アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ハクサンチドリ (白山千鳥)

2006年04月15日 | 誕生花
   

<4月15日の誕生花>
  ハクサンチドリ
   ・蘭(らん)科
   ・学名 : Orchis aristata
         Orchis = ハクサンチドリ属
         aristata = 芒(のぎ)のある
   ・原産地 : ヨーロッパ、アジア

<花言葉>
  間違い、誤解、素晴らしい、美点の持主、陽気、技巧的

今日の誕生花、ハクサンチドリの
花色は、紅紫、白です。

ピンク色っぽいものから濃い赤紫のものまで
いろいろ変化に富んでいます。
また白は、完全な白花とか。

開花時期は、6月頃~8月頃。

石川~岐阜両県にまたがる火山である白山に多く自生し、
花の形が千鳥の飛ぶ姿ににていることから、和名を
「ハクサンチドリ(白山千鳥)」と名付けられました。

亜高山帯~高山帯の草地や岩場に生える多年草。
日本国内では、北海道と本州(中部地方以北)に
分布しています。

尾瀬などの高層湿原で、わりとよく見られますし、
北海道でも数多く見られる、ごく普通の野草のようです。
そのため、冗談で「タクサンチドリ」
などとも呼ばれることもあるとか。

でも、気温が高くなる都会のジャングルでは、
生きていけない植物なのですね。

アサガオ(白) (朝顔)

2006年04月14日 | 誕生花
   

<4月14日の誕生花>
  アサガオ(白)
   ・昼顔(ひるがお)科
   ・学名 : Ipomoea nil
         Ipomoea = サツマイモ属
         nil = 藍(あい)色
   ・原産地 : 中国 (平安時代に渡来)

<花言葉>
  喜びあふれ

今日の誕生花、アサガオの
花色は、白限定です。
他に、桃、紫、紅、藍、青、茶、縞、しぼり、覆輪、ぼかし、
等々、とても多彩ですよね。

開花時期は、6月頃~9月頃。

アサガオは、日本の夏の風物詩のひとつです。
白よりも、他の色の方がお馴染みかもしれません。

アサガオは、江戸時代から改良されてきています。
大輪、変化、矮性など多彩な品種があり、

つる性の1年生草本で、茎は左巻きです。
開花は早朝から始まり、午前10時頃に直径が最大となり、
2日目にはしぼんで落下します。
「朝顔」という名前には、誰もが納得でしょう。

今でも小学校1年生でアサガオを育て、
夏休みの宿題に、「アサガオの観察」があると思います。

アサガオを思い浮かべると、
子どもの頃を思い出したりしませんか?

ピアノのレッスン(4月1回)

2006年04月13日 | ピアノ・レッスン
今日はピアノのレッスンでした。
ブラームスのワルツ4曲をみていただきました。

1番、4番、15番は、以前からの続きです。
それプラス3番も仲間に加わりました。

3番は、前回のレッスン以降、
私が気に入って、ひとりで練習していました。

レッスンで4番を弾くとき、私の楽譜をご覧になった先生が、
3番にも書き込みがしてあることに気づき、すかさず
「あら? 3番も見てきたのかしら?
 じゃあ、こちらも弾いてみてね」
と、私が切り出す前に、とりあえず3番も弾いてみることに。

この4曲の中では、3番が一番シンプルな曲です。
そのようなこともあるのでしょう。
3番が一番出来が良く、
「これは、このままで大丈夫なくらいですね。」
と言われました。

ただ、強いて言うならば、楽譜には書いてありませんが、
少し強弱をつけた方がよさそうだということ。
具体的には、9~10小節目をやや強くして、
その後の11~12小節目をエコーの感じで
ボリュームを落とします。

4番の問題の終盤の連続する左手のアルペジオは、
一番低い音にウエイトを置いて、上の音は軽めに、
が、まだ上手くいきません。
10度くらいのアルペジオが多いので、
一番高い音を出さなくちゃ、と、力んでしまい、
親指ということもあり、つい一番上の音が出すぎます。

15番は、終盤部分の3連符がやや速くなるので、
少しこらえて、小節内のテンポのバランスを整えること。

6月に公の場でピアノを弾く機会があるのですが、
実は、私、決めかねていて、まだ申込みもしていません。
(↑ちょっと消極的。)

先生 : この曲が本当に気に入って弾いているのが、
     よくわかります。

私  : はい、そうですね。好きですね♪

・・・

私  : でもぉ、本当にここに申込みしてしまって、
     良いのでしょうか?

