



昆虫の世界も知れば知るほど酷いことが行われている。
これも自然の摂理だから致し方ないのだが・・・
先日気がついたキボシアシナガバチの巣を見ると、何やら大きなハチが巣に取り付いている。
不思議に思いカメラを向けた。
なんと巣から幼虫を引き抜いて食べているのだった。
食べていたと言うのは間違いで、本当は肉団子にしていたのだった。
キボシアシナガバチの親達はなすすべがない。
集団で攻撃すれば追い払うことができそうなものだ。
巣はこれで全滅するのだろう。
同じシーンを観察された方が居られた。




以前、オニヤンマが産卵していた所へ行ってみると・・・
別の個体だろうか、またもや産卵をしていた。
産卵管を水に入れる度に、ザッザッザッと音が聞こえる。
今季三度目の遭遇、望遠レンズ使用。





エナガは警戒心が強くて撮影の難しい鳥だ。
ところがそのエナガが近くで騒いでいる。
どうやら未だ子供のようだ。
そのうちに、お腹が空いたらしい、いっそう大きな声で鳴き始めた。
甘えて餌をねだるポーズが続いた。
早速、親が餌を口移しに与えた。
子供が5-6羽いるようで親は休む暇もない。

いつも行く公園の田んぼで案山子コンクールが始まった。
稲の収穫までは田んぼの見張りをしてもらい、収穫祭には入賞者が決まる。
昨年の収穫祭はこちらに。



自分の食べる分だけで子供の為には花粉を集めない。
子供の食べ物は、他人(オオハキリバチ)の集めた花粉の上に産み付けるから必要が無い。
気楽な人生(虫生)だと思うが自然はそう甘くない。
きっと、このハチにも寄生者がいるに違いない。
120826
