てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

日本最強の毒  カバキコマチグモ

2021年06月19日 08時21分22秒 | 日記

 

 

 

 

 

 

 

 

ススキの葉をちまきのように巻いた巣があちこちで見られた。

一つ開けてみると、ポロリとクモが落ちた。巣には黄色い卵隗が残っている。

このクモは、卵かいを守っていたのだ。

夏に雌は巣の中で100前後の卵を産み、孵化するまで巣の中で卵を守る。卵は10日ほどで孵化する。

生まれた子グモは、1回目の脱皮がすむと一斉に生きている母グモにとりついて体液を吸い取ってしまう。

という。また、

本種は毒を持ち,その毒は日本最強といわれています。

とある。

未だ続きがある。

実は、2018年にも同じことをしたことがあった。

その時に巣の中には、ウルトラマンの顔のような模様があるヨツボシワシグモがいた。

カバキコマチグモに卵を産み付けるのが目的だ。

 

       2018年07月11日 に撮った、カバキコマチグモに卵を産み付けるヨツボシワシグモ。