アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

スイートピー

2006年06月09日 | 誕生花
   

<6月 9日の誕生花>
  スイートピー
   ・豆(まめ)科 ・ レンリソウ属、ラティルス属
            (ハマエンドウ属)
   ・学名 : Lathyrus odoratus
         Lathyrus = レンリソウ属
         odoratus = 芳香のある,香りのいい
   ・原産地 : イタリアのシチリア島
   ・別名 : 麝香連理草(じゃこうれんりそう)、
        麝香豌豆(じゃこうえんどう)、
        香豌豆(かおりえんどう)、
        花豌豆(はなえんどう)
   ・英名 : sweet pea

<花言葉>
  ほのかな喜び、思い出、繊細、優美、門出、別離、
  デリケートな喜び、思い出、優しい思い出、
  微妙な楽しみ、私を覚えて下さい

今日の誕生花、スイートピーは
4月21日の誕生花でもあります。
花色は、白、クリーム、桃、赤、紫など多彩で、
蝶の羽のような花びらをしていますね。

その名の通り、とても良い香りがします♪

開花時期は、5月頃~6月頃。



スイートピーで思い出すのが
松田聖子さんの「赤いスイートピー」です。

いろいろな色がある中で、ふわふわした色ではなく
「赤」というところに存在感を感じます。

また、「赤いスイートピー」という
言葉のリズムも良いのでしょう。

色の持つイメージと、言葉のリズム。
ほんのちょっとしたことで、随分と違ってくるものです。

ところで、あなたの今日の服装は何色ですか?

ジャスミン (羽衣ジャスミン)

2006年06月08日 | 誕生花
   

<6月 8日の誕生花>
  ジャスミン(羽衣ジャスミン)
   ・木犀(もくせい)科
   ・学名 : Jasminum polyanthum
         Jasminum = ソケイ(ジャスミン)属
         polyanthum = 多くの花
   ・原産地 : ヒマラヤ
   ・和名 : 素馨(そけい)

<花言葉>
  愛の通夜、愛らしさ、官能的、優美、清純、
  喜び、素直、気立ての良さ、別離

今日の誕生花、ジャスミンの
花色は、白です。

ジャスミンには、このように葉の細い「羽衣ジャスミン」と、
同じモクセイ科で「茉莉花(マツリカ)」と呼ばれる
「サンバクジャスミン(アラビアンジャスミン)」、それに、
カガイモ科で英名を「マダガスカル・ジャスミン」という
「ステファノティス」があります。

お花屋さんでは、すべてひっくるめて「ジャスミン」
と呼んでいるようですが、カガイモ科のジャスミンは、
できれば「ステファノティス」と呼んだ方が良いという
ご意見もあります。

インドでは、恋人からジャスミンを贈られた女性は、
ジャスミンを髪に編みこみ、
変わらぬ愛の証とすることから
「愛の花」と呼ばれているそうです。

とても良い香りがしますが、
花がたくさんあると、香りも強過ぎるかもしれません。

ジャスミンは、世界中に愛好者が多い人気のハーブです。
ウーロン茶や紅茶との相性がとても良く、
ブレンドして香りを楽しむ「ジャスミンティー」が
とても有名ですね。

ジャスミンティーとして一番利用されているのは、
ハゴロモジャスミンンのようです。
その他、黄色い花を付けるインディアンジャスミン、
マツリカと呼ばれるアラビアンジャスミンなども使われています。

沖縄でよく飲まれている「サンピン茶」もジャスミンティーです。
このサンピン茶は、ウーロン茶にジャスミンの花
(アラビアンジャスミンの「マツリカ」)が使われています。

杏里の「オリビアをききながら」にも
「ジャスミンティーは 眠りさそう薬」
という歌詞がありますね。
この曲は、尾崎亜美さんの作詞作曲ですが、
杏里の歌声の方が浸透しているような気がします。
(・・と、年代限定の話題でした。。。笑)

この歌詞にもあるように、ジャスミンティーには、
気分転換、不安や気うつの軽減、不眠解消
などの効能があります。

音楽の分類

2006年06月07日 | 音楽
音楽は、何を基準に分類されているのでしょう?

