Little kitchen うえすとこーすと

ランチとスイーツのお店
素材を生かした手作りランチと季節のロールケーキ・シフォンケーキ・焼き菓子などを作っています。

海街diary~♪

2015-06-22 01:44:08 | 映画


海街diary

久しぶりに二人で映画を観てきました。

先週は息子のお引越しのお手伝いだったし、最近ゆっくりすることもなかったので、

ちょっと癒されたいなぁ・・・なんて。


映画は鎌倉を舞台に、そこで暮らす3人姉妹と母が違う妹との共同生活の中で、

いろいろな出来事を通して、家族の絆を深めていくお話。


当たり前のどこにでもあるような日常

でも、その中で描かれている心の移ろいや心細さや切なさ

相手を思いやるさりげない思い

誰もが何かに悩み、苦しみもがき、そして

成長していく・・・。


鎌倉と四季はとても綺麗で、桜並木のトンネルや海辺、そして花火。

4人姉妹がとても絵になって・・・。

なんだか切なくて、でもとても優しくて

愛だな・・・と思う。

ゆったりと流れる時間

家族って、こういうものだよね。


私も梅酒飲みたくなっちゃったかな・・・。

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「かぐや姫の物語」~♪

2014-01-18 01:31:00 | 映画

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「かぐや姫の物語」を観て来ました。

はじめは観る予定はなかったのですが、先日ある番組で特集をしていて、この映画に携わった方達の苦労や思いやこだわりなどを知りました。

何気なく見ていた映像も実はとても奥の深いもので、大変な手間暇がかけられていて・・・。

背景は余白の部分を残し、絵画のような仕上がりにし、毛筆のような筆致で描かれた人物が躍動感を持って描かれて・・・。

色を入れる作業も想像を超える時間と手間がかかっていました。

そんなたくさんの思いが詰まった作品だということを学習すると、どうしても観たくなってしまい、特にいっちゃんさん(旦那さん)が我慢出来なくなり、お店が終わった後、車を走らせ、二人で観て来ました。

平日の夜に映画に行くなんて、何年ぶり・・・?って感じです。

「かぐや姫の物語」はもうそろそろ公開も終わりなので、夜しかしていないのです。

と言う事で、行って来ました。

本当に映像が綺麗でした。

まるで水彩画のような色あいと筆の流れ、特に桜の樹の下で舞うシーンは見事でした。

それぞれの「声」も生きていました。

(この映画は先に声を撮ってから、映像を合わせたそうです。)

心理描写も良かったし、流れるような空気感も心地良かったです。

「姫の犯した罪と罰」

それは、、「虫や鳥や動物たちのように生きること」に憧れたことなのでしょうね。

月の世界で聞いた童歌に惹かれて・・・。

そして、この世界で生きることが罰。

そして、「月に帰りたい」と願った時、罪は許される。

「生きる」という事、それを私達に問いかけているようにも思えます。

エンドロールに流れる「いのちの記憶」

誰もが聞き入っていました。

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永遠の0~♪

2014-01-04 00:45:48 | 映画

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祖母の葬儀の席で会ったことのない実の祖父・宮部久蔵(岡田准一)の存在を聞いた佐伯健太郎(三浦春馬)。進路に迷っていた健太郎は、太平洋戦争の終戦間際に特攻隊員として出撃した零戦パイロットだったという祖父のことが気に掛かり、かつての戦友たちを訪ねる。そして、天才的な技術を持ちながら“海軍一の臆病者”と呼ばれ、生還することにこだわった祖父の思いも寄らない真実を健太郎は知ることとなり……

 

とても見ごたえがありました。

心にしみいるというか心の内面に伝わる作品でした。

ひとつひとつ謎を解くように、本当の思いを自分自身で見つけていくような・・・。

今の私達の平和と幸せが、たくさんの犠牲の上に成り立っている事を、私達は忘れてはいけない。

二度と過去の過ちを犯してはいけない。

いろいろな思いを交差させながら、映画を観ました。

私にとっては、とても思いの深い映画でした。



映画を観終わって、携帯を見たら、横浜に朝から出かけた息子からラインが来ていました。

「東京で火事があって、まだ新幹線に乗れてないんよ。」

午前8時半発の切符を買っていたのですが、、火事のため、お昼になっても立ち往生でした。

新大阪駅も凄い状態のようですし、

新幹線も通路で立つことになったみたいで、結局何時に着いたのかわからずじまい。

京都でも随分止まっていたようだし・・・。

明日、また大阪に帰って来ますが、楽しい時間を過ごせていることを祈ります。

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「そして父になる」~♪

2013-10-05 02:07:49 | 映画

先日の日曜、夫婦で映画を観て来ました。

「そして父になる」

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申し分のない学歴や仕事、良き家庭を、自分の力で勝ち取ってきた良多(福山雅治)。順風満帆な人生を歩んできたが、ある日、6年間大切に育ててきた息子が病院内で他人の子どもと取り違えられていたことが判明する。血縁か、これまで過ごしてきた時間かという葛藤の中で、それぞれの家族が苦悩し……。

 

どうしても自分に置き換えて考えてしまう。

そんなことはないけれど、もし現実にそんなことが起こったら、自分達ならどうするだろう。

生まれてすぐの赤ちゃんはみんなよく似た顔をしていて、入れかわったとしても私は気がつく事が出来るだろうか・・・。

大切なのはDNA(血)なのか、それとも一緒に過ごした時間なのか・・・。

親は子どもと共に成長することで、、少しずつ親になっていくのだと思う。

子どもと長い時間を共有する母親は、いつのまにか、まるで自分の一部のように無条件に愛情を注いでしまう。

だからこそ、たとえ血がつながっていないとわかっても、それまでの時間をなかったことには出来ない。

母の愛は海よりも深く広い。

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映画を観る前、実は先に本を買っていて、少し読み始めていました。

でも、楽しみはとっておこうと途中で本はお休みさせて、先に映画を観ました。

映画は時間が限られているので、すべてを語り尽くせませんが、後で本を読むと、隙間に水が流れ込むように、いろいろな思いや優しさ、そして切なさが、心にしみてきます。

映画の結末もそれが結果ではなく、これからが始まりなのです。

色々な思いが交差する、考えさせられる作品でした。

きっと答えはないのだと思います。

いつか子ども達が自分で見つけるまで。

一番大切なのは、子どもが愛されているという実感を感じられること。

どんなに親が子どもを愛していても、子どもがそれを感じていなければ、ないのと同じです。


「だいすきだよ。」

そう子ども達に伝えたくなりました。


とても考えさせられる深い作品でした。

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「ツナグ」~♪

2012-10-08 01:18:14 | 映画

久しぶりに映画を観て来ました。

「ツナグ」

一生に一度だけ、死者との再会をかなえてくれるという「使者(ツナグ)」

ツナグの仲介のもと再開した生者と死者たち。

それぞれの想いをかなえた一夜の邂逅(かいこう)がもたらす奇跡。

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あなたがもう一度、会いたい人は誰ですか?

すっーと心に染み入るようなとても良い映画でした。

感動するとか心を震わすとかそういう言葉ではなくて、そっと心に寄り添うような包み込まれるような感じです。

目に見えるものだけが真実ではなくて、心の目で見なければいけないこと。

人との「繋がり」は、本当に必要な人と繋がっていくこと。

一夜の邂逅の後、それぞれの想いを胸に人は前に進む。

樹木希林さんの演技は流石で、彼女を包む空気が回りとは違う。


もし、逝った人との再会が叶うなら

あなたがもう一度会いたい人は、誰ですか?

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