳴らそうという考えは捨てる。ただ、歌の中で息を吸う時に緊張感のあるPの息、そしてfの息、吸った後の感情が出るような息の吸い方をする」
ハイドン作曲「四季」春より
No.2 Chor des Landvolks(村人たちの合唱)
- 一曲通して聴いてみて、ピアノとフォルテの違いが全く無い。息を吸うときにピアノの息、フォルテの息を吸うように!
- 神経を使ってピアノにして歌い始める。声を出そうとしない。
- ピアノであっても「Komm」おいで!という言葉は子音をはっきりと。語尾の「m」も忘れない!
- 10ページ12小節はピアノ、14小節はフォルテ、徐々に大きくならないで、急にフォルテに!
- 20小節「aus」は「アオス」です。
- 41小節ソプラノ「Himmmels」のレソの八分音符は高いほうに向かって引いて歌う。
- 13ページからの女声4部、62小節からの男性4部の音は各自確認→だいぶ忘れているので。
- 13ページ出だし「Er」は主語なので、「ir」とrを巻く。
- 67小節男声「schleicht」の語尾「cht」しっかり言う。
- 68小節同じく男声「Nebel」は「ni」です。eの母音にならないように!
- 71小節「zurück」の発音に注意。üは母音yと言うと上手くいく。
- 80小節からの練習番号Eの始まりに神経集中させる→ピアノで「komm」おいで!
- 15ージかr16ページに変わる前に次フォルテ「komm」と書いて!!
- 87小節スフォルツァンド忘れない。
- 17ページの「o komm」を各パートが次々歌い継ぐ所、次のパートの出だしに重ならないようにはっきり音を切る。
- 95小節「nicht」の語尾しっかり言う。
- 18ページ99小節「länger」の発音に注意
- 最後のフレーズ、ここだけでもせめて「O 」暗いO「 komm」明るい「O」の違いをはっきり出す。
No.6 Terzett und Chor [Bittgesang] (願う歌)
- 28ページソプラノ15小節、「ドファ」の八分音符は高いほうに向けて引いて歌う。
- 19小節からはレガートに母音長く
- 32ページ練習番号Cテノール&バスの箇所の言葉の復習が必須
- 73小節「Dank」の語尾をはっきり四分音符で切る。
- 74小節からの練習番号Dは「un poco piü moto」で急にテンポアップするので注意!
- 81小節テノールのフレーズを他パートは聴く
- 同じく87小節アルトのフレーズを他パートは聴く。決してワーワー歌って消し合わない。
- 38ページは大事に、92小節からの男声は復習して!
- 「Dank」の子音聞こえるように
- 42ページの長い音はベルのような真っすぐな音ではなく、お腹とつながって回転する音に!
- 最後の「Ruhm」の「R」前に出して巻く
No.8 Freudenlied(喜びの歌)
- 49ページ練習番号Aの出だし、絶対ピアノで歌い初めて!最初の「O」は閉口母音。暗く!
- 50ページ最初のテノールのフレーズは大きめに他パートはテノール聴くこと。
- 次にバスがテーマを歌うので他パートはバスを聴く。
- 53ページ練習番号Bの「lebet」「schwebet」大事に。
- 133小節からの女声合唱、村娘の内緒話なので神経を使ってピアノで!
- 137小節のアルト「unser」はzに、139小節「Süβ e」は「zju」
- 142小節「Reize」の「ze」は「tse」
- 55ページめくったらすぐにバス入ると楽譜に書く!
- 186小節の「Gott!!」は音量増やさない。
- 61ページ練習番号Fからのフーガはテーマを歌うパートはしっかり、他パートは聴くことでテーマが聞こえてくる。ワーワー歌わないをしっかり守って!
- 65ページのバスから歌い始めるところ、上3パートは音量落とす。特に242小節のバスは聴きたいところ。
- 「ewiger Gott」が主題なのでこのフレーズはしっかり歌う。
- 269小節ソプラノ、ピアノだが「gütiger Gott」言葉はっきり。
- 272小節、276小節のテノール、しっかり歌う。
ハイドン作曲「四季」夏より
No.11 Terzett und Chor (三重唱と合唱)
- 81ページからの長い音、ベルにならない、回転してゆく声に!
- 15小節からの「o Sonne」ですっかり変化させる。「O」は暗く。
- 16小節からはレガートで。
- 21小節でのスフォルツァンド忘れない!
- 83ページ練習番号Bからは母音をつなげてレガートに、決して軍歌にならないで!
- 86ページ52小節、「spricht sie aus」のリズムは初めて出てくるので特に気を付けて、リズムと言葉をはっきり歌う。
- 89ページ練習番号Fから「jauchzet」が多く出るが言葉は「ch」を言えるように練習して!
- 「dir」と「die」が交互に出てくるので、言葉の発音の違いを練習→「jauchzet」の語尾が緩まないと上手くいく。
来週9月2日(日)は佐藤宏充マエストロに2番から11番までレッスンして頂きます。
午後1時半からサンアゼリア「企画展示室」で全体練習を行います。
昨日の全体練習で出来なかった所を克服して臨んでください。