てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

オニベニシタバ

2012年08月15日 22時04分48秒 | インポート









画像が大きすぎるが、精細な画像がネット上に無いので何方かの役に立つかも知れない。
シタバや顔も見せて呉れた。
ミズナラ、クヌギ、カシワ、アラカシ、コナラが食樹。

 千葉県:D(一般保護生物)、高知県:準絶滅危惧、長崎県:絶滅危惧IA、大分県:情報不足とある。

過去の記録はこちらに。





ヨツモンマエジロアオシャク 幼虫

2012年08月15日 21時12分44秒 | インポート







杭の上で見つけた不思議な幼虫。
体に小枝のクズのようなものを纏っている。

風に揺れているように体を揺すりながら歩く。
こちらの気配を感じると静止してすっかりゴミになりきる。

この幼虫は以前ATSさんからヒントを頂いたヨツモンマエジロアオシャクの幼虫に違いない。

その時の画像はこちらに。


2008年9月に成虫の写真も撮っていた、クリックで大きな画像に。






オオクモヘリカメムシのカップル

2012年08月15日 10時13分00秒 | インポート



毎年、此処で見つかるのは、この上にネムノキの大木があるからだ。


名前の由来は、イネ科害虫として有名なクモヘリカメムシに形が似ていてそれよりずっと大きいことによる。
確かに形は似ているが、そのためにこの種はしばしばイネ科の害虫であるといわれるようになり、名前と一緒にぬれぎぬをかぶった形になったことがある、とある。

話が飛ぶが、調べているうちになるほどと思ったことがあった。
ネムノキは夜になると葉が閉じる(就眠運動)。
漢字名の「合歓木」は、中国においてネムノキが夫婦円満の象徴とされていることから付けられたものである、とある。




獲物を探すクロアナバチ

2012年08月15日 09時14分17秒 | インポート





この虫も撮りづらい虫ベストテンに入りそう。
なにしろ草の中を素速く動いてじっとして呉れない。

ツユムシやクダマキモドキを狩って麻酔を掛け、巣穴に入れて子供の食料にしようと忙しいのだ。
大きな羽音を頼りに追いかけるのだが綺麗に撮るのは難しい。

花にも来るのでこの時は撮りやすい。

過去の記録はこちらから。

狩りの様子は「虫愛づる記録」様にある。





120815