本日は中央公民館視聴覚室で女声練習を行いました。
初めてメゾソプラノ野間愛先生に低音が多いデュルフレレクイエムを
じっくりご指導頂きました。伴奏はユリエ先生。
発声では横隔膜の使い方の指導、手を広げ体の周りにぐるっと円を描き
ぐるっと回した腕から外には、声の向かうポイントは無いというお話。
例えば高い声でギャーっと破綻した声を出さないために目指すポイントを円の中に設定する
例えば低い声は腕を前にまっすぐ伸ばしたところから目指すポイントを下げない。
そうすると響きが腕から下には行かず、響きのある低声が得られる。
そしてソプラノの高い響きに寄り添ったハーモニーが作れて美しい音楽となる!
音階で歌い、次に母音だけで歌う。その後子音を付ける。
その時、母音が子音より前に出るように歌うと響きが乗っかる。
No.4 Sanctus
- 三声(Sop1,Sop2,Alt)それぞれが音階、母音、子音のついた歌詞、の順で歌う。
- Sが目立つので、目立たないように歌う。
- 歌詞が付いたら、三声合わせて歌う。
- 上の通り少しづつ仕上げた音楽を最後に通して演奏しました。
- Pで演奏する指示が書かれていたら、声を小さくするのではなく遠くにポイントを設定しそこに向かって歌う事。そうすれば響きが無くならない。
- 母音ですが、ア、エ、ィ、オ、ウと練習します。アの口からエになる時はアの上から通り越してエの響きが向こうに行くように。
- イ母音は平べったくならない。ラストのウ母音は上唇の形に注意。
- 「HOSANNA」は「N」が聞こえるように発語する。
- 練習番号50のソプラノ。第一も第二も高い音です。第一は細い方が良い。第二は息にスピードが必要。fffでの演奏なので息が続くように前向きな推進力が必要。その後の音が下がっていく所もfff を保つ。アルトは下降系の音ですがエネルギーは上に、前に。
- 練習番号53、ソプラノ1はお腹を使って省エネしないで歌って。アルトは上の響きを失わず保つ。
- p42最初のフレーズはソプラノ2が低音なので、大変だと思うが子音の向こうに母音があるように。母音の響きを失わない。アルトはさらに音が低いが、体全体を使って丸い声で歌う。そして一つずつの音を押さない、レガートに。
- ラストのS,目立つので拍の中で言う。
No.6 Agnus Dei
- アルトの最初「ソソソララ」と上向系なので上から取って下に音が来ないこと。「donaeis」 の「シ音」は遠回りする感じで。
- 音階読み➨母音読み➨子音付け➨言葉で歌う
- 上のような方法で繰り返し練習しました。その中で声の方向は腕を回すその範囲にあるのです。そこからはみ出ない。
- 母音は密度濃く。子音を付けた途端に母音が埋もれない。負けないようにすると響きは無くならない。
- Requiem など、ラストがMで終わる時「M」の響きで終われるように。
- アルト、息を混ぜない歌い方を。密度濃く。
- 練習番号67、第一ソプラノ、明るく丸い声で。練習番号68ソプラノ「qui」から「em」に行くとき上からの響き忘れない。
- 「Requiem」等「R」は前に
- 練習番号73は in tempo テンポ遅くても言葉はオンタイムに。
- ラストのアルトは上向系です。「sempiternam」音は上から取る。
次回は全体練習です。
7月7日(日)サンアゼリア企画展示室で全体練習を行います。
1時半からNo.3~No.6を藤井先生にご指導いただきます。
復習をしてお集まりください。