ここで言う「分類」とは、
クラシックとかオールディーズ、ロックなどの
音楽のジャンルのことではありません。
クラシック音楽における
交響曲とか室内楽曲、等々のことです。

それは、基本的に作曲家が決めるのだと思います。

ブラームスのピアノ曲の多くは、
管弦楽曲や室内楽曲にも置き換えることが可能だと、
私はずっと思っていました。

しかし、それだけではなく、
合唱曲や歌曲にも置き換えることが可能であると
感じるようになりました。

現に、重唱曲である「愛の歌 作品52」や
「新・愛の歌 作品65」が、
ピアノ連弾用にも書き直されていたりします。

ブラームスの音楽は、
根底では「ひとつの音楽」なのかもしれません。

そして、その音楽を奏でるのに最も相応しい
楽器や声の担当を決めるのも、
その作曲家ならでは、だと思います。

アサギリソウ (朝霧草)

2006年06月07日 | 誕生花
   

<6月 7日の誕生花>
  アサギリソウ
   ・菊(きく)科
   ・学名 : Artemisia schmidtiana
         Artemisia = ヨモギ属
         schmidtiana = カラフト植物の研究家
                   「シュミット」さんの
   ・原産地 : ヨーロッパ、北アメリカ

<花言葉>
  光、脚光、喝采、慕う心

今日の誕生花、アサギリソウの
花色は黄です。

もしかしたら、花が咲いていることの方が
少ないのかもしれません。

葉の表裏が銀白色の絹毛で覆われており、
それが朝立ちこめる霧のように見えることから、
「アサギリソウ」と名付けられました。

また、強い香りも放ちます。

世界で最も強いお酒であろう「アブサン」は、
この枝葉をアルコールで加工して作られたものです。

ヨーロッパでは香辛料としても使われています。

アサギリソウの葉を見ていると、
ユリオプス・デージーの葉を思い出します。
ユリオプス・デージーも、花色は黄ですね。
花の大きさや形は、随分と違いますが…。

キショウブ (黄菖蒲)

2006年06月06日 | 誕生花
   

<6月 6日の誕生花>
  キショウブ
   ・文目(あやめ)科
   ・学名 : Iris pseudacorus
         Iris = アヤメ(アイリス、イリス)属
   ・原産地 : ヨーロッパ (明治時代に渡来)
   ・英名 : Yellow Water Flag

<花言葉>
  信じる者の幸福、友情

今日の誕生花、キショウブの
花色は、淡黄、濃黄、白などで、斑入り品種もあります。

花の命は1日ですが、次々と花を咲かせてくれます。
水湿地を好みますが、意外と乾燥にも強かったりします。



「キショウブ」については、私の知識も情報も少ないため、
ネットでいくつものサイトを検索していました。

すると、あるブログに行き当たりました。
そのブログはホームページの一環で、管理人さんは、
他にも複数のブログを書いていらっしゃいます。
ブログ以外のカテゴリーもあります。

BGMも素敵で、
せっかくだからワンコーラスは聴きたいと思い、
HP内をいろいろと拝見させていただきました。

すると・・
昨日が入院予定との記述を見つけました。
手術のための入院。
実際の手術日がいつなのかはわかりませんが、
「手術が成功しますように」とお祈りしました。

とても素敵で、惹きつけられるサイトなので、
「お気に入り」に入れました。
お元気になられて、ネットにも復活なさったら、
是非コメントを書きたいと思っています。

嬉しいコメント

2006年06月05日 | ピアノ全般
ピティナ・ステップでは、
3名のアドバイザーの先生方がいらっしゃいます。
それぞれが、演奏に対するコメントを
その場で直筆で書いてくださいます。
(ステップメッセージ)

また、各部の演奏終了後には、講評もあります。
講評は、とてもためになりました。

名指しはされませんが、
自分が該当する部分はわかるものです。

私のワルツ4番などは、リズムの崩れが原因のようです。
きちんとしていたつもりだったのですが、
まだまだ足りなかったのですね。
もっと身体に染みこませておかないと、
普段は大丈夫でも、イザという時に崩れてしまいます。



