14日に続き、20日もマエストロにご指導いただきました。発声指導もして頂きましたが、
『発声が浅く狭くならない事が大事、我々は西洋音楽を勉強している、アップライトピアノと
グランドピアノ位体格も声も違うのだから、努力が必要です。』とのご指摘でした。
お休みされた方は、録音音源も最後に掲載していますので
参考にして自主練習宜しくお願い致します!
Mozartオペラ『魔笛』より
第二幕『僧侶の合唱』
Hile sei eugh Geweihten(汝ら、清められた者たち、幸せあれ)
『今回の定期演奏会ではモーツァルトを取り上げます。
モーツァルトは人間の感情を全て音に出来た作曲家。
音節の節々で皆さんも経験したことがある気持ちが音になっているのを感じてください。』
- 最初のフレーズ「Heil sei euch Geweihten」は、必ず「Heil」で区切って歌い、この音のハーモニー大事に。「weih」音でもハーモニー死守して。
- 833小節ソプラノ、最初のラ音は鋭く高く出す。
- 「」の付点四分音符+八分音符は付点部分が長くなりすぎ、八分音符が短いので注意!
- ソプラノ、同じ音が続くところは後の音符で下がりやすい事を知っておいてください。
- 指揮棒が下りる時には母音を歌っている時であり、早めに子音を言うことを忘れない。
- 836小節ソプラノ、三拍目でPに落として、早くPになりすぎるので。
- 837小節下三声、「Nacht」は二拍目頭で「cht」を言う。
- 841小節の「Dank」ハーモニーを決めて下さい。「sei dir」と「Osiris」の間に紙一枚挟む感じにし、全体としてはレガートを忘れない。神の名「Osiris」は最初にアクセントをつけはっきりと。
- 858小節ソプラノ、フォルテで次のソ音に上がる所はカッコよく歌う!
- 871、872小節アルト、半音階は下げすぎないで音を保って!
- 872小節全パート、「Lohn」「und」の間に紙一枚挟んだ歌い方でクレシェンド忘れない!
- 874小節「Lohn」ハーモニー決めて、口は縦にしっかり開けて明るく歌って下さい。
- 243ページの最後で音楽の空気が変わり、下三声は男性と女性が語り合うように歌う。かけあいの楽しさを表現してください。その部分ソプラノはモルトレガートに美しく歌って!!「Schönheit」は「美しさ」という言葉ですから!
- 言葉として「Weis」「ewiger」などは摩擦音を長く使ってください。
- 894小節「Stärke」小節線では母音「ä」が発音されます、「St」はずいぶん前から発音してください。
- 245ページ900小節と901小節の間はブレスをして大丈夫です。ただし「Kron」は十分に伸ばしてください。
- ドイツ語は語尾が大事です、「mit」など「t」をしっかり発音して!
- 次回の練習で元通りに戻らないように練習をしっかり行ってください!!
モーツァルト「レクイエム」
№1「REQUIEM」ー永遠の安息をー
- オーケストラとの演奏を楽しみにして下さい。最初の長い前奏での「バセットホルン」が暗い響きで素晴らしい音楽を奏でます。
- 最初の「Requiem」の声でこの曲の70%が決定します。心して第一声特にバス歌い始めて下さい。
- 練習番号Aはニ短調、練習番号Bでヘ長調に変わります。短調から長調への変化を感じてハーモニーを感じて下さい。
- 「qui」は「I」母音で指揮棒と合います。
- 9ページ12小節ソプラノ「requiem」の「re」レ音はとても大事な音です。不用意に出さない事!
- 14小節休符前の「ne」最後の音はしっかり終わるハーモニーにして、ラスト四分音符を休符頭で切る。
- 練習番号Bに入ったところ「et」は感動のハーモニーで演奏してください。
- 16小節「perpetua」と17小節「luceat」の間にブレスはしません。
- 11ページ初めの音、ハーモニー決めたい。
- 33小節「et」は四分休符までしっかり伸ばす。
- 練習番号Dのバス、出だしの「Requiem」揃えて少し明るめに歌う。
- 12ページ41小節のアルト「Domine」は休符までしっかり伸ばす。
- 42小節ソプラノ「æternam」のレミファ音下がらないように。
- 練習番号Eに入ったところ下三声「dona」、「perpetua」は休符まで十分伸ばして。
録音音源です👇
Bグループ
https://s.mypocket.ntt.com/FEQiYi
Aグループ
https://s.mypocket.ntt.com/FfDPly
次回は4月4日(日)A,B班に分かれて企画展示室での全体練習、
マエストロご指導です。
1時20分からA班、3時からB班、体調管理、マスク着用など感染予防にご協力宜しくお願い致します