19日の女声練習に引き続き、本日、勤労感謝の日・・・
全体練習は古澤先生のご指導で10番をみっちり、そして歌曲もご指導頂きました。
発声
体は胸を高くバレリーナポジションに保つ。
口をイの形にして息を吸うがその時後ろに長く感じて吸うと顎の下の筋肉が横に張る感じになる。
これがベストな姿勢で、これを崩さない様に歌い始めて、声を出そうとは思わずに言葉をしゃべろうと思うこと。
後は肋骨の下の部分を横に広げるように筋肉が働き続けるように使う。
No.10 Schluβchor (最後の合唱)
- 決してたたきつけるような応援歌にしない、特に歌いだしのバス。テノールも美しく泣くように歌う。
- 音の変化をあばらで調整できるように、階段のように音が動くのではなく、レガートに動くように努力する。
- フォルテッシモの指示があってもフォルテで歌い音楽性を出す事を考える。
- 大事な言葉がそれぞれのパートにあり、バスは「Völker」テノールは「Könige」アルトは「Himmel」ソプラノは「Erde」。これらの言葉が伝わるようにしっかり言う。その他のパートはその言葉が引き立つように控えめに!
- 各パート「her dem」が出てくるが、どちらも狭いEの発音なのでi(イ)と聞こえるように発音する。(ヒール ディン)
- ソプラノ全体にピッチが低くなっているが、声を前に押し出そうとするからであり、口の中の上あご天井が高く(イギリスパンを割るような感じ)張りを持ち続けて、そうしないとピッチを保てない事を知る!
- タイでつながった音符はレガートに歌い、その後の言葉がはっきりわかるように歌って!
- フレーズの最後に「Macht」などの子音をしっかりしゃべる。楽譜にしっかり書き込んでおく。
- 96ページ、「Alles」と歌い始めるが、フォルテッシモではなく、フォルテで歌う。決して火を吹くような歌い方はしないで下さい。アーと出たら体をしっかり広げると良い声が広がるように聴こえる。
- 上の項と同じく、音を切る時も体を張って切らないと音が流れてだらしなく聞こえる。
- 87小節のバス出だしの言葉「Danket dem」はリエゾンして「ダンケッディン」としゃべる。90小節のテノールも同じく。そして言葉をとにかくドイツ語できれいにしゃべって下さい。
- 92小節から多用されるスラーは必ずレガートに歌い、その後の言葉がしっかりわかるようにマルカートにしゃべる。
- 101小節のソプラノ、アルト共に「keit」という言葉が音の変化と共に付いているので、ait という発音を最後の音符でしゃべる。
- バス、93小節の「「keit」の後、94小節「Herrn」の後、95小節「Herrn」の後、99小節の「「keit」の後で区切るか、息を吸う。
- アルト、99小節「「keit」の後、102小節「danket」の後、107小節「「keit」の後、114小節「「keit」の後、118小節「「keit」の後、区切るか息を吸う。
- ソプラノ、105小節seineのレの音に注意。
- 121小節テノール「und preiset」 、引き続き123小節アルト「und preiset」 、127小節ソプラノ「und preiset」 、は飛ぶ前のundの音に回転をかけて回転の頂点にpreisetが来るようにするとぶつけて歌った感じにならないし、クレシェンドにもなる。
歌曲
ひばり
- 日本語が付いてるが、ヨーロッパの音楽なのでアクセントの音は長く感じ、その前の音は短く感じる、長短アクセントにする。うたう・・・・の歌詞はうとう・・・・と発音する。必ず楽譜に書くこと。
- 2かっこに入ってもゆっくりしないで最後の2小節リタルダントする、楽譜通りに。
緑の森よ
- レガートに母音をつないで歌って
- 4段目4小節にスタカートが付くアルト以外のパートはその記号通り歌う。そのことでアルトが伸ばしている音が聞こえ、他のパートも聞こえてくるので。しかもピアノで歌って。
歌の翼に
- 女声の音取りが出来ていなかった為、一通り歌ってみました。
次回は12月3日(日)1時半から中央公民館音楽室で男声練習を行います。
佐藤圭先生に10番とメンデルスゾーン歌曲をご指導頂きますのでご参加ください!