アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ルリハコベ (瑠璃繁縷)

2006年06月14日 | 誕生花
   

<6月14日の誕生花>
  ルリハコベ
   ・桜草(さくらそう)科
   ・学名 : Anagallis arvensis
         ルリハコベ属
   ・原産地 : ヨーロッパ

<花言葉>
  追想、約束、変わり身、変化、敬遠

今日の誕生花、ルリハコベの
花色は、青(瑠璃色)です。

花が瑠璃色で,全体の草姿がハコベに似ていることから、
「ルリハコベ」と呼ばれるようになりました。

また、赤い花の「アカバナルリハコベ」もあります。
ルリハコベの赤バージョンだからなのでしょうけれど、
ちょっとハテナなネーミング?(笑)

こちらの赤い色も、とっても綺麗です。
瑠璃色を、そのままのトーンで赤くしたイメージです。

花の色はものすごく魅惑的なのですが、
花自体はとても小さいので、
自然の中ではあまり目立たないかもしれません。



色を表現する日本語には、
微妙なニュアンスを伝える言葉もたくさんあります。

現代では 「えっ、どんな色?」 と、
すぐにはわからないような言葉も少なくないでしょう。
「瑠璃色」も、そのひとつかもしれません。

広辞苑には・・
  ① 紫色を帯びた紺色。
  ② 襲(かさね)の色目・浅葱(あさぎ)色の異称。

と書いてあります。

色に対する大ざっぱなイメージを持つことはできそうですが、
この説明だけで、色を正確に認識することは不可能でしょう。

コンピュータのカラーコードも調べてみたのですが、
いくつものコードが出てきてしまいました。
実際に映し出される色にも、
コードを構成している要素(数字やアルファベット)にも
かなりの差があります。

色を説明することは、難しいですね。

周囲を見回せば、たくさんの色が目に入ります。
同じように見える色でも、微妙に違っていたりします。

「十人十色」というのも、とても的を射た言葉なのだと、
妙に実感してしまいました。

ブラームスがお好き?

2006年06月13日 | 音楽
この4月から、私は朝の連続テレビ小説を見ています。
NHKの 『純情きらり』 です。
最初から見ていたわけではなく、
この番組のPR番組(?)を見て、
音楽の道を目指す女の子が主人公ということを知り、
見始めるようになりました。
ですから、最初の何回かは見ていません。
(多分、2週目の途中から見ています。)

ちなみに、このドラマの大きなテーマが 「音楽」 で、
もうひとつのテーマが 「家族」 です。

いつだったかは明確に記憶しておりませんが、
ドラマの中で 「ショパンとブラームス」
というフレーズが出てきたことがあります。
そのような場合、よく使われるフレーズは
「ショパンとモーツァルト」 だと思います。

ピアノに関しては、「ショパン」 が
揺るぎない地位を確立しています。
ですから、「ショパン」 は当然でしょう。
でも、何故そこに 「ブラームス」 が?

もしかしたら、このドラマの脚本家さんは、
ブラームスがお好きなのでは?
・・などと、ふと思いました。

何週間か前のことですが、
思い出したので、書いてみました。

ツンベルギア

2006年06月13日 | 誕生花
   

<6月13日の誕生花>
  ツンベルギア
   ・狐の孫(きつねのまご)科
   ・学名 : Thunbergia = ツンベルギア属
   ・原産地 : 熱帯アフリカ地方
   ・別名 : 矢筈葛(やはずかずら)

<花言葉>
  美しい瞳

今日の誕生花、ツンベルギアの
花色は、濃紫青、白、黄、橙です。

「Thunbergia」は、18~19世紀のスウェーデンの
有名な植物学者ツンベルグさんの名にちなみます。
このツンベルグさん。
他の植物の学名にも時々登場しています。

青系の花をつけるのが
ツンベルギア・エレクタ (コダチヤハズカズラ)
ツンベルギア・フォーゲリアナ
ツンベルギア・アフィニスなどで、
黄色系の花をつけるのが
ツンベルギア・アラータ (ヤハズカズラ)のようです。

本番は強気で

2006年06月12日 | 雑記
FIFAワールドカップ、グループF
「日本対オーストラリア」の試合をテレビで観ていて・・
やはり、「本番は強気で!」なのだと思いました。

