田村安佐子著『ピアニストへの基礎』(筑摩書房)の
「第Ⅳ章 ダイナミックな演奏のために」に、
「指を強く速くするアドバイス」があります。
以下は、この章の序文の抜粋です。
昔私が小さい頃、
一人の大きな力の強いプロレスリングの選手と、
女性のピアニストとどちらが大きな音で
ピアノが弾けるかという実験をしたことがありました。
がっしりとした体格のプロレスリングの選手の出した
意外にも小さな弱々しい音、それにくらべて
体の小さな女性のピアニストの、しっかりと芯のある響く音に、
私はすっかり驚いて魔術を見ているかのように感心しました。
その事を私のピアノの先生にお話ししたところ、
それは魔術でもなんでもなく長年のたゆまぬ訓練の
たまものだという事がわかって、またびっくりした事を
覚えています。
(・・中略・・)
素質はつくられるものだという事を子供なりに理解し、
意欲がわいたものでした。
ピアノを弾くということは、
単純な力でキーを叩いているわけではなく、
それなりのテクニックで弾いているのだということが
とてもよくわかる文章だと思います。
その内容として、
一.指を強くするため、
そして手の構えをしっかりさせるための練習
二.指の敏捷性を養うための練習
三.トリル
四.すばやい繰り返し
が書かれています。
「一」では、練習するテクニックとして、
○ レガート用プチ・マルトー
○ アタック
○ ポルタメント
○ レガート用アーティキュレーション
の4項目が挙げられています。
しかし、実際にどのように弾けばよいのか
言葉だけでは、確信を持つことができません…。(汗)
この本。
私には、ちょっと早かったのかも・・・です。。。
「第Ⅳ章 ダイナミックな演奏のために」に、
「指を強く速くするアドバイス」があります。
以下は、この章の序文の抜粋です。
昔私が小さい頃、
一人の大きな力の強いプロレスリングの選手と、
女性のピアニストとどちらが大きな音で
ピアノが弾けるかという実験をしたことがありました。
がっしりとした体格のプロレスリングの選手の出した
意外にも小さな弱々しい音、それにくらべて
体の小さな女性のピアニストの、しっかりと芯のある響く音に、
私はすっかり驚いて魔術を見ているかのように感心しました。
その事を私のピアノの先生にお話ししたところ、
それは魔術でもなんでもなく長年のたゆまぬ訓練の
たまものだという事がわかって、またびっくりした事を
覚えています。
(・・中略・・)
素質はつくられるものだという事を子供なりに理解し、
意欲がわいたものでした。
ピアノを弾くということは、
単純な力でキーを叩いているわけではなく、
それなりのテクニックで弾いているのだということが
とてもよくわかる文章だと思います。
その内容として、
一.指を強くするため、
そして手の構えをしっかりさせるための練習
二.指の敏捷性を養うための練習
三.トリル
四.すばやい繰り返し
が書かれています。
「一」では、練習するテクニックとして、
○ レガート用プチ・マルトー
○ アタック
○ ポルタメント
○ レガート用アーティキュレーション
の4項目が挙げられています。
しかし、実際にどのように弾けばよいのか
言葉だけでは、確信を持つことができません…。(汗)
この本。
私には、ちょっと早かったのかも・・・です。。。