アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

アセロラ

2008年07月13日 | 誕生果
夏!

ここ数日、こちらは、すっかり夏の陽気。
関東地方の梅雨明けはまだですが。。。

気がつけば、今週末から夏休みに入る学校も多いですね。

暑くなると、冷たいものが美味しい♪
麦茶、ジュース、アイスクリーム、等々。

昨日だったか、テレビを見ていて…。

アイスの消費量が日本一少ない都道府県は・・・
ナント、沖縄県なのだそうです!!

アイスよりも、飲料の方が売れるのだとか。

「アイスが食べたい!」と思えるならば、
暑さのランクとしては、Bランクなのかもしれませんネ。


■7月13日の誕生果

   アセロラ (acerola)
     愛らしさ、謙虚



 ・英名 : West Indian cherry
 ・和名 : アセロラ、西インドチェリー
 ・分類 : キントラノオ科、 マルピーギア属、 常緑低木
 ・原産地 : 西インド諸島から熱帯アメリカ


アセロラ。
果実の中では、ビタミンCの含有量がダントツ!

見た目は、サクランボそっくりの果実。
果皮は、熟すと、濃赤色や緋赤色になります。
果肉は、淡黄色または淡紅色。

ビタミンCの含有量は、若果ほど多いらしい。

熟果の場合。100グラムあたり、
甘味系で800ミリグラム、酸味系で1700ミリグラムとか。

その他、カロテンなども含み、
とにかくビタミンの宝庫です。

生食のほか、ジュースやジャム、ゼリーなど。
日本では、某食品メーカーのドリンクが有名ですね。
(このドリンクで、私はアセロラの存在を知りました。)

熱帯アメリカ、ハワイ、フィリピンなどで栽培されていますが、
残念なことに、植物防疫上の輸入禁止品。

日本国内では、沖縄や小笠原などにあるようですが、
まだ研究栽培程度のようです。

合衆国テキサス州から熱帯アメリカにかけて原生している
アセロラによく似たバルバドスチェリーがあるそうですが、
これはアセロラの近縁種とのこと。

こちらも日持ちが悪く、その上、輸入禁止品です。

1日1粒で、必要なビタミンCが摂取できるアセロラ。
ハワイ等へお越しの際は、旅行中のビタミン不足を補える
天然のサプリメントのような果実かもしれません。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■7月13日の誕生色 : 紺青色
■7月13日の誕生花 : ホテイアオイ、他

ミッドナイトブルー

2008年07月13日 | 色いろいろ
光があるところだけに存在する、色。

色は、一般に、
  ・色相: 単色光の波長に相当するもの
  ・彩度: 鮮やかさ (白みを帯びていない度合)
  ・明度: 明るさ (光の強弱)
の3要素によって、規定されます。

そして、私たちが認識する多くの色には、
それぞれ素敵な名前(固有色名)がつけられています。

固有色名を持つ、たくさんの色。
その中から、誕生色以外の色についても、
いくつか取り上げています。


きょうは、この色・・・ 

ミッドナイトブルー (midnight blue) です。

ミッドナイトブルー。
とても濃い青や、黒にとても近い青などを、
英語では、「真夜中の青」と呼ぶのですね。

この色名は、20世紀はじめに登場したのだそうです。

中国(明)の青磁器の青い色からとられた色で、
もともとは、ミンブルー (Ming blue) だという説もあります。

ミンブルーが、いつしか、ミッドナイトブルーと
呼ばれるようになったのか。

単純なミンブルーよりも、ちょっとロマンティックな
ミッドナイトブルーという名前を、誰かがつけたのか。
その辺は定かではありません。

ミッドナイトブルー。

色そのものは、とても暗いのに、
色名から想像できるのは、明るいことだったり…。

色そのものは、とても深い青。
そして、その色から連想できることは、
人それぞれで、とても深く広いのかもしれません。