先生 : ここまで弾けているのですから、大丈夫ですよ。
     1番の後に3番がいいですね。 
     楽譜の順番通りに行きましょう。
     それで忘れずに申込みをしておいてください。

私  : は? はい。

私がウジウジ考える余地もなく、一気に決定でした。
実は、〆切間近なので、今回決めておかないと、
間に合いません。

今回は、先生の先手必勝で、すべてが進みました。(笑)

ハルシャギク (波斯菊/春車菊)

2006年04月13日 | 誕生花
   

<4月13日の誕生花>
  ハルシャギク
   ・菊(きく)科
   ・学名 : Coreopsis tinctoria
         Coreopsis = ハルシャギク属
         tinctoria = 染色用の、染料の
   ・原産地 : 北アメリカ (明治時代初期に渡来)
         (「波斯」はペルシャの意ですが、
          ペルシャとは無関係のようです。)
   ・別名 : 孔雀草(クジャクソウ)、
        蛇の目草(ジャノメソウ)
   ・英名 : tincotoria tickseed

<花言葉>
  上機嫌、陽気、常に快活、清い心、愉快、競争心

今日の誕生花、ハルシャギクの
花色は、鮮黄、赤、桃、橙です。

黄色に赤褐色の大きな蛇の目が入ったものを、
目にすることが多いと思います。

開花時期は、5月頃~10月頃。

野生のものはかなり強健で、こぼれ種でも育つので、
季節になると、一面ハルシャギクのところもあったり。
道端にも咲いていることがありますね。

園芸品種には矮性種、蛇の目のないもの、八重咲き、
褐色や紫赤色のものなど、いろいろあるようです。

一見、とても独特な雰囲気があるようですが、
よく見ると、形はコスモスにも似ているんです。

別名の「孔雀草」や「蛇の目草」は、
花の雰囲気をよく表していると思います。
(孔雀草と呼ばれるアスターもあります。)

春から秋にかけて咲いている花、ハルシャギク。
ハッキリした色目で、日差しに負けない強さを感じます。

ハルシャギクをジッと見つめていたら、
小さな太陽にも見えてきてしまいました。。。

(2007年4月14日 加筆)

ピアノの練習(4月12日)

2006年04月12日 | ピアノ全般
今日は2時間弱、ピアノを弾きました。

まずはハノン12番をゆっくりと。
すると、左手薬指と小指の動きが悪い。(ρ_;)
転ぶし、くっつくし・・。

そこで、今日は無理せずゆっくりやろうと思い、
12番ばかり、ず~~っと往復していました。
速度は、せいぜい80程度でしょう。

どうしても、左手に力が入るので、
気付く度に意識的に脱力したりして、
ひたすら12番を往復。

途中からは目を瞑って、音に耳を傾けて…。

手首がカタイなぁ・・。
そう思って、手首の力を抜いたら、
音色が変わりましたネ。

ラドミレドレミド シレファミレミファレ・・・

目を開いてみると、30分ほど経過していました。
(一応、予想どおり)

それから、楽譜を確認しながら4曲。
音抜け、苦手箇所、その他、
もう一度楽譜を最初から最後までじっくりと見て。

昨日、音抜けが発覚したところは、
マトモに弾くと、一番出したい音が上手く出ていない…。
それで、抜けてしまったのねぇ。

最近、指のつけ根を開く体操(?)をよくしていたためか、
オクターブの和音は楽になり、
隣の鍵盤に触れることも、ほとんどなくなりました♪

明日は久しぶりのレッスン。
久しぶりなので、「まず一通り弾いてみて・・」
と言われることは間違いないでしょう。

でも、ここへ来て、何でしょうねぇ・・冴えないワ。
ま、こんな日もあるさ!

