アンダンテ ~私の歩幅で~

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インドナツメ

2008年05月08日 | 誕生果
東京地方は、今日も、爽やかな良いお天気。

わが家のブーゲンビリアは、
つやつやした葉を、たくさんつけ始めました。

ブーゲンビリアは、横にもどんどん伸びて、
ちょっとトゲトゲして痛い。。

わが家に来て、ほぼ10年。
すっかりワイルドになりました。


■5月8日の誕生果

   インドナツメ
     生命力

 ・英名 : Indian jujube
 ・和名 : インドナツメ、イヌナツメ
 ・分類 : クロウメモドキ科、 ナツメ属、 小高木
 ・原産地 : インドを中心とする南アジア


インドナツメ。
その名のとおり、インド原産のナツメ。
インドには、自生種もたくさんあるらしい。

その生産はインド周辺に留まらず、アジア、アフリカ、
地中海沿岸、オーストラリアの熱帯・亜熱帯と、
とても広いようです。

熟した果実は、橙色。
コロンとした太めの楕円形で、長さは2~3センチくらい。
果肉は、白っぽい緑みの黄色。

サクサクしていて、果汁は少なく、さわやかな酸味。

生の他、蜜煮、糖果、乾果などで、食べられます。
その中でも、乾果(ドライフルーツ)が一番多いようです。

別名のイヌナツメという呼び方は、
ナツメに、とてもよく似ているけれど、
そのナツメとは違うナツメだからなのでしょうね。

平安時代の五菓のひとつ、干棗は、単なるナツメで、
インドナツメではありません。

また、デーツは、ナツメヤシの果実を干したもの。
(ナツメヤシは、ヤシ類フェニックス族ナツメヤシ属)

インドナツメは、インドの大地にしっかりと根付いて、
イザという時の、救荒食物の役目もあるのだそうです。

その土地の人々を、何気なく、
いつも見守ってくれているようですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■5月8日の誕生色 : 千歳緑
■5月8日の誕生花 : スイレン、他