チームプレイではありますが、
ゴールに絡む場合、「決めるのはオレだ!」くらいに、
最後まで突っ込んで欲しかったなぁ・・・と何回も思いました。

大黒選手を、もっと早く入れて欲しかった…。
稲本選手は~?
・・・ナンテ思ってしまいました。

日本の守護神である川口選手も、ずっと頑張っていましたが、
1点取られた時点で、何かが切れたように見えました。
前半45分強、後半45分強。
この間、ずっと神経を集中し続けるのは大変なことでしょう。
ましてや、結構な炎天下で…。

ずっと観ていて感じたのは、中村俊輔選手の上手さ。
全身が安定していて、ボールの扱いがとても上手い!

以上、サッカーをあまりよく知らない私の感想(?)でした。

スパティフィラム

2006年06月12日 | 誕生花
   

<6月12日の誕生花>
  スパティフィラム
   ・里芋(さといも)科
   ・学名 : Spathiphyllum = スパティフィラム属
   ・原産地 : 熱帯アメリカ地方
   ・別名 : 笹団扇(ささうちわ)
   ・読み方 : スパテフィラム、スパティフィルム、
         スパシフィラム、スパシフィルム

<花言葉>
  清々しい、爽快

今日の誕生花、スパティフィラムの
花色は、赤紅、桃、白です。

室内用の鉢物植物として世界的に知られています。
鑑賞温室などで見られます。
また、花店にも出回っています。

同じサトイモ科のカラーや水芭蕉と良く似ています。
「うちわ」のような部分が赤色になると、
アンスリウムにも似ていますね。
(アンスリウムもサトイモ科です。)

バイモ (貝母)

2006年06月11日 | 誕生花
   

<6月11日の誕生花>
  バイモ
   ・百合(ゆり)科 ・ バイモ属
   ・学名 : Fritillaria verticillata var. thunbergii
         Fritillaria = バイモ属
         verticillata = 輪生の、環生の
         thunbergii = スウェーデンの植物学者
               「ツンベルク」さんの
   ・原産地 : 中国 (江戸時代、享保年間に渡来)
   ・別名 : 編笠百合(あみがさゆり)、
        春百合(はるゆり)
   ・英名 : Zhe bei mu

<花言葉>
  威厳、人を喜ばせる、威厳、才能、
  威光、精力、自力ある、謙虚な心

今日の誕生花、バイモは
4月25日の誕生花でもあります。
花色は淡黄、黄緑色という
控えめな色目だけかと思っていたところ、
茶や紫もあるのですね。

学名の「Fritillaria(フリティラリア)」は、
ラテン語の「fritillus(サイコロを入れる筒)」が語源です。
筒状をした花の形から命名されたのでしょうね。

同じバイモ属の植物に「クロユリ(黒百合)」があります。
もしかしたら、バイモとごっちゃになっている可能性もアリ?

歌(6月)

2006年06月10日 | 
今日は歌でした。

合唱団ではなく、
「皆で楽しく歌いましょう」がモットーのサークルです。
ご指導してくださる先生と、伴奏のピアニストさんは
実力充分であるにもかかわらず、
様子を見て、少しずつ引き上げてくださいます。

女性ばかりのこのサークルに、
本日、初めて男性の体験者さんがいらっしゃいました。
現役時代は、職場のサークルで混声合唱をなさっていたとか。

新しいところに入るのは、
女性はわりとたやすくできるようですが、
男性は、さらなる勇気が必要のようです。

来月もいらしていただけるでしょうか?
また、これをきっかけに、男性メンバーが増えると、
ちょっとした合唱曲も混声で楽しめるので、
随分と幅が広がります。

いつものように、ちょっとした体操と発声をしました。


<歌うときのワンポイント>
 口を大きく開けるときは・・
 鼻の下を伸ばしてしまわないように。
 つまり、顔の筋肉を維持したまま、
 もしくは、少し上げ気味にします。
 上唇のみを上に開けるような気持ちで、
 口を開きましょう。


<本日歌った曲>
 ♪ かたつむり
 ♪ 瀬戸の花嫁 (小柳 ルミ子/唄)
 ♪ 赤いサラファン
 ♪ 雨の遊園地
 ♪ 心もよう (井上 陽水/唄)
 ♪ 黄昏のビギン
 ♪ 故 郷
 ♪ 春の小川
 ♪ 朧月夜
 ♪ 鯉のぼり
 ♪ 茶 摘