ということで、本日はポイント練習が主体でした。

モモ (桃)

2006年04月12日 | 誕生花
   

<4月12日の誕生花>
  モモ
   ・薔薇(ばら)科
   ・学名 : Prunus persica
         Prunus = サクラ属
         persica = ペルシャの
         (Prunus(プラナス)は、
          ラテン古名の「plum(すもも)」が語源)
   ・原産地 : 中国
   ・英名 : Peach

<花言葉>
  気だての良さ、あなたに夢中、私はあなたに夢中、
  恋の奴隷、あなたのとりこ、私はあなたのとりこ、
  あなたに心を奪われた、辛抱、忍耐、愛、
  なつかしい日、チャーミング、天下無敵

今日の誕生花、モモの
花色は、淡紅、濃紅、白です。

開花時期は、3月頃~4月頃。

今日の誕生花のモモは、
花も果実も、私たちの生活に身近だと思います。
どちらも私たちに潤いを与えてくれる
とても嬉しい植物です。

また、モモの葉も、あせもなど皮膚の炎症に効果があり、
葉のエキスを使用した化粧品もあります。
ただし、乾燥していない葉は青酸化合物を含むので、
扱う場合には、換気に十分注意しましょう。

弥生時代の遺跡から、モモの種が発見されているんですね。
江戸時代から、観賞用にも改良が進められています。
明治以前は、果実の食用よりも、
薬用や花の観賞が中心だったようです。

「桃の実」は、秋の季語です。
そういえば、私が子どもの頃(っていつ?…笑)は、
お盆あたりから出回っていた記憶があります。
それが今では、夏になる前から店頭に出てきますね。

って、花のお話しのハズが、
いつしか果実のお話しに…。(笑)

(2007年4月12日 花色等追加)

音が抜けている!

2006年04月11日 | ピアノ全般
最近は、周囲がざわついていて、
落ち着かない空気の中でピアノを弾いていました。

今日は久しぶりに静かだったので、集中できました。
(短時間でしたが…。)

一度暗譜してしまうと、
楽譜が目の前にあっても、暗譜のまま
ずっとピアノを弾いてしまう私です。

でも今日は、何故か
「楽譜を見なくちゃいけない」ような気がして、
久しぶりに、最初からじっくりと楽譜を見ました。

楽譜を見ながら、音を確かめながら、
ゆっくりとピアノを弾きました。

うっわぁ~~!!
ガァ~~ン!
キチンと弾いているつもりだったのですが、
1箇所、音を抜かして弾いていました!!

いつから、このような弾き方をしていたのかは、
よくわかりません…。

4つの音から構成される和音のうち、
1つの音は完全に抜け、
1つは、きちんと打鍵されていませんでした。

私、今まで、何を弾いていたの…?
どうして、今日まで気付かなかったの?
響きが違うじゃない。。。

でも、よかった。
今日気付いたから。

たとえ暗譜できていても、
もっと楽譜と向き合わないといけないのだと、
教えられたような気持ちです。

わかっているつもりのことであっても、
くりかえし確かめることは大切ですね。

テンプレートの編集 (6)

2006年04月11日 | テンプレート
 
今日は雨模様のところが多いようですね。
せっかく咲いている桜も、ずぶ濡れです。

今年、東京地方では、思ったよりも長い間、
桜を楽しむことができています。
それも今日の雨で随分と寂しくなりそうですが…。

こちらは一足早く桜を通り過ぎて、
ミツバチが遊ぶ春の風景にしてみました。

春は題材がたくさんあり、とても迷ったのですが、
まずはミツバチから。(笑)
これからも、季節の移ろいをピックアップしながら、
いろいろな雰囲気を楽しみたいと思っています。

