アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

高 砂

2008年05月26日 | 誕生果
フライパンに、多めの油を入れて、熱したところへ、
チキンカツレツを、ジュッ!

・・・・・あ゛~!?

自分の指先まで、一緒に熱い油の中へ~~#

ほんの少しだったのと、すぐ水で冷やしたので、
ちょっと赤くなった程度です。

明日には、落ち着きそう。。。

手指は働きものだから、きっと、
たまにはお休みしましょう、ということね。(笑)


■5月26日の誕生果

   高砂 (たかさご)
     祝、寿

 ・英名 : Rockport Bigarreau
 ・和名 : 高砂
 ・分類 : バラ科、 サクラ属、 落葉高木
 ・原産地 : アメリカ


高砂。
サクランボの一種。
早生種で、サクランボの先陣を切って登場します。

明治のはじめに、アメリカから導入されました。
本名を「ロックポート・ビガロウ」と申します。

しかし、英語に馴染みのな日本人には、難しかったらしい。
そのため、自分たちで名前をつけました。
それが「高砂」なのですね。

高砂の、果肉はやわらかく、酸味がやや少なめ。
果皮の着色も良い、器量好し。

暖かい産地でも、外観のよい果実が収穫できるため、
山梨県あたりでは、主力品種となっているようです。

アメリカから来たサクランボですが、高砂は、
名前も、実も、お味も、丸ごと日本で、日本人好み。

日本へお嫁に来て、よかったね。


  参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典


    
■5月26日の誕生色 : マリーゴールドイエロー
■5月26日の誕生花 : オリーブ、他

グールド理想のピアノ

2008年05月26日 | ピアノ全般
1932年9月25日、カナダのトロントで生まれた
グレン・グールド。

グールドは作曲家グリーグの遠縁にあたる、
というのが、もっぱらのウワサ?

ピアノと、オルガンと、作曲を学んだグールドの、
演奏家としてのデビューはオルガンで、1945年のこと。
翌1946年、ピアニストとして正式にデビュー。

1956年に、初めて発売されたアルバムが、
バッハの「ゴルトベルク変奏曲」。
(英語読みでは「ゴールドベルグ」)

グールドといえば、そのテクニックもさることながら、
楽器へのこだわりも、徹底していたようです。

「ハープシコードに限りなく近い」ピアノが、
グールド好みであったと伝えられています。

  ・表面をざらざらにした鍵盤。
  ・沈みが浅いキー。
  ・ハンマー位置と打弦の調整、等々。

これらは、バッハのノンレガートを実現するため、とも。

お気に入りのスタインウェイを大改造したピアノが、
グールドと演奏活動を共にしていたようですね。

ただ、メーカー側は、グールド仕様のピアノが、
標準的なピアノとは全く違うものであることを
大きくアピールしていたようです。

また、最後の2年間は、ヤマハのFCーIIモデルが、
グールドのパートナーだったとか。

この天才肌の芸術家が、50歳の誕生日を迎えて間もない
1982年10月4日。
その両の手は、二度と鍵盤に触れることがなくなりました。

余談ですが・・・

グールドは、ピアニストのマルタ・アルゲリッチの
ファンだったとも伝えられています。

アルゲリッチ女史は、今も世界の第一線で活躍中なので、
グールドとは違う世代のように思いたくなりますが、
1941年6月5日生まれなので、9歳年下なだけ。

もしも、グールドが生きていたならば。
楽器もテクニックも、グールド自身が納得できるピアノを、
今、弾いていたかもしれませんね。

鼻歌まじりで……。