わたしは、無条件に子どもの側につく(その7)
無条件で子どもの側につく
「無条件に子どもの側につく」
そのことを、こうして言葉にすること。
それは、自分がそうでない自覚があるからです。
あえて、言葉にしていないと、
自分が間違うからです。
人の「弱さ」を責める気持ちはありません。
(うーん、責めるつもりはないけど、
自分の弱さを含めて、
弱さに「八つ当たり」する気持ちはあるな~。)
ただ、「無条件に子どもの側につけない」ことを、
「弱さ」のせいにするのは、違うと思うのですが、
ここが、うまく言葉にできません。
無条件に子どもの側につく、とは、
自分が強くなって、
子どものために「勝ち続ける」ことではないと思うのです。
形をちゃんと整えてあげることではないと思うのです。
強くなければ、子どもの味方になれないのだとしたら、
すべての子どもが守られる道は限られることになってしまいます。
だから、わたしは、
自分の弱さゆえに、ただ子どもと一緒に「負け続ける」ことも
無条件に子どもの側につく、ことだと思うのです。
だから、普通高校に入れなくても、
結果は出なくても、
それは無条件に子どもの側につくことだと、
わたしはそのことを教えてもらってきたのだと思います。
子どもたちからも。
子どものお母さんやお父さん、
おばあちゃん、おじいちゃんからも。
そして、兄弟姉妹から。
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