<4月25日の誕生花>
バイモ
・百合(ゆり)科
・学名 : Fritillaria verticillata var. thunbergii
Fritillaria = バイモ属
verticillata = 輪生の、環生の
thunbergii = スウェーデンの植物学者
「ツンベルク」さんの
・原産地 : 中国 (江戸時代、享保年間に渡来)
・別名 : 編笠百合(あみがさゆり)、
春百合(はるゆり)
・英名 : Zhe bei mu
<花言葉>
威厳、人を喜ばせる、威厳、才能、
威光、精力、自力ある、謙虚な心
今日の誕生花、バイモの
花色は、淡黄、黄緑色という控えめな色目です。
球茎を薬用にしたり,
観賞用に栽培される多年草です。
下垂して咲く鐘形の花は、
その花色とともにとても地味な印象ですが、
茶花として、あるいは日本庭園の植栽にと、
古くから親しまれてきました。
「バイモ」は、漢名「貝母」の音読みです。
百合にはたくさんの鱗片がありますが、
バイモは2枚だけです。
ヨーロッパ各地の公園、植物園でよく見られる
フィティラリアも、バイモと同属の植物です。
というように、バイモは、
色、形共に、とても控えめなお花です。
でも、自分の居場所をしっかりと持っています。
その上、薬効にもすぐれています。
咳止め、たんきり、止血、催乳、うみ出し、利尿、
鎮痛の作用があるため、
気管支炎、肺結核、せき、へんとう腺炎、
はれものなどの治療に用いられているようです。
どの花言葉を見ても、素直に納得できる
とてもしっかりしたお花なのですね。