アンダンテ ~私の歩幅で~

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トリルの練習

2006年03月24日 | ピアノ全般
ピアノ演奏において、トリルがきれいに入ると、
奏者も気持ちが良いですし、
聴いている人の耳にも心地良く響くと思います。

トリルの練習方法のひとつを、私なりにまとめてみました。

○ 指遣いのバリエーション
  1-2,2-3,3-4,1-3,2-4,3-5,4-5
  (隣り合った指どうし、または1本おいた指どうしの組合せ)
○ 練習する音は、「ドレドレ・・」です。

<ステップ1>
 最初は2音すべてを強調して弾きます。

<ステップ2>
 徐々に音を増やしていきます。
 4分の3拍子、4分の4拍子、4分の5拍子 ~ 8拍子まで。
 (メトロノームを使うと、わかりやすいと思います。)

<ステップ3>
 ステップ2で、最後の拍の頭の音にアクセントをつけます。
 4分の3拍子の場合は、
  ドレドレ ドレドレ レドレ
 となります。

<ステップ4>
 いろいろな指遣いで練習します。

<ステップ5>
 ステップ3以外の、いろいろなパターンで練習します。
 (例えば、ハノン変奏例13(全音楽譜出版))
 また、現在練習中の楽曲に沿ったパターン練習など。


【参考文献】
 『 ピアニストへの基礎 』 田村安佐子 著 (筑摩書房)