ステップメッセージには・・・

改善点やアドバイスと共に、
良かった点やお誉めの言葉も書いてくださいます。

<改善点・練習方法、等>
・オクターヴメロディーが固いので、腕を柔らかく使えるように。
・装飾音がもう一息。
・跳躍に気を取られて、肝心なフレーズが切れないように。
  → 聞き手が聞きたい音を取り出して
    イメージトレーニングしましょう。


<良かった点>
・難曲をよく頑張って練習し、ステージで演奏しました。
・4曲それぞれの違いがよく感じられ、演奏もできました。
・3番は、繊細さが素敵でした。
・4番は、民族的なニュアンスが出ていました。
・15番は、しっとりとした大人の情感があって良かった。


また・・
・これからも音楽を友だちとして、頑張って下さい。
 応援しています。

とのコメントもあり、これは胸にジーンときました。

それから、私の先生は・・・
細かいことは楽譜に書き込んでくださいました。
そして、やはり
「15番は聴衆全体が楽しめたので何よりでした」
とのことでした。

また私の場合、ステージの上で謙虚過ぎるので、
「自分が一番上手いのよ!くらいに思って、
 もっと図々しくなった方が良い」

とも言われました。



本番では、ミスタッチ、その他の問題点はありましたが、
何故か、とても清々しい気持ちです。

これからは、不十分なところを丁寧にさらって、
次に臨みたいと思います。

私の演奏

2006年06月05日 | ピアノ全般
いよいよピティナ・ステップが始まりました。
順番に演奏が進んでいきます。

待っている間、手がかなり汗ばんでいたので、
ずっとハンカチを握っていました。

そして、私の番になりました。

手はまだ汗ばんでいたため、
ハンカチを持ったままステージへ上がりました。
コメントが読み上げられている間、
私はまっすぐに前を向いているのが恥ずかしくて、
少し下を向いてステージ中央に立っていました。

コメントの読み上げが終わり、
私は顔を上げ、ゆっくりと(多分)お辞儀をして、
ピアノへ向かいました。

椅子の高さは大丈夫。
ペダルとの距離も合わせて…。
小さく深呼吸をして、鍵盤を見つめ、
「さあ、舞踏会が始まる」と念じて、息を吸い込み、
手を動かし始めました。

ブラームスのワルツ第1番の冒頭は、
テンポ良く、潔く行かなければなりません。
途中「あら?」と思えるようなタッチもありましたが、
無事弾き終わりました。

次は第3番。
第1番とはうって変わり、細い旋律の静かな曲です。
この曲を弾き始める直前、私はいつも、
夜、窓辺に佇み涙ぐむクララ・シューマン、
を思い浮かべます。
先生から「憂いを・・」と言われたとき、
ふと思い浮かんできたのが、その光景でした。
音がかすれ気味になってしまったところがありましたが、
わりと普段に近い状態で弾き通すことができました。

問題の第4番。
普段通りに弾き始めたハズだったのですが、
音が外れてしまいました。
それも、練習中はノーマークだった部分です。
どの音を鳴らしたのか、自分では記憶に残っていません。
その部分をうやむやに通り過ぎて、軌道修正。
練習中不安だった最高峰では、音が出し切れず…。
それでも、とにかく続けて弾きました。
肝心なところがキチンと弾けなくて、とても残念でした。

そして第15番。
4曲目ということもあり、私自身とても落ち着いていました。
ほぼいつも通りに弾くことができたと思います。

最後の音が消えて、そして立ち上がり、お辞儀をして
ステージから降りました。

思った以上に大きな拍手をいただくことができて、
とても嬉しかったです。

演奏直後はかなり緊張していたものの、
手の震えは少しだけで、
膝や足が震えることはありませんでした。

ピティナ・ステップ会場へ

2006年06月05日 | ピアノ全般
週末、ピティナ・ステップに参加しました。

当日も、いつもと同じように家事をこなしました。
帰りがやや遅くなるので、夕食の準備までです。
いつもにも増して、手に怪我をしないようにと、
ずっとドキドキものでした。

