アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

茂木枇杷

2008年05月16日 | 誕生果
いつも行くスーパーの果物売場を見ていて・・・

先日 は、「国産グレープフルーツ」
という札をつけられていた柑橘系の果物。
今日は「ジューシーフルーツ」になっていました。

ちょっと、オドロキ!

「ジューシーフルーツ」は、時々見かけるネーミング。
しかし、私は、意識して食べたことがありませんでした。

で、帰宅してから、少し調べてみることに。

ジューシーフルーツの正式品種名は「河内晩柑」。

そして、現在は、
「ジューシーフルーツ」や「ジューシーオレンジ」
という商品名で流通しているのだとか。

河内晩柑という名前だけは、知っていたのですが、
今回、ようやく、繋がりました。

  河内晩柑
    ||
  和のグレープフルーツ (国産グレープフルーツ)
    ||
  ジューシーフルーツ (ジューシーオレンジ)

だったのですね。


■5月16日の誕生果

   茂木枇杷 (もぎびわ)
     貞淑

 ・和名 : ビワ、ヒワ
 ・分類 : バラ科、 ビワ属
 ・原産地 : 中国、日本(西南部暖地)


茂木枇杷。
長崎県を中心に栽培されている品種。

甘くて美味しい。外見が美しい。日持ちが良い。
と、3拍子そろったビワ。

19世紀中頃。
茂木は、優良品種として登場。

この茂木の出現により、
ビワが、本格的に普及しはじめたのだそうです。

ビワには、実の半分くらいにもなろうかという
大きな種が、いくつか入っています。

この種が、もう少し小さかったなら・・・と、
食べる度に、私は思ってしまいます。

生食のほか。
シロップ漬けや、ジャム、ジュース、果実酒、
などでも、美味しくいただけますね。

余談ですが。

千葉県が開発した世界初の種なしビワが、
今年、初出荷されたというニュースがありました。

初競りで、10個入りの1箱についた値が、
ナント、5万円!

ひとつ、5千円のビワ!!
このビワの名前は、「希房(きぼう)」です。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■5月16日の誕生色 : ペールマスタード
■5月16日の誕生花 : ヤナギタンポポ、他

短調で終わる訳

2008年05月16日 | ピアノ全般
ブラームスの「16のワルツ」

最後の16番目の曲は、短調で、
弦楽器を思わせるような旋律です。

なぜ、最後が短調なのか?
それは、舞踏会がお開きになるのが寂しいから。。。
ナンテ思ったりします。

舞踏会に限らず、楽しいイベントが終わる頃には、
楽しいことが終わってしまう現実を突きつけられて、
名残惜しさを感じるように思います。

華やかな舞踏会の幕開けを思わせるような1番の曲に始まり、
その後、一見小さなドラマが繰り広げられて・・・。

14番で、一番の盛り上がりとなり、
楽しさの中に終宴の空気が漂い始め、
今日のことが一気にアタマの中を駆けめぐる、15番。

そして、お開きに向かう、16番。

あまり滅茶苦茶な想像ばかりしていると、
ブラームスに怒られそうダ。