<6月14日の誕生花>
ルリハコベ
・桜草(さくらそう)科
・学名 : Anagallis arvensis
ルリハコベ属
・原産地 : ヨーロッパ
<花言葉>
追想、約束、変わり身、変化、敬遠
今日の誕生花、ルリハコベの
花色は、青(瑠璃色)です。
花が瑠璃色で,全体の草姿がハコベに似ていることから、
「ルリハコベ」と呼ばれるようになりました。
また、赤い花の「アカバナルリハコベ」もあります。
ルリハコベの赤バージョンだからなのでしょうけれど、
ちょっとハテナなネーミング?(笑)
こちらの赤い色も、とっても綺麗です。
瑠璃色を、そのままのトーンで赤くしたイメージです。
花の色はものすごく魅惑的なのですが、
花自体はとても小さいので、
自然の中ではあまり目立たないかもしれません。
…
色を表現する日本語には、
微妙なニュアンスを伝える言葉もたくさんあります。
現代では 「えっ、どんな色?」 と、
すぐにはわからないような言葉も少なくないでしょう。
「瑠璃色」も、そのひとつかもしれません。
広辞苑には・・
① 紫色を帯びた紺色。
② 襲(かさね)の色目・浅葱(あさぎ)色の異称。
と書いてあります。
色に対する大ざっぱなイメージを持つことはできそうですが、
この説明だけで、色を正確に認識することは不可能でしょう。
コンピュータのカラーコードも調べてみたのですが、
いくつものコードが出てきてしまいました。
実際に映し出される色にも、
コードを構成している要素(数字やアルファベット)にも
かなりの差があります。
色を説明することは、難しいですね。
周囲を見回せば、たくさんの色が目に入ります。
同じように見える色でも、微妙に違っていたりします。
「十人十色」というのも、とても的を射た言葉なのだと、
妙に実感してしまいました。