山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

金峰山 奥秩父の盟主へ[前編]

2013年05月21日 00時37分57秒 | 奥秩父
 このところ、新緑の山づいてる warazaemon 隊です。

 ところで、お世話になっている この『gooメール』、ブログ 再開から もう1年経ったんだね!!
 あっという間の1年だったなぁ… しんみり
 元気で 今こうして動けることに、感謝 感謝です!!


 で、先週末も、(調子に乗って)行って来てしまいました。
 場所は、奥秩父の盟主『金峰山』!!
 この山、山梨と長野の県境にあるんだけど、
 山梨側では「きんぷさん」 長野側では「きんぽうさん」と呼ぶんだそうです 

 いつもの新宿7時発の「スーパーあずさ」で韮崎まで、そこからミニバスに乗り換え
 小一時間ほど。人気の山塊、土曜日とあって、ほぼ満員のバス。



 ラジウム鉱泉で有名な「増富温泉」を越して、きれいな清流に沿って走ります。
 新緑も、目にまぶしいほど…





 で、終点『みずがき山荘』です。 
 ここが、『瑞牆(みずがき)山』、『金峰山』方面への登山口。
 今日のこの良い天気に、マイカーもたくさん入ってきているし、山は大賑わいだろうな…
 (それにしても、みずがき、って 読めはしても、まず書けない漢字だね




 登り始めを、今日は意識して小股で、足裏全体をフラットに着地させて歩きます。
 今まで無意識に歩いていたけど、最新号の山雑誌の「脱ビギナー」特集で改めて指摘されると
 あれっ? 俺って そうして歩いてたかなぁ… と 不安になります。
 ( 数多く、山に登ってれば、否応無く 自然そんな歩き方になるんだけどねっ



 小一時間ほど登ってくると、樹間から「瑞牆山」の特異な山容が見えてきます。
 初めて登ってきた人は、たいていここで 皆一様に 「おーっ!!」と感嘆の声をあげます。
 はい、warazaemon も やはり最初の時はここで声をあげました。
 「Oh!!  ×△□◆○×◇●◎▲▽▼…」



 東京側の奥多摩とかにはあまりない 石灰岩台地の山塊特有の、山頂付近の岩山に、
 テンションが一気に上がります!!
 ほどなく、「富士見平」到着。ここでは2年前から『富士見平小屋』が“再開”されています。



 ここで、『瑞牆山』方面と、『金峰山』方面の道を分けます。



 テント場も設置されているから、ここをベースに2日で『瑞牆山』と『金峰山』を
 別々にピストンすることも可能。
 実際、この土日、そうして2座を攻めている「山ノボラー」も多かったみたいだよ。



 3年前、まだ山を始めたばかりの1年目に『瑞牆山』に来た warazaemon には、
 そんな事は考える知恵さえなかったなぁ…
 
 それに、古くからの「山ノボラー」の中ではタブー化している話なんだけど、
 ここ「富士見平小屋」では、昔 ある忌まわしい事件があったんだ…
 それ以来、しばらくここは無人小屋となり、3年前に来た時には荒れ放題だったし、
 おまけにその事件以来、ここは“でる”という噂が絶えなかったしね…
 今、理由もなく、ここの部分を書いている時に、
 いきなりコンピューターがフリーズしてしまいました… 変、こんなこと初めてだよ…


 ごめんなさい、変な噂を広げる気は毛頭ありません。
 今の管理人さんが常駐して、再開に尽力されたのが、はっきりとわかります。
 荒れて鬱蒼としていた雑木はきれいに刈られ、明るく開放的な雰囲気になり、
 隅々まで良く手が入っているのがわかります。
 管理人さんのホスピタリティーのなせる業だと思います。
 きれいに咲き競っている花々に、そんな想いを強くしました。


 小屋の名前の由来通り、今日も、富士山がきれいです。







 ひょっとして管理人さん、レゲラー!?
 人形もだけど、小屋の壁に掛かっているのは、間違いなくボブ・マーレーじゃありませんか!!
 この小屋を取り巻く 今の明るい雰囲気は、管理人さんの人柄なんだろうね!!





 はい、明日の我が身にならぬよう、気をつけていきまっしょい(笑)
 さぁ、一息入れて、最出発!!
「みずがき山荘」から上がってきた人の、およそ9割が『瑞牆山』へ向かい、
 「金峰山」方面へ向かうのは 残りの1割です〔自分比〕



 おサル隊員、調子はいかが?




 「金峰山」へ向かう道は、なだらかに飯盛山を右に巻いて行きます。


 途中の「大日小屋」を見下ろす開けた場所で、お昼にします。
 あそこに見えるのが、「大日岩」!?


 どんっ!!


小屋越しに ずっと先にそびえて見えるのが「鷹見岩」。余裕があったら足を延ばせば、と
 ガイドブックにはあった気がするけど、
“足を延ばす”っていうレベルの高さじゃないでしょ!!


右に進めば「富士見平」に戻る、という矢印であって、
 決しておサル隊員が“不死身”になるということを示している訳ではありません、はいっ!!


岩場が現れだしました。いわば これが 大日岩!!


かなり標高を上げてきました。南アルプスの稜線が見え出しました。


 も少し、右に目を向けると八ヶ岳の姿も!!


南アルプスの右から、甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、北岳の頭がちょっこし、
 その手前に鳳凰三山、間ノ岳 といった面々でしょうか…
 間ノ岳以外は、すべて制覇した山だね、へへっ…
 決して自慢ではありません。自慢です。


 「大日」って言うぐらいだから、きっと「大日如来」から取った名前なんだろうけど
 どこが大日如来なんだろ!? それっぽい形には見えないなぁ…


 おサル隊員は、そんな事は一向に意に介さないようです…


 これか!!  横から眺めたところが、堂々とした大日如来様のイメージに重なるんだね、きっと…
 そういえば、古くから金峰山って、信仰の山だったって書いてあったっけ…
 金峰山に向かう信心深い人々や、修行の人達には、
 こんな岩にも何か感じるものがあったんだろうね…


 “大日如来”さま のお鼻の向こうに広がる「八ヶ岳」。
 まだ白く、雪を抱いている、「八ヶ岳オールスターズ」。
 左から赤岳、横岳、硫黄岳、天狗岳っていう人気スターどころ。



[中篇・後編に続きます…]

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