本番当日という緊張感もあり、体中の血液が、
いつもと違う流れをしているのではないかと
思いたくなるような感じでした。

時間には余裕があったので、出掛ける前に、
いつものハノンを、ゆっくりと1回だけ弾きました。
それから、本番のステージをイメージしつつ、
ブラームスのワルツ4曲を弾いてみました。

第4番には、一番出したい音が出し切れない、
という不十分さは残りますが、
今回は一通り弾くことができたらマルです。

実は、この第4番。
私の手(手首)には、やや負担な曲なのです。
何回か続けて弾いているうちに、痛みが生じてきます。

もっと長い期間で、ゆっくりと仕上げる曲なのかもしれません。
つまり、短期間で一気に練習するのではなく、
1回は少ない練習量で、それを長い期間続けるというものです。

しかし、今回はもうすでにエントリーしているので、
頑張って弾かなくてはなりません。

電車の時間が近づいてきたので、
もう一度、忘れ物がないかどうか確認してから、
出掛けました。

時間帯が悪かったのか、休日であるにもかかわらず、
電車はものすごく混雑していました。
慣れない路線なので、降りるべき駅を間違わないように、
駅に停車する度に、駅名を確認していました。
(車内アナウンスが聞き取れないこともあったので…。)

目的の駅に到着した時も、車内はものすごい人で、
「すみませ~ん、降ります!」と声を出しながらの下車でした。

改札口にたどり着くまでも、
ラッシュ時と見まごうばかりの人、人、人。
自分の思うようには歩けませんでした。

ようやく改札を抜けて、会場はどちら方面かと、
出口案内等を見回しました。
すっかりお上りさんのような状況で…。

どうにか会場にたどり着き、ホッとしました。
受付の時間にはまだ間があったので、
楽譜を見て過ごすことにしました。

そのうち先生がお見えになったので、
少しだけお話しをしました。

受付をするまでと、
受付をしてから実際に会場に入るまでというのは、
何とも言えない緊張感を伴うものですね。

それから、スタッフの方に導かれて
会場の出演者席に着きました。

ステージの上には、ヤマハCFⅢS。

マリーゴールド

2006年06月05日 | 誕生花
   

<6月 5日の誕生花>
  マリーゴールド
   ・菊(きく)科
   ・学名 : Tagetes patula
         Tagetes = マンジュギク属(タゲテス属)
         patula = やや開出した、散開の
   ・原産地 : メキシコ
   ・和名 = きんせんか、山椒菊(さんしょうぎく),
        万寿菊(まんじゅぎく)、千寿菊(せんじゅぎく)、
        孔雀草(くじゃくそう)、紅黄草(こうおうそう)
   ・英名 : Marigold

<花言葉>
  可憐な愛情、常に可愛らしい、友情、予言、勇者、
  悪を挫く、健康、嫉妬、別れの悲しみ、生きる

今日の誕生花、マリーゴールドの
花色は、黄、橙、赤などです。

「マリーゴールド」は、
「聖母マリアの黄金の花」という意味です。

小型種のフレンチマリーゴールドと、
大型種のアフリカンマリーゴールド
原種のメキシカンマリーゴールド
などがあります。

最近は、フレンチとアフリカン両系統の種間交雑品種も増え、
区別がつかないような品種も多くなりました。

フレンチマリーゴールドは、メキシコ原産ですが、
フランスのパリにもたらされた後、一気に広がったため、
この名前で呼ばれています。

根に線虫(センチュウ)の防除効果があるため、
作物の間などに植えられることもあります。

どんな土壌でもよく育ちます。
渇水状態でも簡単にはしおれない強い植物です。
ただし、排水が悪いところでは根が腐ることがあるので、
注意が必要です。

繁り過ぎたところを刈り込むなどして切った枝先は、
砂にさしておくと容易に発根するので、
増やすのはとても簡単ですね。

これから秋頃までの季節、あちらこちらで、
たくさんの鮮やかな色のマリーゴールドを
目にすることでしょう。