6月ということで、
雨や花嫁さん(ジューンブライドから)
にちなんだ歌が中心でした。



活動終了後、お片付けをしてから、
今回も少しだけピアノを弾かせていただきました。
時間にして10分程です。

歌のメンバーの中でピアノを弾くことは、
かなり慣れてきたように感じます。

以前は緊張して、手が少し震えたりもしていたのですが、
前回くらいからは、そのようなこともなくなりました。

ヒゲナデシコ (髭撫子)

2006年06月10日 | 誕生花
   

<6月10日の誕生花>
  ヒゲナデシコ
   ・撫子(なでしこ)科
   ・学名 : Dianthus barbatus
         Dianthus = ナデシコ属
         barbatus = 髭のある
   ・原産地 : 南ヨーロッパ
   ・別名 : ビジョナデシコ(美女撫子)、
        アメリカナデシコ(亜米利加撫子)
   ・英名 : Sweet William

<花言葉>
  器用、ていねい、義侠、細やかな思い、
  伊達男、勇敢、鋭敏

今日の誕生花、ヒゲナデシコの
花色は、赤紅、桃、白です。

普段よく目に付くナデシコは、
「河原撫子(カワラナデシコ)」のことが多いようです。

花と花との間から、堅くて細長い苞が出ています。
それが髭のように見えることから、
「ヒゲナデシコ」の名前がつきました。

どうせならば、「ヒゲ」ではなく、
違うものに例えてもよかったと思ってしまいます。
カワラナデシコ(河原撫子)等と
区別するためだったのでしょうけれど…。

「ナデシコ」というと、「大和撫子」を
思い浮かべる方もいらっしゃると思います。

平安時代に中国から渡来した
「唐撫子(カラナデシコ)(石竹)」に対して、
在来種のことを「大和撫子(ヤマトナデシコ)」
と呼びます。

「大和撫子」は、現代においても
日本女性の美称なのでしょうか?

テンプレートの編集 (14)

2006年06月09日 | テンプレート
 
今日の東京地方は、朝から結構な雨が降っています。
今日あたり「梅雨入り宣言」が出るかもしれません。

実際には雨の季節なので、
パソコンの画面は「雨上がり」にしてみました。

6月なのに気温が低めです。
体調を崩さないよう、ご自愛くださいね。



今日のお昼頃、気象庁から
「関東甲信と東北南部が梅雨入りしたとみられる」
と、発表がありました。

関東甲信は、平年より1日遅く、昨年よりも1日早い
今年の梅雨入りです。

梅雨明けは、平年だと7月20日頃です。
ちょうど子ども達の夏休みが始まる頃ですね。

「forte (フォルテ)」の解釈

2006年06月09日 | ピアノ全般
今私が弾いている曲のひとつが、
ブラームスの「16のワルツ」第4番(Opus39-4)です。

この曲は、冒頭から「f」です。
そして、わずか1ページの楽譜の中には、
「f」が5箇所、「piu f」が1箇所、それに「rf」が2箇所
あります。
発想記号は「appassionato」ひとつだけです。
その他、松葉印での「crescendo」と「decrescendo」や
「cresc.」の表記、それにアクセント記号があります。

これらを指示通りに弾くと、それはもう凄まじいです。
若き日のブラームスの力強いエネルギーがほとばしり、
有り余るくらいに感じてしまいます。

「フォルテが続く曲は、聴くのがとても大変です。
 そして、弾くのはもっと大変です。」
と先生はおっしゃって、「f」の解釈を一部意訳しました。

力強さを感じながらも、音量は落とすのです。

何という曲を選択してしまったのだろうと
思ったこともありました。
(「何という曲」=「難曲」・・・ナンチャッテ m(_ _)m)

ただ、フォルテ系の曲が苦手だった私が、
何の抵抗感もなく音を出せる曲ではあるんです。

ですから、きっと先生は、
私の選曲にもビックリだったでしょうし、
その後の取り組みにもビックリなさっていると思います。

そのような曲を、私はまだまだ弾ききれていません。
独特のリズムも、実は、まだ不十分であることがわかり、
装飾音風の速いトリルのような箇所も不安定で…。
下手に弾き込むと、手首に負担がかかりますしね。
でも、ここは、どうにか頑張るのみです!