「モーツァルトの本名は?」と問われれば、多くの人が
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
と答えると思います。
でも実は、これ、通称なのだそうです。
正式な洗礼名は、
ヨハネス・クリンストムス・ヴォルフガング・テオフィルス・モーツァルト
です。(長~~い!)
「えっ? ヨハネス??」
「"アマデウス" が入っていない・・?」
と、私は思ってしまいました。
「アマデウス」はラテン語で「神に愛される」という意味で、
洗礼名の「デオフィルス」が同じ意味のギリシャ語です。
モーツァルトは、同じ意味の言葉を違う言語に置き換えた
通称を使っていたと思われます。
同じ意味のドイツ語で「ゴットリープ」も使ったことがあるとか。
なぜ、通称を使っていたのか?
なぜ、通称が本名のように扱われているのか?
洗礼名は、キリスト教会において、
洗礼によって授けられる名前です。
この洗礼名は何でも良いというわけではなく、
「聖者カレンダー」により決められているとのこと。
「聖者カレンダー」とは・・
記念すべき聖者の名前が1年のすべての日に
1日ひとつ以上設定されているというものです。
この聖者リストの中から「洗礼名」を選ぶので、
洗礼名(クリスチャンネーム)、つまりファーストネームが
同じになる人が大勢いることは、とても自然なことなのですね。
「ヨハネス」「ヨハン」などは、
聖書に出てくる「ヨハネ」に基づいている名前です。
ちなみに、同じ名前でも
英語では「ジョン」や「ジョーンズ」、仏語では「ジャン」、
オランダ語では「ヤン」、スペイン語では「フアン」、
そしてドイツ語では「ヨハネ」や「ヨハネス」になります。
そうなると、「ヨハネス~♪」と呼ぶと、
振り返る人が大勢いるというわけですね。
ややこしいし、フルネームは長いので、
通称・略称・あだ名を使う人もいるようです。
でもモーツァルトの場合、
なぜ「デオフィルス」を「アマデウス」
にしたのでしょうね?
素敵な意味を持つ言葉(名前)なので、
モーツァルト自身が気に入っていたのかも?
・・なんて思ってみたり…。
「神童」と呼ばれていたことと、関係があるのでしょうか?
結局のところ、よくわかりません。。。(苦笑)
「ヨハネス」という名前を持つ作曲家は、
モーツァルトとブラームス。
「ヨハン」と同じ語源の名前を持つ作曲家は、
ジャン・バティスト・ド・リュリ (ジョヴァンニ・バッティスタ・ルッリ)、
ヨハン・セバスティアン・バッハ (J.S.バッハ、大バッハ)、
ヨハン・クリスティアン・バッハ (ロンドンのバッハ)、
ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ、
ヨハン・ミヒャエル・ハイドン、
(「ハイドン」で知られているのは、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン)、
ヨハン・ネポムク・フンメル、
ヨハン・シュトラウス1世、
ヨハン・シュトラウス2世 (ワルツ王)。
↑これだけ見ても、ややこしいです。
もしかしたらモーツァルト同様、調べると、
正式な名前が違う作曲家もいたりして…?
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
と答えると思います。
でも実は、これ、通称なのだそうです。
正式な洗礼名は、
ヨハネス・クリンストムス・ヴォルフガング・テオフィルス・モーツァルト
です。(長~~い!)
「えっ? ヨハネス??」
「"アマデウス" が入っていない・・?」
と、私は思ってしまいました。
「アマデウス」はラテン語で「神に愛される」という意味で、
洗礼名の「デオフィルス」が同じ意味のギリシャ語です。
モーツァルトは、同じ意味の言葉を違う言語に置き換えた
通称を使っていたと思われます。
同じ意味のドイツ語で「ゴットリープ」も使ったことがあるとか。
なぜ、通称を使っていたのか?
なぜ、通称が本名のように扱われているのか?
洗礼名は、キリスト教会において、
洗礼によって授けられる名前です。
この洗礼名は何でも良いというわけではなく、
「聖者カレンダー」により決められているとのこと。
「聖者カレンダー」とは・・
記念すべき聖者の名前が1年のすべての日に
1日ひとつ以上設定されているというものです。
この聖者リストの中から「洗礼名」を選ぶので、
洗礼名(クリスチャンネーム)、つまりファーストネームが
同じになる人が大勢いることは、とても自然なことなのですね。
「ヨハネス」「ヨハン」などは、
聖書に出てくる「ヨハネ」に基づいている名前です。
ちなみに、同じ名前でも
英語では「ジョン」や「ジョーンズ」、仏語では「ジャン」、
オランダ語では「ヤン」、スペイン語では「フアン」、
そしてドイツ語では「ヨハネ」や「ヨハネス」になります。
そうなると、「ヨハネス~♪」と呼ぶと、
振り返る人が大勢いるというわけですね。
ややこしいし、フルネームは長いので、
通称・略称・あだ名を使う人もいるようです。
でもモーツァルトの場合、
なぜ「デオフィルス」を「アマデウス」
にしたのでしょうね?
素敵な意味を持つ言葉(名前)なので、
モーツァルト自身が気に入っていたのかも?
・・なんて思ってみたり…。
「神童」と呼ばれていたことと、関係があるのでしょうか?
結局のところ、よくわかりません。。。(苦笑)
「ヨハネス」という名前を持つ作曲家は、
モーツァルトとブラームス。
「ヨハン」と同じ語源の名前を持つ作曲家は、
ジャン・バティスト・ド・リュリ (ジョヴァンニ・バッティスタ・ルッリ)、
ヨハン・セバスティアン・バッハ (J.S.バッハ、大バッハ)、
ヨハン・クリスティアン・バッハ (ロンドンのバッハ)、
ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ、
ヨハン・ミヒャエル・ハイドン、
(「ハイドン」で知られているのは、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン)、
ヨハン・ネポムク・フンメル、
ヨハン・シュトラウス1世、
ヨハン・シュトラウス2世 (ワルツ王)。
↑これだけ見ても、ややこしいです。
もしかしたらモーツァルト同様、調べると、
正式な名前が違う作曲家もいたりして…?