さて、奥秩父の盟主、『金峰山』を目指す山行、続けます。
5月も半ばを過ぎ、3000m近くのアルプス山系でなければ、
さすがにもう雪(残雪)の心配はないでしょ、と思い込んでいましたが、
前日、泊まる予定の「金峰山小屋」に電話した時に、念のため聞いてみると
な、なんと!!
「大日岩」を越してから まだずいぶん残っているとのこと、
しかもアイゼン必携!! って、え!? まじっ!?
で、じゃん!!
下から登ってここまで来る間、「雪」の「ゆ」の字の気配もなかったのに…
確かに、「富士見平小屋」には、
『上は残雪凍結箇所多く、転倒者・怪我人続出、
アイゼン(8本爪以上推奨)、レンタルもします…』
って 看板がでてはいましたが、
まったくオーバーな話やな、って疑っていました、はい(ごめんなさい )
それでも根っから素直な性格ゆえ、ザックに12本爪アイゼンを
( 不本意ながら ) くくりつけては来ていました。
神さま、ごめんなさい…
この場をお借りして、この瞬間まで、心の中で ぶつぶつ文句たれていたことを懺悔いたします。
( 重たいのを承知で、おサル隊員にも無理やり持たせてきていた手前、
決して口には出しませんでしたが… )
そして、しれっと言うのでした、
「 なっ!? だから言ったろ!!
俺の言う事、聞いといてよかっただろ!? 」
「砂払ノ頭」と呼ぶ、ついに稜線へとびだした我が隊の目に飛び込んできたのが…
これっ!!
しばし、その絶景をご堪能下さい
そうそう、指差す先の、下に見下ろすかたちになった あの岩山が…
瑞牆(みずがき)山!!
実は、この時、アクシデントが…
この「砂払ノ頭」、大きな岩が複雑に重なり 足場が悪いったらなく、
アイゼンを履いたままの足で少しバランスを崩し、一、二歩ふらついてしまいました。
その時に足が交錯し、左足のアイゼンの爪で右足の脛を、スパッツの外から切ってしまいました。
と言っても、3センチほどの浅い擦り傷ですが、
( 愛用していたスパッツが破けてしまった方が残念 )、
とほほ…
岩場の稜線には残雪はなさそうなので、ここでアイゼンをはずします。
眺めが素晴らしく、稜線を歩きながらも、きょろきょろと落ち着きません
ん!? あれか!?
進む先の、いくつかの岩峰の先に、ひときわ大きい岩が見えます。
山頂脇の『五丈岩』!?
おっとっと… 足元もちゃんと見て歩かないと、右側は大きく深く切れ落ちています…
しばらく進んだところで振り返ると、
乗り越えてきた岩峰の連なりの向こうに、瑞牆(みずがき)山が…
で、やっと近づいてきました、『五丈岩』。
なんか、右手を上に掲げた「招き猫」に見えない!?
じゃん!!
『五丈岩』到着!! なんか、このアングルだと、大きさが実感できないなぁ…
おサル隊員、やったね!!
50メートルほど先の、小高いところが『金峰山』山頂です!!
ここっ!!
( ところで山梨県の山の山頂標識って、みんな同じ串ダンゴスタイルでないかい!? )
いーっ、やっほーっ!!
霞んだ先の裾から上の姿の富士山が、
リアル過ぎて逆に、妙に作り物っぽく見えてしまうのは何故なんだろ…
このアングルだったら判るでしょ、その尋常でない「五丈岩」の大きさが…
しばらく、ぽーっと、360度の眺望を楽しませていただきます、へへっ。
さぁて、そろそろ山小屋へ向かおうかなぁ…
( 後編に続きます…)
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5月も半ばを過ぎ、3000m近くのアルプス山系でなければ、
さすがにもう雪(残雪)の心配はないでしょ、と思い込んでいましたが、
前日、泊まる予定の「金峰山小屋」に電話した時に、念のため聞いてみると
な、なんと!!
「大日岩」を越してから まだずいぶん残っているとのこと、
しかもアイゼン必携!! って、え!? まじっ!?
で、じゃん!!
下から登ってここまで来る間、「雪」の「ゆ」の字の気配もなかったのに…
確かに、「富士見平小屋」には、
『上は残雪凍結箇所多く、転倒者・怪我人続出、
アイゼン(8本爪以上推奨)、レンタルもします…』
って 看板がでてはいましたが、
まったくオーバーな話やな、って疑っていました、はい(ごめんなさい )
それでも根っから素直な性格ゆえ、ザックに12本爪アイゼンを
( 不本意ながら ) くくりつけては来ていました。
神さま、ごめんなさい…
この場をお借りして、この瞬間まで、心の中で ぶつぶつ文句たれていたことを懺悔いたします。
( 重たいのを承知で、おサル隊員にも無理やり持たせてきていた手前、
決して口には出しませんでしたが… )
そして、しれっと言うのでした、
「 なっ!? だから言ったろ!!
俺の言う事、聞いといてよかっただろ!? 」
「砂払ノ頭」と呼ぶ、ついに稜線へとびだした我が隊の目に飛び込んできたのが…
これっ!!
しばし、その絶景をご堪能下さい
そうそう、指差す先の、下に見下ろすかたちになった あの岩山が…
瑞牆(みずがき)山!!
実は、この時、アクシデントが…
この「砂払ノ頭」、大きな岩が複雑に重なり 足場が悪いったらなく、
アイゼンを履いたままの足で少しバランスを崩し、一、二歩ふらついてしまいました。
その時に足が交錯し、左足のアイゼンの爪で右足の脛を、スパッツの外から切ってしまいました。
と言っても、3センチほどの浅い擦り傷ですが、
( 愛用していたスパッツが破けてしまった方が残念 )、
とほほ…
岩場の稜線には残雪はなさそうなので、ここでアイゼンをはずします。
眺めが素晴らしく、稜線を歩きながらも、きょろきょろと落ち着きません
ん!? あれか!?
進む先の、いくつかの岩峰の先に、ひときわ大きい岩が見えます。
山頂脇の『五丈岩』!?
おっとっと… 足元もちゃんと見て歩かないと、右側は大きく深く切れ落ちています…
しばらく進んだところで振り返ると、
乗り越えてきた岩峰の連なりの向こうに、瑞牆(みずがき)山が…
で、やっと近づいてきました、『五丈岩』。
なんか、右手を上に掲げた「招き猫」に見えない!?
じゃん!!
『五丈岩』到着!! なんか、このアングルだと、大きさが実感できないなぁ…
おサル隊員、やったね!!
50メートルほど先の、小高いところが『金峰山』山頂です!!
ここっ!!
( ところで山梨県の山の山頂標識って、みんな同じ串ダンゴスタイルでないかい!? )
いーっ、やっほーっ!!
霞んだ先の裾から上の姿の富士山が、
リアル過ぎて逆に、妙に作り物っぽく見えてしまうのは何故なんだろ…
このアングルだったら判るでしょ、その尋常でない「五丈岩」の大きさが…
しばらく、ぽーっと、360度の眺望を楽しませていただきます、へへっ。
さぁて、そろそろ山小屋へ向かおうかなぁ…
( 後編に続きます…)
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