ハナシノブ (花忍)

2006年04月11日 | 誕生花
   

<4月11日の誕生花>
  ハナシノブ
   ・花忍(はなしのぶ)科
   ・学名 : Polemonium haydenii,
        Polemonium kiushianum
         Polemonium = ハナシノブ属
   ・原産地 : 北アメリカ

<花言葉>
  君を待つ、来て下さい、ここに来なさい、
  情けを待つ、落ちこぼれる

今日の誕生花、ハナシノブの
花色は、青、青紫、薄紫、白です。

ハナシノブ属は、世界に約25種あるそうです。

ハナシノブは、とても可憐な草花です。
日本の九州だけに自生している種の学名が
Polemonium kiushianum のようです。

開花時期は、3月頃~8月頃。
平地付近と高山など、生育環境によりけりで、
多少違ってくるように思われます。

葉は、シダの葉に似ているのですね。

同じハナシノブ科のフロックスとの区別が難しいことも…。

やや希少な植物のようですが、
詳しいことがわからず、まとめきれませんでした。m(_ _)m

憧れのマジシャン

2006年04月10日 | ピアノ全般
昨年秋、私が次に練習する曲の案のひとつとして
ピアノの先生がブラームスのワルツ(opus39-15)を
奏でてくださいました。

その時の私の気持ちは・・
「私、もうブラームスを弾いてもいいのですか?」
ということと、
「ブラームスが弾ける!」
という、驚きと、喜びの、両方がありました。

「ブラームスは難しい」
というイメージしかなかったので、
ブラームスの曲を、今の私が弾くなんて、
全く想像もしていませんでした。

ブラームスの曲は、技術的に難しいわりに、
そこまで難しいようには聞こえないのです。
それが故に、発表会などでは
避けられることも多いと思います。

もしかしたら、短い曲だからということで、
先生は提示してくださったのかもしれません。

その辺の事情など私はどうでもよくて、
とにかく「ブラームスが弾ける!」ということが
とても嬉しくて、早速譜読みに入りました。

そこで、演奏者ならではの喜びを見出しました。
まるで手品のタネあかしを見るような、
まるで舞台裏を見るような、
そんな気持ちになりました。

多分、同じような現象が、
ブラームスの管弦楽や室内楽でもあると思います。
音楽を聴いていただけでは、わからないけれど、
実際に自分がブラームスの楽譜に沿って演奏するとき、
「ブラームスの仕掛け」があることに気付くでしょう。

演奏者ならではの喜びが、
ブラームスの作品にはあるように感じてしまいます。

歌曲には「仕掛け」がないのでしょうか?
歌そのものには、もしかしたら、ないかもしれません。
でも、ピアノパートには埋め込まれているかも?
・・なんて想像しています。

どうしても「歌」と「ピアノ伴奏」
という位置付けになりがちな歌曲ですが、
その通りでは、つまらないです。

聴いている側にはわからないような何かが、
歌曲にも、きっと埋め込まれているはずだと
想像しています。

だから、ブラームスの作品を演奏するときは、
もしかしたら、ちょっぴり優越感を持っても
悪くはないのかも?
な~んて大それたことをチラッと思ったり…。

難所を涼しい顔して通り過ぎる快感♪

難所を「難所でございます」と、
いかにも難しそうな顔をして通り過ぎるのでは、
あまりにも、つまらないです。

一生懸命に練習して、繰り返し練習して…。
舞台に上がるまでは、どんなに大変であろうとも、
一度舞台に上がったら、そこから先は、
音楽を演出するエンタティナーになるのですもの。

それまで苦労してきたことは、上手に音に乗せて、
音楽のエッセンスとして曲に混ぜ込みます。

聴いている人には、
そんなエッセンスが入っているなんて、
ダイレクトには気付かれないように。
でも、香りは感じられるように。。。

そんな演奏ができたらいいなぁ~♪

そのためには練習あるのみなのですね!
今日の練習は僅かでしたが、
それでも、タネの栄養分になると思えば☆